目次
・チェック(1) その漢字、読めますか?
・チェック(2) 少しずつ練習していますか?
・チェック(3) 書きすぎていませんか?
・チェック(4) 小さな字で書いていませんか?
・チェック(5) わからないところをそのままにしていませんか?
漢字の学習チェックポイント
習った漢字も増えてきましたが、今までに学習した漢字はちゃんと定着しているでしょうか。ぜひこの時期に、お子さまの漢字の学習法を見直してみましょう。ここでは漢字の学習チェックポイントを5つご紹介します。
チェック(1)
その漢字、読めますか?
まずはじめに、その漢字の読み方を必ず確認しましょう。読めない字は書くことができませんので、まずは読めるようになることを目標にしましょう。
チェック(2)
少しずつ練習していますか?
一日にまとめて覚えようとしても、すぐに覚えることはできません。たとえば、学校に行く前の10分間で勉強するなど、毎日コツコツ少しずつ学習をしていきましょう。
チェック(3)
書きすぎていませんか?
機械的に何度も繰り返し書くだけの学習をしていると、覚えることより回数をこなすことが目的になり、かえって覚えられないだけでなく、漢字学習への意欲を失わせてしまいかねません。
チェック(4)
小さな字で書いていませんか?
大きく、丁寧に書くことによって、細かい字形も覚えやすくなります。小さな字で、字形の細かい部分が不明なまま学習していると、なかなか覚えられませんので注意しましょう。
チェック(5)
わからないところをそのままにしていませんか?
学校のテストでなければ、辞書で調べたり答えを見たりしてもかまいません。まちがって覚えてしまうよりも、正しい形をその場でしっかり覚えることを優先しましょう。ただし、答えを見た漢字は、後でもう一度見ないで書けるかどうか確認をしましょう。
『漢字トレーニングブック』を使いこなそう
小学生コースを受講している会員の方に、学年開始月に『漢字トレーニングブック』をお送りしています(1年分の漢字が1冊にまとまっています)。

『漢字トレーニングブック』は、3年生で習う漢字を部首ごとに配列し、回ごとに見開き2ページでコンパクトにまとめています。右側のページでは、漢字の「部首」「読み方」「熟語・例文」「筆順・画数」など、その漢字のことがすべてわかるようになっています。左側のページでは漢字の「確認問題」を設けており、問題演習をしながら漢字を覚えることができます。さらに「復習問題」「力だめし」にも取り組むことで、確実に漢字の読み書きが身につきます。

それぞれの問題を解いた後は、別冊の「答え」で答え合わせをしましょう。それぞれの問題のページには、≪できた問題≫の数を記入する欄が設けられているので、答え合わせの後に使いましょう。そして、できなかった問題は復習し、学習した漢字をしっかりマスターすることが大切です。
現在小学3年生のお子さまが小学4年生になると、「埼」や「阜」など、都道府県名で使われる漢字や読み方を新たに学習することになります。都道府県名を目にする機会があったら、その漢字についても確認してみるなどして、今のうちから自分が住んでいる都道府県以外の地域にも関心を広げられるとよいですね。
次回の学習ナビでは「3年生のうちに身につけておきたい丸つけ・解き直し」についてご紹介します!11/26(水)の更新をお楽しみに!