【4年生】小学生のうちに! 読書習慣をつける方法

「読書の秋」ですね。今回は、読書の習慣をつけるポイントについてご紹介します。

 

目次

・ポイント(1) 図鑑、漫画本、絵本もOK
・ポイント(2) 自然と読書に向かう環境づくりを
・ポイント(3) スマートフォンやタブレットを適宜活用しましょう


読書の習慣をつけるポイント

「読書の秋」ともいわれるこの時期。小学生期の読書の体験は、将来の進路選択に影響することもあります。今回の「学習Topic」では興味の幅を広げる読書の習慣をつけるポイントを3つ紹介します。


読書というと活字本を読むイメージが強いですが、ビジュアルが適宜入った気軽に読めるもの、図鑑や趣味の専門雑誌など絵本と活字本の中間に位置するような本や、漫画、絵本でも大丈夫です。お子さまが興味をもったものを読ませることで、さまざまな関心をもたせるきっかけとなります。


読書を習慣にするには、家の中が自然と読書に向かう雰囲気になっていることが大切です。家の中に常に本がある、保護者も読書をするなど、読書が生活の一部になっていると自然とお子さまも読書に向かっていきます。毎日、15分でも読書をする時間を決めて、その時間は保護者も読書をすると、お子さまも取り組みやすいでしょう。


スマートフォンやタブレットを使うと、本を持ち運ぶ必要がなくスキマ時間で読めるためとても手軽です。最近では、電子書籍サービスや各自治体の図書館でも電子図書のサービスが増えてきています。新しい読書の形として取り入れてみるのはいかがでしょうか。


興味の幅を広げる読書の体験

この先、中学・高校とお子さまが自分自身の進みたい道を見つけていく過程で、読書によって得た情報、関心は大きく影響します。自分がどのようなことに興味があり、深く追求したいと考えるのかを知るために、小学生のうちは幅広くいろいろなジャンルの本に触れておくといいですね。

なお、大学入試の個別選抜においても、読書体験が力を発揮する可能性があります。近年はますます、「アドミッション・ポリシー」つまり大学が求める人材像に即した形で入試が行われることが多く、学びに対する意欲・関心の強さが評価に加味される場合もあります。その意味でも、小学生時代から読書習慣をつけておくことは重要といえるでしょう。


読書とあわせて『漢字トレーニングブック』にも取り組みましょう

小学生コースを受講している会員の方に、学年開始月に『漢字トレーニングブック』をお送りしています(1年分の漢字が1冊にまとまっています)。

 

『漢字トレーニングブック』は、4年生で習う漢字を部首ごとに配列し、回ごとに見開き2ページでコンパクトにまとめています。右側のページでは、漢字の「部首」「読み方」「熟語・例文」「筆順・画数」など、その漢字のことがすべてわかるようになっています。左側のページでは漢字の「確認問題」を設けており、問題演習をしながら漢字を覚えることができます。さらに「復習問題」「力だめし」にも取り組むことで、確実に漢字の読み書きが身につきます。

それぞれの問題を解いた後は、別冊の「答え」で答え合わせをしましょう。それぞれの問題のページには、≪できた問題≫の数を記入する欄が設けられているので、答え合わせの後に使いましょう。そして、できなかった問題は復習し、学習した漢字をしっかりマスターすることが大切です。

『漢字トレーニングブック』は、学年別漢字配当表に対応していますので、各小学校での指導にあわせ、長期休みや学校のテスト前などにご利用ください。

小学4年生で学習する漢字のうち、「茨」「媛」などは、都道府県名で使われる漢字や読み方ですので、社会の学習と関連付けて覚えることがおすすめです。

 

次回の学習ナビでは、「公立中高一貫校について今のうちから知っておきたいこと」をご紹介します!11/26(水)の更新をお楽しみに!

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