目次
いま身につけたい学習習慣
4年生になるまでに身につけてほしい学習習慣があります。それはお子さまが
- 自分で丸つけができるようになる
- まちがえた問題の解答解説を読む
- 自分の答えと解答が違った問題は解き直しをする
ということです。
3年生の間は保護者の方が丸つけをされているご家庭も多いかと思いますが、丸つけそのものにも学習効果があります。自分の書いた答えと解答を見比べて違いを見つけることこそ、得点アップのポイントです。最初は記号問題だけでもかまいませんので、できるところから少しずつ自分で丸つけができるように練習し、その過程で「解答解説を読む」「解き直しをする」までを一連の学習習慣として身につけていきましょう。
Ｚ会の『答えと考え方』はお子さま一人でも理解できるように作られています。各教科の『答えと考え方』のなかにあるこのようなアイコンに注目して、考え方を確認してみてください。
『答えと考え方』のこのアイコンに注目
『エブリスタディ』『エブリスタディ 答えと考え方』を読んでもわからない問題は、「Ｚ会小学生アプリ」から質問ができます。「Ｚ会小学生アプリ」のトップ画面の「質問」からご質問ください。
保護者の方は、保護者向けサイト「my Z（マイゼット）」からご質問いただけます。「各種お手続き・お問い合わせ」からご利用ください。
保護者の方の声のかけ方
お子さま一人で丸つけから解き直しまでできるようになるための、保護者の方の声かけの例をご紹介します。
● 丸つけをする際
「漢字は、トメ・ハネや画数があっているかもよく見てみよう」
「記述問題は、答えに必要な言葉が入っているかを確かめてみようね」
記述問題の丸つけは、「要素に不足がないか」や「必要な言葉が入っていても文の意味が変わっていないか」などの確かめが必要になります。最初は保護者の方が、押さえるべきポイントを解答解説の中から示してあげるとよいでしょう。
● 解答解説を読む際
「自分が考えた解き方と違うところはないか比べながら読んでみようね」
解答解説の中にも、読むべきポイントがあります。一通り読んでいるようでも、理解が浅い様子が見える場合は、読むべきポイントはどこかを示してあげるとよいでしょう。慣れてきたら、押さえるポイントはどこか、お子さま自身で説明できるようにするとより理解が深まります。
● 解き直しをする際
「（解き直し後に）がんばってもう一度取り組めたね」
小学生のお子さまが、一度取り組んだ問題に再度取り組むことは、それだけで素晴らしいことです。 最初はなかなか解き直しができないお子さまもいらっしゃいますが、がんばって取り組んだことをおおいにほめていただき、解き直しの習慣づけにつなげてください。
次回の学習ナビでは、学習時間を確保するコツをご紹介します。お子さまももうすぐ4年生。学習スタイルを見直すきっかけにしてみてください。12/24（水）の更新をお楽しみに！