体験をとおして理科・社会の土台を育てる「経験学習」
「経験学習」は、「理科」「社会」へのつながりを強めたZ会オリジナルの教科です。
理科・社会につながる体験課題を毎月交互にお届けします。
実際に体験したことは記憶に残りやすく、「体験したことがある」「ちょっと知っている」ということが、関連事項の理解や関連知識の習得を容易にし、お子さまの自信・やる気にもつながります。
これらの経験が、低学年の今、好奇心や感性を育てるのみならず、3年生以降に理科・社会を学習する際の土台として、いきてきます。毎月多種多様なテーマを用意しているので、ぜひ先のテーマもチェックして、楽しみにお待ちください。
※体験テーマは
こちらでご確認ください。
取り組みのコツをご紹介!
1年生のときと比べてやりたいことも増え、「経験学習」に取り組みにくくなってきてしまったというご家庭もあるでしょう。Z会によく寄せられる「経験学習」についてのお悩みの解消法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
材料が手に入らないときは……
⇒『わくわくエブリスタディ けいけん』などを参考に、代替品の使用をご検討ください。
身近な素材を使った体験を多く掲載していますが、ご家庭の生活習慣や地域によっては手に入りにくい素材もあるようです。手に入りにくいと思われるものについては、『わくわくエブリスタディ けいけん』で代替品を紹介しています。
また、『わくわくエブリスタディ けいけん』裏表紙には、次月の予告と準備物を掲載しています。あらかじめ確認いただき、生活のなかで素材となりそうなものが出たときには捨てずにとっておいていただくと、当月慌てて用意せずにすみます。
※準備物については「my Z(マイゼット)」会員専用メニューの「学習コンテンツ」から、よりくわしい内容をご確認いただけます。
「my Z」の詳細とご利用方法は
こちら
取り組みの時間が取れないときは……
⇒体験のうち一部にだけ取り組んでもかまいません。まとめて取り組んでもOKです!
「経験学習」にかかる時間は約2時間。なかなかまとまった時間が取れないという方もいらっしゃいます。その場合は、体験のうち一部にだけ取り組んでもかまいません。また、「理科のめ」「社会のめ」に目を通すだけでも気づきがあるでしょう。
どうしても当月内に取り組めなかった場合は、長期休みなど時間を取りやすいときにまとめて取り組むのもよいでしょう。「けいけんシート」は「提出目標日」を過ぎても、添削有効期間内であれば講評を入れてお返しします。有効期間は約1年。「けいけんシート」に記載していますので、ご確認ください。
「けいけんシート」の作文が書けないときは……
⇒伝える相手を意識するように声をかけてみてください。
「体験したときの様子や気持ちを先生に教えてあげようね」と、伝える相手を意識するように声をかけてみてください。作文に苦手意識がある場合は、先生に手紙を送るつもりで書いてみるとよいでしょう。いきなり文章を書くのではなく、事前に体験したときのことを鮮明に思い出すような会話をしておくと、表現しやすくなります。何を書くか迷う場合は、「ふりかえり」に記入した内容をふくらませて書いてもよいでしょう。
また、文章は短くてもかまわないということをお子さまにお伝えください。担任指導者がお子さまの表現を丁寧に受け止め、よさを見いだしてほめるコメントや、体験をしたときのお子さまの思いや気づきなどを引き出す問いかけなどを添えてお返しいたします。まずは、お子さまが自分の力で表現した「けいけんシート」をご提出ください。
「経験学習」の発展方法
体験したあと、お子さまが「もっとやりたい」などと言うようであれば、ぜひその意欲を尊重してあげていただければと思います。
- 体験中に疑問に思ったことを書き留めておいて調べ学習に挑戦する
- 調べて気づいたことと合わせて体験ノートを作成する
など、発展させて取り組むのもおすすめです。
保護者の方は、たとえば6月のテーマ「天気を かんそくしよう」であれば、教材内の「取り組みについて」を参考に「テレビや気象庁のページなどで発表しているお天気と、自分で観測したお天気に違いはあるかな?」などと新たな視点を紹介したり、お子さまの疑問や発見を広げたりするようなお声がけをしていただければと思います。
もちろん、大人が何か特別に学ばせようとしなくても、お子さまは体験のなかで多くを感じ、学んでいます。
その姿をそっと見守りながら、「いつでも受け止めるよ」という姿勢で待つことが、お子さまが自分から学ぶ力をつける何よりの方法となるでしょう。
今後の理科・社会学習のきっかけに! みらいたんけん学習「ちしき」
▲7月「音の ふしぎ」
学びのスタート期である低学年の今は、自然や社会とのかかわりに関心をもつことが重要です。理科(自然)・社会に関するさまざまな概念を理解していこうとするとき、それまでに得た知識が興味・関心や理解力のベースになります。つまり、低学年時にいろいろな知識に触れておくことが、3年生からの理科・社会の学習に向かう際の基礎体力となるのです。
小学生タブレットコースの「みらいたんけん学習」は、探究心を刺激する、Z会オリジナル教科。「ちしき」と「しこう」の2つの軸で学びます。今回は理科・社会の学習の土台になる「ちしき」をご紹介します。
知識を得る楽しさを実感。興味の幅が広がる!
「ちしき」は身近なテーマをスタート地点とし、視野を広げ、自ら新たな知識を学びたいという知的好奇心を育むカリキュラムになっています。また、学習指導要領にとらわれないさまざまな内容に触れるので、興味の幅も広がります。
楽しく学んだ記憶が「学びのとっかかり」となって、この先の学習を助け、幅広い好奇心や探究心につながることでしょう。

楽しく学んでしっかり定着!
▲8月「夜の せかい ~まち~」
<じゅぎょう>
アニメーション、映像、音声、イラストをタップするしかけなど、目・耳・手を使いながら学習するので、文章だけでは理解が難しい内容も楽しく学ぶことができます。
また学習を進めながらスタンプを発見するしかけで、意欲的に学習に取り組むことができます。
▲6月「おやくだち 天気よほう」
<みらいたんけんレポート>
じゅぎょうのあとは、学習内容や自分の考えを表現する「みらいたんけんレポート」に取り組み、学習を振り返ることで、内容の定着をはかります。
※提出課題ではありません。
※教材のデザイン・内容は変更する場合があります。
▲7月「音の ふしぎ」
<ひょうしょうじょう>
学習の最後には、学習完了をたたえる表彰状が表示されます。テーマに沿った表彰状なので、毎月の学習が楽しみになります。