<中学受験・今月中にやっておこう!>受験準備10月編 出願書類を準備する

入試本番までに保護者の方にはどういった準備が必要になるのか、その月ごとの「ToDo」(=やっておこう!)をお伝えします。

 

 

 

10月のテーマ 出願書類を準備する

今月のテーマは「出願書類を準備する」。実際の出願にはまだ少し時間がありますが、出願書類や募集要項には前もってよく目を通しておき、調査書や写真など、必要な書類や資料は、少しずつ準備しておきたいものです。何がいつ、必要になるのか、おおまかな流れをチェックしておくようにしましょう。
またそろそろ志願理由書や面接などといった、学科試験以外で必要なことの対策もしておきたいところ。学校行事や公開模試などで忙しい日が続きますが、保護者の方は通常の勉強以外にも何が必要になるのかをよく考え、できるところから進めていきましょう。

 


 

今まで受験については周囲に言うことを控えてきたという方も、学校によっては調査書などの書類を担任の先生に記入してもらう必要がありますし、受験日に学校を休むこともあります。先生には中学受験をすることを、折を見て伝えておきましょう。

 
 

そろそろ面接対策についても少しずつ考えておくことをおすすめします。「参考程度」という学校は、ふだんの言葉づかいに多少気をつける程度で、それほど気にする必要はありません。ですが、長時間の面接がある学校の場合には、過去の質問例を参考にしながら対策をとることが必要です。何を聞かれるか、何を準備すればよいかといったことは、秋以降の説明会で説明されることが多いので、チェックしておきましょう。学校側が非公開としている場合には、市販の対策本などを1冊購入し、ざっと読んで練習しておくのもよいでしょう。

 
 

よく熱を出したり体調を崩したりしやすいお子さまの場合、当日体調を崩してしまったら、と心配になることでしょう。冬の受験シーズンはインフルエンザや新型コロナウイルス感染症が流行しやすい時期です。
気になることがあれば学校に問い合わせたり、学校の公式Webサイトで確認したりしてください(学校の公式Webサイトでは「入試Q&A」といったかたちで説明を載せていることもあります)。当日体調を崩した場合には保健室受験が可能な学校もありますし、悪天候の場合の対応なども含め、学校説明会で説明されることもありますので、当日何があってもあわてないように事前に情報収集を進めることが大切です。

 
 

まだ早い、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、保護者面接がある学校の場合、早めに準備しておいたというご家庭が多いようです。ちなみにデパートなどで売っているいわゆる「お受験スーツ」は、おもに幼稚園・小学校受験を視野に入れたものですので、無理に紺のスーツやジャケットを用意する必要はありません。保護者同伴面接がある場合でも、説明会などに出席している保護者の様子を見て、服装を考えておきましょう。
お子さまの服装で迷われる方もいらっしゃるようですが、「子どもらしい服装」であれば、合否に影響することはまずありません。脱ぎ着しやすく勉強に集中できるような、着慣れたものを着せてあげたいものです。ただ、面接がある学校の場合、合否には影響なくとも、周囲とあまりに違うかっこうだと、お子さまが萎縮してしまうこともありますので、ジャケットを着せる、えりのある服にするなどといった、ある程度の配慮はしたほうがいいでしょう。

 

願書に貼る写真は早めに手配しましょう。一校あたり複数枚必要になることが多いうえ、学校によって指示されるサイズもさまざまです。写真館などで撮影した写真をデータで納品してもらい、必要な枚数・サイズの写真をまとめてプリントしておくと安心です。また、Web出願の場合は、顔写真のデータの提出の形式(JPEG形式など)を事前に確認しておくとよいでしょう。とくに受験票に貼る写真については、当日の本人確認にも使われるものですので、眼鏡の有無など、当日とあまり大きな違いがないように配慮してください。
写真がはがれてしまったときのために、とくに指示がなくても写真の裏面には名前を書いておきましょう。

 

次回の受験サポートは、10月9日(木)更新予定で、「【中学受験】出願シミュレーションをしてみましょう!」になります。

中学受験コース6年生受験サポート記事一覧はこちら

 

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