【国語】９月から漢字の学習がスタート
▲9月号 第8回「かん字でかぞえよう」
小学1年生の国語では、9月からいよいよ漢字の学習がスタートします。Ｚ会小学生コース1年生でも9月号の『わくわくエブリスタディ』からは、1年生で学習する漢字80字について、教材で未習であっても原則として漢字で表記します。
学習単元としては「漢数字」が初めて登場し、『ドリルＺ』でも「かん字のれんしゅう」を盛り込んでいます。
学校の進度によっては、まだ漢字学習が始まっていなかったり、あるいは漢字の学習順がＺ会とは多少異なったりすることもあるかもしれませんが、そのような場合はどう進めればよいでしょうか。
Ｚ会のカリキュラムは、できるだけ「意味のまとまり」ごとに漢字を学習できるように、独自の順序で構成しています。漢字を意味のまとまりからグループ化して覚えていくことは、漢字を効率的に覚えていくために有効だと考えているからです。
学校の教科書では、作品中に出てくる言葉を使って漢字を学習していくため、必ずしも意味のまとまりごとに学習することができない場合があります。まだ学校で習っていない漢字をＺ会の教材で先に学ぶことに抵抗のあるご家庭もあるかもしれませんが、一度その漢字にふれていれば、学校で習ったときの定着度が違います。最初に学習した段階で完璧にマスターすることはできないかもしれませんが、それでかまわないのです。
しかし、習っていない漢字に対してお子さまが負担を感じられるようでしたら、学校で習ってから「てんさくもんだい」に取り組んでいただいてもよいですし、習っていない漢字を記入せずに「てんさくもんだい」を提出していただいてもかまいません。
「小１かん字ポスター」
9月号教材に同封して、1年生で学習する漢字80字を掲載した「小１かん字ポスター」をお送りしています。ご家庭の目立つ場所にお子さまの目線の高さに合わせてはり、「今日習った漢字はあるかな？」「これ知ってる？」などと話題にしながら、楽しく覚えるためのツールとしてお使いください。
【国語】よむ・かく
小学1年生のこの時期までにひらがな・かたかなを覚え、「よむ」・「かく」ことにもだいぶ慣れてきたことでしょう。Ｚ会のカリキュラムでも、ここから少し高度な作品をあつかっていきます。
具体的には「物語の場面の様子・登場人物の気持ちを読み取る」「文章に書かれている事柄の順序を読み取る」といった少し高度な「よむ」学習のための作品にふれる機会が出てきます。また「かく」ほうも、「対象となるものについて観察し、その特徴などの材料を集めて書く」という段階に入っていきます。
自分とは違う人の考えたこと、自分とは異なる状況のことを文章から拾い集めるには、漠然とではなく、注意深く「よむ」ことが必要です。さらに頭のなかにある事象をまとめて文章化して「かく」のはもう一段階難しい作業となっていきます。お子さまが難しく感じているようなら、一度保護者の方に「はなす」段階をふむとよいでしょう。頭のなかにあるものについて「はなす」ことがうまくいかないようなら、保護者の方から「何をしようとしたのかな」「どうしてそんなことを言ったのかな」などと声をかけてきっかけを作ります。
より注意深く「よむ」スキルを身につけるための「発展」として、9月号から『サポートブック』に保護者の方の問いかけ例を掲載しています。さらに、より長い文章を書きたいときや書き直しをしたい場合に備え、「さく文ようし」も設けました。ぜひご活用ください。
【算数】日常生活で「とけい」の学習を
小学1年生の算数では、秋から「とけい」の学習がスタートします。10進法が身についたばかりなのに、もう60進法の概念にふれるわけですから、難しいものです。実際にここでつまずくお子さまも多い単元ですが、のちに「2時半の45分後は何時何分？」といった時間の計算につながっていきますので、ぜひスムーズに読み取れるようにしていきましょう。
9月号では「何時、何時半」を確実に読めるようになることをめざしていきます。まだ学校で習っていない場合もあるかもしれませんが、時計に関しては学習として取り組むよりも経験を積むほうが効果的なので、今からご家庭で少しずつ始めていきましょう。具体的には、ふだんから「○時半にご飯にするよ」「○時○分に出発できるようにしたくしよう」といった声かけをし、なるべく多く時計を見たり時間を意識したりするといいですね。
また、もう「とけい」が読めるというお子さまも、まだ長針と短針の位置を視覚的に認識しているだけかもしれません。１目盛の呼び方や針の動き方が長針と短針とでは異なることなど、より高度な理解に結びつけていくためにも、ご家庭で積極的に、また楽しく時計を見せていきましょう。
【国語】９月から漢字の学習がスタート
小学1年生の国語では、9月から漢字の学習がスタートします。Ｚ会小学生タブレットコース1年生でも、9月号からは、1年生で学習する漢字80字について、教材で未習であっても原則として漢字で表記します。
学校の進度によっては、まだ漢字学習が始まっていなかったり、あるいは漢字の学習順がＺ会と異なったりすることがあるかもしれません。Ｚ会のカリキュラムは、できるだけ「意味のまとまり」ごとに漢字を学習できるように、独自の順序で構成しています。漢字を意味のまとまりからグループ化して覚えていくことは、漢字を効率的に覚えていくために有効だと考えているからです。
学校の教科書では、作品中に出てくる言葉を使って漢字を学習していくため、必ずしも意味のまとまりごとに学習することができない場合があります。まだ学校で習っていない漢字をＺ会の教材で先に学ぶことに抵抗のあるご家庭もあるかもしれませんが、一度その漢字にふれていれば、学校で習ったときの定着度が違います。最初に学習した段階で完璧にマスターすることはできないかもしれませんが、それでかまわないのです。
しかし、習っていない漢字に対してお子さまが負担を感じられるようでしたら、学校で習ってから取り組んでいただいても結構です。
「書く」ことが大切な低学年のお子さまを伸ばすタブレットの指導
「Ｚ会小学生アプリ」内の「もじの かきかた」では、タブレット上で書き取り練習に取り組むことができます。
「書き取り練習」では、アニメーションで筆順を確認できるほか、なぞり書きの文字を表示させて、書いた文字の字形を判定することができます。
「問題」では、書き取り練習で学んだ字を正しく書けるかどうか確認します。自動採点で、その場で正誤がわかります。
【算数】日常生活で「とけい」の学習を
▲9月号 第6回「なんじ なんじはん」アニメーション
小学1年生の算数では、秋から「とけい」の学習がスタートします。10進法が身についたばかりなのに、もう60進法の概念にふれるわけですから、難しいものです。実際にここでつまずくお子さまも多い単元ですが、のちに「2時半の45分後は何時何分？」といった時間の計算につながっていきますので、ぜひスムーズに読み取れるようにしていきましょう。小学生タブレットコース1年生9月号では「何時、何時半」を確実に読めるようになることをめざしていきます。アニメーションを使った説明と自動採点の問題を通して「何時、何時半」をしっかり定着させることができます。
▲9月号 第6回「なんじ なんじはん」問題
まだ学校で習っていない場合もあるかもしれませんが、時計に関しては学習として取り組むよりも経験を積むほうが効果的なので、今からご家庭で少しずつ始めていきましょう。具体的には、ふだんから「○時半にご飯にするよ」「○時○分に出発できるようにしたくしよう」といった声かけをし、なるべく多く時計を見たり時間を意識したりするといいですね。
また、もう「とけい」が読めるというお子さまも、１目盛の呼び方や針の動き方が長針と短針とでは異なることなど、より高度な理解に結びつけていくためにも、ご家庭で積極的に、また楽しく時計を見せていきましょう。
