低学年の学習は「短い時間」で「数多く」
▲1年生の学習時間・学習回数
低学年のうちは、1日に何時間も集中して勉強するのは難しいものです。家庭学習は学校の宿題も合わせて1日あたり30分~1時間程度にすると、無理なく続けられます。
小学生コース1年生は1日あたり15分程度でこなせる学習量です。平日に毎日取り組めば、それほど負担なくこなせる分量です。
しかし、これを週末にまとめて取り組もうとすると、それなりにまとまった時間をかけて、一気にやらなくてはなりません。やはり少しずつでもいいので毎日進めるようにしたいところです。
お子さまと「一緒に」計画を立てる
習いごとが忙しいという方こそ、1カ月単位の計画を立てて進めることをおすすめします。
分量を見積もり、1カ月をかけて目標を達成するために毎日何をすべきかを考え、実行することは、お子さまの将来的な「見積もり力」や「計画力」につながりますので、計画を立てる際は、ぜひお子さまの意見を聞きながら「一緒に」立ててみてください。「お子さま自身が主体性をもって決めた」計画であるという実感によって、「自分で決めたことをこなせた!」という成功体験になります。
計画のコツ
●モデルスケジュールを活用しよう
Z会おすすめの「モデルスケジュール」を「がくしゅうカレンダー」に毎月掲載しています。これをベースに、習いごとや学校行事、外出予定などを加味して、お子さま独自の計画を立ててください。
●必ず予備日を設ける
計画がずれてしまったときもリカバリーできるよう、週末などに予備日を設けておきましょう。
●習いごとのある日は負担を軽くする
1日の学習時間にこだわりすぎることなく、習いごとが多い日は『ドリルZ』のみにする、Z会は休みにするなど調整しましょう。
●大まかな計画でもOK
毎日取り組む分をきっちり決めると負担になるという場合は、「1週間でどのくらい終わらせるか」というざっくりとした計画でもかまいません。
●ときには「うまくいかない」という体験を
計画どおりにいかなくなりそうなとき、先回りしてすべて調整してあげるのではなく、ときにはそのままお子さまに任せてみましょう。どんなとき計画が実行できないのか、どうすれば取り戻せるのか、自分で考えて調整する力が身につきます。取り組めなかった分は予備日をあてましょう。
1日のなかでいつ取り組むかを決めておく
ごはんを食べたり、お風呂に入ったりするのと同じように、毎日何分間かのZ会の学習が「あたりまえ」のことになれば、習いごとが忙しくても取り組めます。学習の習慣は、学年が進んでからだと身につきにくくなりますので、今のうちが肝要です。
習いごとのある日でも『ドリルZ』だけはやるなど、お子さまに合わせた「習慣化するためのルール」をつくってみましょう。シンプルなルールほどお子さまにとっても「あたりまえ」と認識しやすく、習慣づけに役立ちます。
すきま時間を活用しよう
いつでも、取り組みたいときに気軽に取り組めるのが通信教育のよさです。まとまった時間がとれなくても、できるときにできる分だけ取り組みましょう。
とはいえ、低学年のうちは、お子さま自身が時間に応じて課題を選択するのは難しいものです。「夕ごはんができるまでの時間に『ドリルZ』を1回分やろうね」など、いつがすきま時間で何にどのくらい取り組めるのか、保護者の方が具体的に示すことで、徐々に時間の使い方が工夫できるようになっていきます。
お子さまひとりで行う部分を明確にする
習いごとに加え、保護者の方の予定に左右されて学習しにくいという場合は、「ひとりで進められるところは進めておく」というルールを作っておくとよいでしょう。
たとえば『ドリルZ』はひとりで取り組む、丸つけまで自分でやる、などです。ある程度自主性に任せることで、「自分ひとりで取り組めた」という成功体験につながります。
両立によって身につけた自信が「継続する力」に
低学年のお子さまの学習の習慣づけのために最も大事なのは、任せきりにしないことです。毎日5分程度でいいので、今日やったことや明日やることを確認するようにしてください。
「今日やったこと」に関しては、目をとおして「はげましスタンプ」を押してあげたり、赤ペンで花丸や「がんばっているね!」と書き込んだりするだけでかまいません。
「明日やること」に関しては、「明日は習いごとがないしお母さんは○時ごろ帰るから、一緒に『わくわくエブリスタディ』をやろうね」などと具体的に示すとよいでしょう。保護者の方がつきっきりで見てあげられなくても、お子さまの取り組みに親子で向かい合う時間が毎日存在することが大切です。
取り組みを認められ、励まされることが、お子さまの自信や「継続する力」の源泉となります。保護者の方も今はご負担に感じることもあるかもしれませんが、習慣づけさえできれば、ふと手が離れてラクになる瞬間がきます。Z会も応援しています。
第2回「あしあとレポート」を12月上旬までに配信!
お子さまの答案提出状況などから読み取れる学びの成果、のびている点などについて、国語・算数・経験学習それぞれのご報告や、教科をまたいだ学習全般のアドバイスを担任指導者からお伝えします。
ぜひ答案をご提出ください!
2025年12月上旬までに配信(予定)
対象答案:2025年7月号~10月号
※10月末時点で11月号を受講されている方に、7月号~10月号の答案をもとにご報告・アドバイスを行います。10月号の提出目標日は2025年10月31日(金)です。
低学年の学習は「短い時間」で「数多く」
▲1年生の学習時間・学習回数
低学年のうちは、1日に何時間も集中して勉強するのは難しいものです。家庭学習は学校の宿題も合わせて1日あたり30分~1時間程度にすると、無理なく続けられます。
小学生タブレットコース1年生は1日あたり15分程度でこなせる学習量です。平日に毎日取り組めば、それほど負担なくこなせる分量です。
しかし、これを週末にまとめて取り組もうとすると、それなりにまとまった時間をかけて、一気にやらなくてはなりません。やはり少しずつでもいいので毎日進めるようにしたいところです。
お子さまと「一緒に」計画を調整
習いごとが忙しいという方こそ、1カ月単位の計画を立てて進めることをおすすめします。
習いごとなどの予定を加味して、どのくらいならこなせるかを考え、実行することは、お子さまの将来的な「計画力」につながります。低学年のうちは、ぜひお子さまの意見を聞きながら「一緒に」計画を調整してください。「お子さま自身が主体性をもって決めた」計画であるという実感によって、「自分で決めたことをこなせた!」という成功体験になります。
計画のコツ
●配信されたスケジュールを、自分の予定に合わせて調整する
毎月配信されるスケジュールをベースに、習いごとや学校行事、外出予定などを加味して、お子さま独自の計画を立ててください。
●必ず予備日を設ける
計画がずれてしまったときもリカバリーできるよう、週末などに予備日を設けておきましょう。
●習いごとのある日は負担を軽くする
毎日学習に取り組むことにこだわりすぎることなく、習いごとが多い日はZ会は休みにするなど調整しましょう。
●計画は週ごとに見直してもOK
1カ月分の計画を最初にきっちり決めても、計画どおりに進められなかったりプレッシャーになってしまったりする場合は、「この1週間の様子を見て、次の1週間の計画を考える」のように、都度計画を調整するのもよいでしょう。
●ときには「うまくいかない」という体験を
計画どおりにいかなくなりそうなとき、先回りしてすべて調整してあげるのではなく、ときにはそのままお子さまに任せてみましょう。どんなとき計画が実行できないのか、どうすれば取り戻せるのか、自分で考えて調整する力が身につきます。取り組めなかった分は予備日をあてましょう。
1日のなかでいつ取り組むかを決めておく
ごはんを食べたり、お風呂に入ったりするのと同じように、毎日何分間かのZ会の学習が「あたりまえ」のことになれば、習いごとが忙しくても取り組めます。学習の習慣は、学年が進んでからだと身につきにくくなりますので、今のうちが肝要です。
習いごとのある日は15分早起きして朝に取り組むなど、お子さまに合わせた「習慣化するためのルール」をつくってみましょう。シンプルなルールほどお子さまにとっても「あたりまえ」と認識しやすく、習慣づけに役立ちます。
すきま時間を活用しよう
いつでも、取り組みたいときに気軽に取り組めるのが通信教育のよさです。まとまった時間がとれなくても、できるときにできる分だけ取り組みましょう。
とはいえ、低学年のうちは、お子さま自身が時間に応じて課題を選択するのは難しいものです。「夕ごはんができるまでの時間に1コマ分進めようね」など、いつがすきま時間で何にどのくらい取り組めるのか、保護者の方が具体的に示すことで、徐々に時間の使い方が工夫できるようになっていきます。
お子さまひとりで進められるところは進めておく
小学生タブレットコース1年生は自動採点でどの問題も解説を確認でき、ある程度のところまではお子さまひとりで進められる設計になっていますので、「ひとりで進められるところは進めておく」ことができるようになるとよいでしょう。解説を聞いたり読んだりしても自分ひとりだと理解が難しい問題だけ、あとで保護者の方と一緒に確認する、などとしておきます。自主性に任せることで、「自分ひとりで取り組めた」という成功体験につながります。
両立によって身につけた自信が「継続する力」に
低学年のお子さまの学習の習慣づけのために最も大事なのは、任せきりにしないことです。毎日5分程度でいいので、今日やったことや明日やることを確認するようにしてください。「今週は計画どおり進められたね」とほめたり、「習いごとの日は疲れちゃったんだね。残りは週末に取り組もう」などのアドバイスをしたり、具体的にお声がけいただけるとよいでしょう。保護者の方がつきっきりで見てあげられなくても、お子さまの取り組みに親子で向かい合う時間が定期的に存在することが大切です。
取り組みを認められ、励まされることが、お子さまの自信や「継続する力」の源泉となります。保護者の方も今はご負担に感じることもあるかもしれませんが、習慣づけさえできれば、ふと手が離れてラクになる瞬間がきます。Z会も応援しています。