お子さまがニュースに興味・関心をもち、社会の出来事について自分で考える機会にしていただければ幸いです。お子さまがとくに興味をもたれた点については、その内容について一緒に調べたりご家族で話し合ったりしてもよいですね。
*難しい漢字は、保護者の方がお子さまに教えてあげてください。
問題提供:日本ニュース時事能力検定協会
小学校で学んだ社会科の知識・理解を生かせる問題です。
小学校社会科や、中学校社会科の地理的分野や歴史的分野で学んだことを生かせる問題です。
中学校社会科の公民的分野で学習したことを生かせる問題です。
問1
外国から輸入されるものには、輸入する側の国が通常、【 A 】という税金をかけます。
ただし、二つ以上の国々が貿易を盛んにするため、輸入品にかける【 A 】を互いに【 B 】取り決めを交わすケースも増えています。【 A 】【 B 】にあてはまる言葉の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
① A-住民税 B-なくす
② A-住民税 B-引き上げる
③ A-関税 B-なくす
④ A-関税 B-引き上げる
問2
新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどに感染したときに症状が重くならないようにするため、感染力の弱いウイルスなどから作られる【 】を「予防接種」することで免疫(病原体と闘う仕組み)を作る方法があります。【 】にあてはまる言葉を一つ選びなさい。
① カロリー
② ビタミン
③ ブロック
④ ワクチン
問3
世界を平和にするためには、戦争や紛争をなくす努力だけでなく、貧しさや飢えに苦しむ人たちの生活を助けたり、途上国の国づくりを支援したりすることも大切です。平和のために活動する組織について正しい説明を一つ選びなさい。
① ユニセフ:飢えや病気で苦しむ子どもを救う活動をしている。
② 非政府組織(NGO):国際連合(国連)の機関で、紛争を防ぐための活動をしている。
③ 青年海外協力隊:途上国を支援するため、国連が派遣している。
④ 赤い羽根共同募金:世界的な組織で、戦争などでけがをした人を治療している。
問4
日本国憲法が制定された当時には想定されていなかった権利は「新しい人権」とも呼ばれます。「新しい人権」の例にあてはまるものを一つ選びなさい。
① 生存権
② 環境権
③ 表現の自由
④ 思想・良心の自由
※ヒント:良好な環境(きれいな空気や水、静けさ、日照など)の下で生活する権利です。
問5
一般に、景気が悪くなると、雇用(働き口)は【 A 】傾向にあります。また、3カ月や半年といった短い期間の契約で働く【 B 】の労働者も、契約切れなどを理由に職を失いがちです。【 A 】【 B 】にあてはまる言葉の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
① A-増える B-正規雇用
② A-増える B-非正規雇用
③ A-減る B-正規雇用
④ A-減る B-非正規雇用
問6
再生可能エネルギー(再エネ)の一つである「バイオマス発電」について、正しい説明を一つ選びなさい。
① バイオマスとは動植物から生じる資源で、生ごみや動物のふんが一である。
② 火山活動で生み出される熱を使って発電する。
③ 天候が悪いときや夜間は発電できない。
④ 森林破壊を招くとして、国内で禁止されることが決まっている。
ニュース検定のご紹介
ニュース時事能力検定(ニュース検定、N検)は、新聞やテレビ、SNSなどで発信されるニュース報道を読み解き、活用する力(時事力)を養い、認定する検定です。中学入試で増えている「時事問題」への対策はもちろん、国語や算数の長文問題を正確に読みこなす力の養成にも役立ちます。
検定は年3回(6月/11月/2月)実施。検定日や受付期間など最新の情報は公式サイトをご確認ください。
<主催>日本ニュース時事能力検定協会、毎日新聞社、朝日新聞社、毎日教育総合研究所、全国の地方新聞社・放送局
次回の「ニュース検定にチャレンジ」は、7月9日(水)更新予定です。
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