お子さまがニュースに興味・関心をもち、社会の出来事について自分で考える機会にしていただければ幸いです。お子さまがとくに興味をもたれた点については、その内容について一緒に調べたりご家族で話し合ったりしてもよいですね。
*難しい漢字は、保護者の方がお子さまに教えてあげてください。
問題提供:日本ニュース時事能力検定協会
小学校で学んだ社会科の知識・理解を生かせるレベルの問題です。
小学校社会科や、中学校社会科の地理的分野や歴史的分野で学んだことを生かせるレベルの問題です。
中学校社会科の公民的分野で学習したことを生かせる問題です。
問1
日本国憲法は、さまざまな「基本的人権」を国民に保障しています。基本的人権の例にあてはまらないものを一つ選びなさい。
① 税金を国や地方自治体に納める。
② 自分の意見を書物などで自由に発表する。
③ 人種や性別、信条などを理由に差別されない。
④ 一定の年齢になれば、国会議員などを選ぶ選挙で投票できる。
問2
冷凍食品の包装に「海のエコラベル 持続可能な漁業で獲られた水産物」と書かれたラベルが表示されているものがあります。この場合の「持続可能」とはどのような意味ですか。その例として正しい説明を一つ選びなさい。
① 海の環境や水産資源を大切にして、将来に引き継いでいくこと。
② 垂れ流された工場や家庭の排水で海が汚染されること。
③ 環境を破壊してもよいのでたくさんの魚をとること。
④ 異常気象で大量の魚が絶滅すること。
問3
「高齢化」とはどのようなことですか。正しい説明を一つ選びなさい。
① 人口に占めるお年寄りの割合が高まることだ。
② 生まれる子どもの数が増えることだ。
③ 大学を卒業する人の割合が高まることだ。
④ 結婚しない人が増えることだ。
ヒント:生まれる子どもの数が減る「少子化」と合わせて「少子高齢化」といわれます。
問4
原子爆弾(原爆)が1945年8月6日、広島に投下されました。原爆について正しい説明を一つ選びなさい。
① 原爆を広島に投下したのはソ連(現在のロシアなど)だ。
② 広島に原爆が投下された3日後の8月9日には、沖縄に原爆が投下された。
③ 日本は世界で2番目に戦争で被爆した国だ。
④ 原爆の放射線を大量に浴びたため、今でも病気に苦しんでいる人がいる。
ヒント:原爆投下直後に命を落とさなかった人でも、数千℃にまで達した熱線でやけどを負ったり、爆風でけがをしたりしました。
問5
日本は「食料自給率」(国内で消費される食料が、国内で生産されたものでどれだけまかなえているかを示す割合)が低いことが課題とされています。これに関連して、次の農産物のうち、日本の自給率が最も高いものを一つ選びなさい。
① コメ
② 大豆
③ 小麦
④ 牛肉
問6
ドローン(無人航空機)について、正しい説明を一つ選びなさい。
① 災害時の人命救助に役立てられている。
② 外国で兵器として使われたことはない。
③ 国内でドローンを操縦できるのは、20歳以上の人だけだ。
④ ドローンを使った宅配サービスが、既に日本全国で始まっている。
ニュース検定のご紹介
ニュース時事能力検定(ニュース検定、N検)は、新聞やテレビ、SNSなどで発信されるニュース報道を読み解き、活用する力(時事力)を養い、認定する検定です。中学入試で増えている「時事問題」への対策はもちろん、国語や算数の長文問題を正確に読みこなす力の養成にも役立ちます。
検定は年3回(6月/11月/2月)実施。検定日や受付期間など最新の情報は公式サイトをご確認ください。
<主催>日本ニュース時事能力検定協会、毎日新聞社、朝日新聞社、毎日教育総合研究所、全国の地方新聞社・放送局
次回の「ニュース検定にチャレンジ」は、8月13日(水)更新予定です。
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