目次
・入学するにはどうしたらいいの?
・適性検査ってどんなテスト?
・作文対策も必要なの?
・4年生のうちは何をしておけばいい?
・公立中高一貫校受検におすすめ! 小学生コース新年度の開講講座のご案内
公立中高一貫校ってどんな学校?
近年注目されている公立中高一貫校の受検をお考えの方もいらっしゃるかと思います。公立中高一貫校で学ぶメリットとして第一にあげられるのが、優れた教育内容や熱心な進学指導です。さらに、多くは高校受験がなく、大学受験に向けて6年間継続的にステップアップできること、私立に比べて費用が安いことなども、公立中高一貫校の受検を考える理由としてあげられます。
入学するにはどうしたらいいの?
公立中高一貫校では、出願→検査→選考という流れで入学者を決定します。

「入学願書」に加え、小学校で作成する「調査書」、受検生本人が記入する「志願理由書」などを学校に提出します。
入学には学校や自治体ごとに作られる「適性検査」を受検する必要があります。「適性検査」のほかに、面接や作文が課される学校もあります。
提出書類・面接・作文・適性検査などの内容をもとに合格者が決定されます。
適性検査ってどんなテスト?
学校や自治体によって出題傾向の違いはありますが、一般的に、「適性検査」では一問一答式で知識の多寡を問うような問題ではなく、思考力や表現力を問う記述式の問題が中心に出題されます。受検に必要な知識は教科書レベルですが、制限時間に対して問題の文章量も解答の記述量も多いのが特徴です。
作文対策も必要なの?
公立中高一貫校のなかには「作文」や200字以上の記述を出題する学校が約7割あります。「テーマ」が与えられるだけでなく、課題文や資料を解釈し、そのうえで自分の考えをまとめるといった難しい問題が出題されることがあるので、志望する学校の出題傾向を確認しておくことが大事です。
4年生のうちは何をしておけばいい?
公立中高一貫校の場合、高学年になってから受検を考え、合格される方も多くいらっしゃいます。ただ、それには基礎学力が身についていることが前提となります。お子さまの受検予定の有無にかかわらず、今のうちからZ会の教材を使ってふだんの学習のなかで土台を作っておきましょう。また、小学生コース4年生専科「思考・表現力」では、公立中高一貫校の「適性検査」でも求められる教科の枠をこえた発展的な力をはぐくむことができます。
公立中高一貫校の受検では、私立の受験と違い、調査書・報告書も選抜の材料となります。調査書・報告書がどの程度重視されるかは学校によって異なりますが、小学校での勉強や課外活動もおろそかにしないことが大切です。
また、公立中高一貫校には積極的に情報開示をしている学校が多いので、興味がわいた方は、お住まいのエリアの学校のホームページを見てみましょう。学校説明会の日程や、過去の適性検査の問題が掲載されている学校もあります。
公立中高一貫校受検におすすめ! 小学生コース5年生講座のご案内

『公立中高一貫校適性検査』
Z会では5年生から「小学生コース専科 公立中高一貫校適性検査」をご用意しています。適性検査で求められる5つの力「教科基礎力」「表現力」「情報整理・運用力」「論理的思考力」「課題解決力」を伸ばし、適性検査特有の解き方を2年間かけて習得します。公立中高一貫校を受検する方は、小学生コースとあわせての受講をおすすめします。また、受検される学校の適性検査に作文が出題される方には、「小学生コース専科 作文」の受講もおすすめです。
●難関校対策に取り組めます!
本講座では、適性検査突破に必要な力を毎月の演習で着実に習得していきます。5年生の8・12・3月号では、長文の読み取り問題や複数資料を読み取って解く問題に焦点を当てた特別回を掲載しています。難度の高い問題に取り組む機会を増やすことで、東京都の公立中高一貫校や千葉県立千葉中学校などの難関校に向けた対策も5年生からスタートできます。
※小学生コース専科は紙の教材メインで学習するコースです。
次回の学習ナビは、12/25(木)更新予定です。