中学生になると何が変わるの? 中学での英語のポイントも解説!

夏休みも終わり、気づけばもう9月。小学6年生のお子さまにとって、中学校入学までの時間はあっという間かもしれません。期待とともに、新しい環境への少しの不安も感じていることでしょう。この時期だからこそ、ご家庭で話し合ってほしい中学生活への心構えと、これからの英語学習について、具体的なヒントをお届けします。中学生になる準備を、今から一緒に始めませんか?

中学生になると何が変わるの?

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お子さまの成長と共に、中学校生活は小学校とは異なる大きな変化をもたらします。学習面でも生活面でも、自立心が求められる場面が増えていきます。

小学校と比べて、中学校の学習は質・量ともにぐっとレベルアップします。
授業時間が増えるだけでなく、放課後には部活動が始まり、お子さまの生活はより一層忙しくなります。
部活動や学校行事に積極的に取り組み、友だちと協力して課題を乗り越える中学時代の経験は、お子さまにとって大きな財産となることでしょう。

充実した中学校生活を送りつつ、学習もおろそかにしないでほしいというのが、保護者の方々に共通の願いかと思います。
そのためには、限られた時間の中で密度の高い学習を行うことが大切になってきます。
宿題だけでなく、授業についていくための予習・復習が不可欠となるため、「いつ、どこで、何を学習するか」をお子さま自身が考えて実行する習慣が非常に大切になります。

例えば、
「部活動から帰宅して夕食までの30分で今日の復習を済ませる」
「週末の午前中はまとまった時間で苦手な単元に取り組む」
「通学中の電車やバスのすきま時間で英単語を確認する」
といった具体的な学習計画を立て、実行する練習を、今のうちから始めるのがおすすめです。
中学生活が始まってから学習習慣を立て直すのは大変な労力がかかります。
ぜひ今から、中学生活を意識して、毎日時間を決めて机に向かう習慣や、短い時間でも集中して取り組む工夫をお子さまと一緒に考えてみてください。

中学校では、「定期テスト」や「高校受験」といった明確な目標が設定されます。これらは大きな目標ですが、同時に学習への強い動機づけにもなります。
「勉強しなさい」と保護者の方が一方的に伝えるだけでは、思春期のお子さまには響きにくいこともあります。
例えば、定期テストを「ゲームをクリアする」ようにとらえさせ、「今回はこの単元で何点取る!」といった具体的な目標を自分で設定させてみるのも一つの手です。
目標達成の喜びが、次への意欲へとつながります。

また、高校受験はまだ先のように感じられるかもしれませんが、中学1年生の秋以降に高校の文化祭に足を運んでみたり、先輩たちの受験体験談を聞いたりすることで、お子さまの未来への意識を高めるきっかけになります。
大切なのは、「自分で決めた目標だからがんばれる」というお子さま自身の主体性です。
志望校についても、保護者の方がある程度の情報提供はしつつも、最終的にお子さま自身が「ここに行きたい!」と決めることで、受験勉強へのモチベーションも格段に高まります。

中学校に進学するうえでの最大の変化とは、お子さま自身に主体的に行動する姿勢が求められるという点です。
思春期も始まり、保護者や先生の言うことにおとなしく従うばかりではなくなってくる時期ですので、中学校での学習をどのように進めていくか、志望校をどう選ぶかなどは、お子さま自身の意思が重要になります。
小学生の今を、自分の力で将来への道を切り開くための準備期間ととらえ、少しずつお子さまに「自分で決める」経験をさせていってください

そのためには、お子さま自身にも「いよいよ中学生になるのだ」という自覚が必要です。
子どもにとって、半年後はまだまだ先のことですので、保護者の方のほうから中学生活に関する話題を振ってみるなどして、中学に向けた意識づけを行っていきましょう。

小学校の英語と中学の英語の違い

小学校の英語学習では、歌やゲームを通じて英語の「音」に親しみ、簡単な表現を使ってコミュニケーションを楽しむことが中心でした。
しかし、中学校では一歩進んで、英語を「言葉の仕組み」として深く理解し、使いこなす力が求められるようになります。

具体的には、以下の4つの技能をバランスよく伸ばすことが重要になります。

リスニング(聞く): 必要な情報を聞き取り、話の要点をとらえる力
スピーキング(話す): 自分の意見を述べたり、他者と積極的にやり取りしたりする力
リーディング(読む): 会話文や説明文などを正確に読み解く力
ライティング(書く): 自分の考えを英文で表現する力

小学校では600〜700語程度だった単語数が、中学校では1,600〜1,800語、さらに「文法」という概念が本格的に導入されます。
この文法は、今後の英語学習の土台となり、ひいては英語でのコミュニケーションの幅を飛躍的に広げることにもつながります。

中学英語へスムーズに移行するために、小学6年生の今から、意識しておきたいことがあります。

中学英語へのスムーズなシフトのために

<中学では「読む」「書く」「文法」がさらに重要に!>
小学校3・4年生では「外国語活動」として英語に慣れ親しみ、5・6年生からは「教科」として「聞く」「話す」に重点を置いた学習をしてきましたが、中学では「読む」「書く」「文法」も含めさらに深く学ぶ意識が大切になります。
特に「読む」「書く」「文法」の学習が本格的に始まるため、今のうちから以下の点に注目して学習を進めていきましょう。

●音読で英語の感覚を掴む
小学校で習った基本的な英文を、スラスラと言えるくらいまで声に出して読んでみましょう。
声に出すことで、文字と音を結びつけ、英語の語順やリズムに自然と慣れていきます。これは、中学で文法を学ぶ際の理解を深める土台となります。
小学校で習った表現をしっかり定着させておくことで、中学の学習ではまるでパズルのピースを合わせるように、文の構造を「種明かし」していく感覚で文法を学ぶことができるでしょう。
また、タブレットや電子辞書などをお持ちの場合は活用しながら、わからない単語や表現を音声で確認しましょう。
繰り返し聞くことで、正しい発音やイントネーションが自然と身につきます。

●単語の綴りを「書く」練習
中学では、単語を「聞く」「話す」だけでなく、自力で「書ける」ようになることが求められます。
単語を覚える際は、ただ眺めるだけでなく、声に出しながら繰り返しノートに書く練習をしましょう。正しい綴りを身につけることが、自信をもって英文を書く力につながります。

中学からの英語講座はどのような学び方になるのか、こちらで紹介しています(詳細をみる)。

親子で迎える中学生活、笑顔でスタートしましょう!

お子さまの中学校入学は、保護者の皆様にとっても大きな節目となることでしょう。この時期だからこそ、お子さまと一緒に中学生活への期待を膨らませ、新しい学びへの準備を始める絶好の機会です。
お子さまが自信をもって中学生活をスタートできるよう、Z会はこれからもご家庭に寄り添い、応援してまいります。

 

次回の学習ナビは9月24日(水)更新です。次回は、英語以外の科目についても詳しくご紹介いたします。
ぜひご覧ください。

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