【中学入試】「入試報告会」とは

今の6年生の受験が終わるとすぐに、多くの中学受験塾が受験結果や独自分析を報告・公開する「入試報告会」を開きます。今回は、この「入試報告会」についてご説明いたします。

 

「入試報告会」とは

進学塾では例年、おもに2月下旬から3月にかけて、生徒がどれくらい志望校に合格したのかについて公開する「入試報告会」や「入試研究会」、「入試分析会」などが開催されます。名称はさまざまですが、入試の内容や受験結果の独自分析を報告・公開するという内容はほぼ共通しており、入試全体の動向をつかむことができますので、可能であれば一度参加してみることをおすすめします。
※入試報告会は、Web上で実施(配信)されるものもありますので、必ず事前にご確認ください。

 

まだ志望校のイメージが固まっていないようでしたら、幅広い学校を扱う大手進学塾の「入試報告会」を選ぶのがよいでしょう。また、主催する塾によっては「難関校に強い」、「公立中高一貫校に強い」など、学校のタイプや具体的な学校名をあげて強みをアピールしているところもあります。気になる学校のタイプや具体的な学校があれば、そこに強いとされる学習塾の「入試報告会」に参加してみると、より特化した情報が多く入手できるでしょう。
大手塾の場合、「入試報告会」を複数回にわたって開催することが多く、開催場所や時間の都合から選ぶことができます。大枠の内容は同じでも、実施する地域に即して紹介する学校の例などを変更する場合もあるので、お住まいの近く、あるいは志望校の近くのものがよいでしょう。
多くの場合、参加費は無料で、予約が必要なものと不要なものがあります。予約が必要なものでは、予約すると後日案内ハガキや入場整理券が届く場合、また、案内と入場整理券をかねたメールが届く場合など、さまざまですので、主催塾の指示や案内に従ってください。
開催は中学入試が終わった後ですが、予約は1月中旬開始のことが多く、日程・場所によってはすぐに予約がいっぱいになってしまうものもあります。参加を検討されている方は、大手塾のWebサイトなどをご覧になってみてください。
報告会の規模は、教室程度の大きさから、大ホールを借りきったものまでまちまちです。大手塾が大きなホールで行う「入試報告会」ですと、例年、最寄駅から会場までの道に家庭教師などのチラシ配布をする人たちが大勢いて、なかなかにぎやかです。
報告会ではプロジェクターで映像や資料などを映すことがありますので、早めに到着して前方の席を確保するのがおすすめです。また受付で資料が配られますので、開始までにそれらに目を通し、事前に知識を頭に入れておくのもよいでしょう。
報告会は、80分程度と短めのものから、じっくり2~3時間程度聞けるものまでさまざまです。内容は、進学塾代表のあいさつ、昨年度の入試内容とそれを受けての独自分析、今年度の受験に向けての各教科ごとの対策方針、その年の受験生の出願動向や志望校選択に影響を与えた要因などの話があります。
ふだんから子どもたちを教えている講師やスタッフが話しますので、ポイントが整理されていて内容がわかりやすく、さらに引き込まれる話し方に、時間があっというまに過ぎることと思います。

 

会場で配布される資料には、昨年度の入試結果や分析をまとめた冊子や、入試状況をまとめた一覧表やリスト、独自に編集した受験情報誌などがあります。会場で目を通しきれなかった資料は、自宅で確認し、今後の参考にしてください。特色のある塾なら、その塾が強みにしている学校と似たタイプの学校や併願校などが大きく取り上げられていることもありますので、学校選びや志望校再考の際に、とくに役立つはずです。

このような進学塾開催の入試報告会は、短時間で効率的に情報を収集したいという方や、「情報収集をしたいけれど、どこから手をつければいいかわからない」といった方に最適な機会だといえます。
また、報告会が終わると、個別相談の時間が設けられている場合もあります。無料のケースがほとんどですので、個別に質問したいことなどがあれば、寄ってみるとよいでしょう。

2025年度の「中学受験コース4年生受験サポ―ト」は今回で終了です。2026年1月下旬から、新5年生向けの記事を公開していきます。引き続きご覧ください!

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