いよいよ1月。6年生にとってこの時期が大切なのはもちろんですが、5年生にとっても、1年後にせまる「受験」を肌で感じるまたとない機会です。ぜひ、この時期に入試のシミュレーションをしてみることをおすすめします。
入試を擬似体験!
ニュースなどをもとにお子さまの自覚を促しましょう
入試のシミュレーションをしてみるのに、今は絶好の時期です。まずは身近な情報を活用してみましょう。この時期は、受験関係のニュースがよく放映されています。勉強の息抜きなどでお子さまとテレビを観ているときに、タイミングよく放映されたら、たとえば、次のような問いかけをしてみましょう。お子さまと会話をするなかで、入試のシミュレーションができるはずです。
テレビで今日の中学受験のことがニュースになっているよ。一緒に見てみようよ。
たくさんの人が受験するんだね。電車で2時間くらいかけて、受験しに来る人もいるんだって。
2時間も?そうすると、早く家を出ないといけないんだね。何時に家を出ればいいのか、前もって考えておかなきゃ。
そうだね。受験する学校が決まったら、一緒に当日のスケジュールを立ててみようね。雪が降ったら電車が遅延するかもしれないから、そういったときの対応も考えておかなくちゃね。
3日くらい続けて、いろいろな学校を受験する人もいるそうだよ。
うわぁ、大変そうだな。連日の試験を乗り切るためにも、風邪などひかないようにしなきゃいけないね。
家族みんなで、しっかりあなたをサポートできるように頑張るからね!
また、すでに学校のWebサイトを見て、受験対策などを考えているご家庭も多いと思います。お子さまと一緒にWebサイトを確認しながら、「前の年はこうだったけど、今年はこうなりそうだね」などと会話することで、入試のシミュレーションができるはずです。
今の時期はインフルエンザをはじめとする感染症が流行する時期ですので、いま一度体調管理について話し合っておくのもよいでしょう。
そうすることで、お子さまが自ら「来年のこの時期は、特に体調を崩さないように気をつけよう。きちんと食事をとってしっかり寝て、規則正しい生活をしなくちゃ。よい習慣は急に身につかないだろうから、今のうちから毎日意識していこう」などと気づくきっかけになります。
受験パターンを作って入試をシミュレーションしましょう
お子さまの受験をリアルにシミュレーションするために、現在の志望校で受験パターンを作ってみることをおすすめします。

上記の例では、まず、2月1日に、第一志望の「チャレンジ校」を受験することにしました。そこで、チャレンジ校受験前の1月中に、合格を得て自信をつける意味で合格の可能性が高い「安全校」を受験し、一方でチャレンジ校の翌日は手応えが思わしくなかったときのための気持ちの持ち直しとして、安全校を設定しています。
2月2日で自信を回復できるとして3日は、実力に見合った「実力相応校」を受験し、この日までの手応え次第で、4日以降に受ける学校を決めていく、というパターンにしています。
パターンの作り方は、お子さまの性格や傾向を考慮する必要があります。
早めに合格を確実にし、自信をつけて自分のペースをつかみ、本命校にチャレンジしていくパターンもありますし、逆に、合格を得て気の緩みを招かないためにも、前半に志望順位の高い学校を受験し、後半に安全な学校を設定するという考え方もあります。お子さま、ご家庭ごとに考えてみてください。
また、上記の受験パターンには盛り込んでいませんが、「午後入試」などの活用についても考慮するとよいでしょう。
2025年度の「中学受験コース5年生受験サポート」は今回で終了です。2026年1月下旬から、新6年生向けの記事を公開していきます。引き続きご覧ください!

