放課後に友だちどうしで遊ぶ機会を増やしたい!

おたよりコーナー「みんなに聞きたい! 保護者のひろば」は、「Z会おうち学習ナビ」読者のみなさまと一緒につくるページです。ここでは、当コーナーに寄せられる「みなさんに聞いてみたいこと」を取り上げ、それに対するZ会員保護者の方からのお知恵やアイデアを募集・ご紹介します。

 

放課後に友だちどうしで遊ぶ機会を増やしたい!

最近の子どもは忙しいと言いますが、仲のよいお友だちは習いごとがあったり、学童保育に通っていたりして、放課後に一緒に遊ぶ、という機会がなかなか持てずにいます。みなさんのお子さんや周りではどうですか? また、友だちどうしで遊ぶ機会を増やすために、どんな工夫ができるでしょうか?

<本テーマに対する募集は締め切りました>

 


低学年のうちは、子ども同士での約束は難しいかもしれません。わが家も「遊ぶ約束した!」と帰ってきても「いつ」「どこで」が決まっておらず、結局お互い習いごとで予定が合わず、遊べる日がありませんでした。
予定の調整を毎回するのは大人でも大変なので、先に時間と場所をパターン化しておくのも一つの手だと思います。「だいたい◯曜日は◯時から◯時まで◯◯公園にいるから、よかったら来てね」と、ご近所のお友だちに伝えてみるのはどうでしょうか。誰も来なければ親子で遊べばいいですし、学校近くの公園であれば、約束していなくても同じ学校の子がいるかもしれません。
近所に緑地公園があるママさんは、「毎週土曜日の8時から」と日時を決めて親子でお散歩しています。遠いので頻繁に参加はできませんが、その時々で集まったメンバーとゆっくり散策して、ゴールでお菓子や果物を交換してひと休み。1時間ぐらいで解散します。そのまま一緒に公園で遊んだりすることもあります。
今の子は3間(時間・空間・仲間)がなくてなかなか自由に遊べないですよね……。大人がサポートすることで遊ぶ時間ができたらいいなと、わが家も試行錯誤しています。
(愛知県・3年・ポポぽん)



1年生のうちは学童保育に通っていたので放課後に友だちと遊ぶことがありませんでした。2年生になり、学童保育を辞めたことで、放課後にひとりで学校の校庭に遊びに行くようになりました。しかし、友だちと約束したのに友だちが来なかったり、待ち合わせ時間が違ったりと、子どもたちだけで約束してきても、なかなか遊べていませんでした。
そこで、2年生春の授業参観のあと、子どもと仲の良い保護者の方と連絡先を交換させてもらい、子どもが遊ぶ約束をしてきたときにその約束が正しいかどうか、親同士で連絡して確認しあうことにしました。初めの2カ月くらいはお互いに約束が食い違うこともありましたが、慣れてくると子ども同士できちんと約束をして遊べるようになりました。
また、児童館や小学校などで遊ぶようにしていますが、同じ学校の上級生も遊びに来るので自然と一緒に遊ぶようになりました。親としても、必ず近くに大人がいる場所なので安心して遊びに行かせることができています。
(岐阜県・2年・みっちー)



うちの子自身、平日は週4日習いごとがあり、基本的に学校からまっすぐ帰ってくるだけですが、以前、ほかの子どもたちが近くの公園に集合して遊ぶ約束をしていたとき、自分も習いごとの前に行きたいと言って張り切って参加したことがありました。そのときはとても楽しそうで、しばらくは「今度は○○に行く」「また公園で遊ぶ」「おうちに友だちを呼んでもいい?」と、毎回楽しみにしていました。
習いごとも重要ですが、曜日を合わせたり、学区内で短時間だけ遊ぶなど、工夫してお友だちと遊ぶ機会をもてると良いのかなと思います。
(千葉県・3年・H.N)


「休みの日はのんびり過ごしたい」とあまり友だちと遊びたがらないのですが、地域のイベントなどでバッタリ友だちに会うと、とても盛り上がって楽しそうにしています。友だちとは「会えたらいいね」くらいのゆるさで、地元のお祭りやイベントをチェックしてなるべく参加しています。そのおかげで、日々の生活にもメリハリが生まれていると思います。
(東京都・5年・めだ子)


子どもの空き時間が習いごとで埋まらないように気をつけています。子どもが自分の時間をどのように使うか考えて決められるように、そして選択肢に「友だちと遊ぶ」も入れられるように、時間に余裕をもたせています。
また、親子でいろんな場所でたくさん遊ぶようにしています。さまざまな遊びをたくさん経験することで、自分が知っている遊びで友だちとも一緒に楽しめるようになればと思っています。
もし、忙しくて遊びにつきそう時間がとれないときも、親同士で顔見知りになっておくとよいのかなと思います。親が気軽に話しかけられる関係を作ることで、子ども同士が遊ぶ機会を作ることにつながると思います。
(神奈川県・6年・ライラック)


子どもどうしで「何時から遊べる」「何時まで遊べる」と、具体的に確認してもらうようにしています。ふだんの生活のなかでは時刻・時間を意識させることが難しいのですが、お友だち関係や遊びのこととなると本気度が違います。習いごとや学童の合間を縫って、子ども同士でうまく時間を作って遊んでいるようです。
(大阪府・2年・なー)


わが家の息子(6年生)も、周りのお友だちは塾や習いごとの予定が忙しく、本人も平日の2日間と週末はテニスを習っており、学校も遠いうえに6時間授業で、平日はほとんど遊んでいません。
そのかわり、今年からスマホを持ちはじめました。「必要以上に使わないこと」「勉強、習いごとが優先であること」を約束したうえで使用していますが、そのおかげでお友だちと週末や空き時間に遊ぶ約束をしやすくなりました。去年までは遊ぶのか遊ばないのかで悩んだりもしましたが、今は遊べるときには友達と時間を調整して、思いっきり遊び、平日遊べないときはしっかり勉強する、好きな趣味の時間に使う、というメリハリがつきました。今はこの6年間で一番充実しているように思います。
長男次男(現在大学生)が小学生だったころは、「スマホは悪」という認識が少なからずありましたが、時代は変わり、スマホやインターネットなしでは、子どもたちは遊ぶ機会をもつことも難しくなっているのだなと感じます。心配なところもありますが、信頼して一歩踏み出すことも必要だと今では思っています。
(神奈川県・6年・うなうな)


放課後に公園で遊ぶ約束をしてきますが、「遊べなかったら行かない」「15分待っても来なかったら帰る」とお互い無理なく約束しているようです。「絶対」という縛りがないので、気持ちも楽みたいです。また、地域のイベントで興味のあるものは一緒に参加しています。お互いが好きなイベントを選んでいるので、トラブルもなく楽しく過ごせています。
(宮城県・年中・みるく)


わたしから子どもに提案して、季節に合わせて「おしるこを作って飲む会」などをわが家で開催していました。みんな集まったら雪遊びに夢中で、結局おしるこ作りを手伝ってくれたのは数名だけ……、でもおしるこはみんなで完食しました!
習いごとがある子も「習いごとの時間までなら!」と言って来てくれて、保護者の方からも「誘ってくれてありがとう」と感謝されました。
ここ数年は、感染症対策として外で遊ぶことが多かったのですが、子どもは楽しかったことを覚えているようで、「そろそろ大丈夫かな?またやりたいね!」と話しています。受験も終わって落ち着いたころに、またみんなで集まって打ち上げのような会ができたらなと思っています。
(神奈川県・6年・むーママ)


編集部より

今回は、友だちと遊ぶための工夫について、みなさまにお聞きしました。遊びの約束のしかたを工夫したり、親同士の関係を作っておいたりなど、体験談やアイデアをたくさんいただきました。お互いの習いごとの予定や遊ぶ場所の安全性など、気にすべき点も多く大変ですが、友だち同士で楽しく遊べる時間を作れるとよいですね。


「みんなに聞きたい! 保護者のひろば」の記事一覧はこちら

 

お問い合わせ

WEBでのお問い合わせ

2025年度ご受講の方のお問い合わせ

2024年度ご受講の方のお問い合わせ


お電話でのお問い合わせ

入会をご検討中の方

【Z会幼児・小学生コース お客様センター】

0120-79-8739
月~土 午前10:00~午後8:00
(年末年始を除く、祝日も受付)

会員の方

【Z会幼児・小学生コース お客様センター】

会員の方からよくいただくご質問の回答
お電話でのお問い合わせの前に、まずはご覧ください

現在、終日お電話が大変混み合っております。ご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。

0120-35-1039
月~土 午前10:00~午後8:00
(年末年始を除く、祝日も受付)
おすすめサービス