小学校でのプログラミング教育が必修化されています。小学生コース本科/小学生タブレットコースをご受講中の方には、「プログラミング的思考」を楽しく身につけることができる「プログラミング学習Z-pro」をご提供しています。今回は、3~6年生を対象に4月1日より配信されるミッションについてご紹介いたします。
※「プログラミング学習 Z-pro(ゼットプロ) 」は、株式会社Z会と株式会社ソニー・グローバルエデュケーションの協業により、プログラミング的思考の育成を目指した体験型プログラミング教材です。
プログラミング学習に取り組もう
これからの社会では課題解決に欠かせない「プログラミング的思考」がより一層求められます。しかし、この力は一朝一夕で身につくものではありません。だからこそ、小学生のうちから「プログラミング」をツールとして楽しみながら身につけていくとよいでしょう。
※小学生コース3~6年生本科、小学生タブレットコース3~6年生をご受講の方は、お手続き・追加料金不要でご利用いただけます。
※ご受講されている月のみご利用が可能です。
「Z会小学生アプリ(3~6年生)」から取り組めます
「学び強化ラボ」画面にある「プログラミング学習Z-pro」のアイコンよりお取り組みください。
4月からのミッションに取り組めるのは4月1日から6月30日まで!
ミッションでは、店員の仕事を通してプログラミングを学んでいきます。お店の種類は学年によって異なります(3年生:おすしやさん 4年生:アイスクリーム屋さん 5年生:ピザ屋さん 6年生:おすし屋さん)。
配信は年4回(4月・7月・10月・1月)です。
3年生のミッション「おすしをつくってわたそう」
3年生4月からのミッション「おすしをつくってわたそう」では、ロボットが自動でおすしを作るためのプログラムを作成します。おすしを作ってお客さんに渡すまでのフローチャートを見ながら、プログラミングの基本である「順次処理」「繰り返し」「条件分岐」の考え方を学びます。
<「順次処理」を理解>
<プログラムを作成して実行する>
右のフローチャートをもとに左の画面にプログラムを作成します。
正しいおすしを作るためには「シャリをおく」「わさびをのせる」「サーモンをおく」といった命令を正しい順番で伝えることが必要です。作ったおすしとプログラムを見比べながら、プログラムの仕組みを自然に理解していきます。
4年生のミッション「アイスクリームをつくってわたそう」
4年生4月からのミッション「アイスクリームをつくってわたそう」では、フローチャートを見ながら順次処理を理解することのほかに、表や会話文からよく売れる商品を調べるための情報を読み取ったり、関数を用いてアイスクリーム作りを効率化したりすることを学びます。
<情報を整理する>
<関数を用いて効率化する>
アイスクリームのレシピを関数としてまとめて、すぐに作れるようにします。
「アイスクリームをお客さんに渡す」という仕事に順を追って取り組み、情報を整理する力や関数の使い方を楽しく身につけることがねらいです。
5年生のミッション「同じ家にピザをとどけよう」
5年生4月からのミッション「同じ家にピザをとどけよう」では、お店から配達先の家までの移動ルートを、距離と曲がり角の回転角度で指定する方法を理解します。また、条件分岐を用いることで汎用性の高いプログラムを作成できることを学びます。
<移動処理について理解する>
<条件分岐を用いたプログラムを作成する>
ピザの配達を通して、ルートを指定する方法に決まりがあることや、条件分岐を含む関数を使って仕事を楽にできることなど、プログラミング学習を進めるうえで大切になる考え方を身につけることができます。
6年生のミッション「お皿を仕分けよう」
6年生4月からのミッション「お皿を仕分けしよう」では、おすし屋さんのロボットがお皿を一定のルールで仕分けするためのプログラムを作成します。プログラミングを学ぶうえで欠かせない2進法の概念を知るとともに、複雑な条件分岐を整理する方法を学びます。
<2進法について学ぶ>
<複雑な条件分岐をプログラムする>
お皿を仕分けするためのコード・フローチャート作りは、大人も一瞬迷ってしまうかも? 複雑な条件も論理的に整理できるということを、おすし屋さんの仕事を通して自然に学習していきます。
※7~9月のミッションについては、7月1日頃更新の記事でご紹介します。
何度でも取り組めるフィールドで試行錯誤力を強化!
「プログラミング学習Z-pro」にはミッションのほかにフィールドという課題をご用意しています。フィールドには決まった1つの答えはありません。そのため、試行錯誤を繰り返しながら、自分で課題を発見して解決していく力が求められます。繰り返し取り組むことで養われる試行錯誤力は、日常生活や教科学習にもいかされることでしょう。
※フィールドは1年間同じ内容です。
3年生のフィールド「売れるおすしを考えよう」
3年生のフィールド「売れるおすしを考えよう」では、年齢ごとの販売データをもとにお客さんが食べたいおすしを予想して流すネタを考え、高い売上を目指します。見通しを立てながら考える力を身につけることができます。
<データを読み解く>
<見通しを立てて試行する>
4年生のフィールド「アイスクリームを仕入れて売ろう」
4年生のフィールド「アイスクリームを仕入れて売ろう」では、曜日や気温などの条件を考慮して、アイスクリームを仕入れる数や販売場所、販売する値段を設定します。売上の状況を見ながらアイスクリームの値段を変更することもでき、状況に応じて対応する力も養われます。
<条件を設定する>
<状況に応じて対応する>
5年生のフィールド「本日のピザを売ろう」
5年生のフィールド「本日のピザを売ろう」では、過去のお客さんからの評価と「昨日のピザ」を参考に、お客さんにたくさん食べてもらえる「本日のピザ」を考えます。データを読み解く力と結果を考察する力を身につけます。
<データを読み解く>
<結果を考察する>
6年生のフィールド「売れるおすしを予想しよう」
6年生のフィールド「売れるおすしを予想しよう」では、過去の記録を見ながらお客さんが食べたいおすしを予想して流すネタを考え、材料費と販売価格を考慮しながら、より利益が上がるようにおすしの種類と流す順番を考えます。読み取った情報をもとに見通しを立てながら考える力を養います。
<データを読み解く>
<結果を考察する>
フィールドに取り組む際、最初はでたらめに試してそれを楽しむお子さまもいらっしゃるかと思います。しかし、繰り返し取り組んでいると「こうすればよくなるかもしれない」という気づきが生まれてきます。その気づきをもとに見通しを立てて考えることができるようになるでしょう。お子さまが夢中になって取り組むなかで、試行錯誤力を強化していけるとよいでしょう。
関連リンク
Z会には、さらにプログラミング的思考を深め、体系的にプログラミングスキルを学び、課題解決する力を身につける講座を複数ご用意。学年やお子さまの興味・関心に応じて選んでいただけます。ぜひご利用ください。