まずは!4年生の学習で心がけたいこと

新学年の教材をお届けする時期となりました。4年生からは、学習量も増え、学習内容も難しくなります。まずは、次の3点を心がけて学習を進めてみましょう。
※今回の記事でご紹介している4年生の学習内容は、トータル指導プランをご受講いただいた場合のものです。

 

1.教材が届いたら、翌月の予定を確認しましょう

前月末までに冊子の教材が届き、アプリにも教材とカレンダーが配信されます。次の月の学習が始まる前に、お子さまと一緒に翌月の予定について話す機会を持ちましょう。習いごとなどの予定がある日は、その日の学習コマを別の日に動かすなど、学習スケジュールの調整をお子さまと一緒にやってみるのもオススメです。翌月の自分のスケジュールを確認しながら学習スケジュールを組むことで、お子さまに、「時間をやりくりしよう」「スケジュール通りに頑張ろう」という意識が芽生えてきます。

また、日々の生活習慣を整えることも、学習習慣を整えるための大切な要素です。何時から勉強を始めるかを決めておくことをオススメします。


2. 学習環境を整え、学習時間を徐々に増やしていきましょう

中学受験をされる方の学習量は、当然ながら、公立の中学に進む方の学習量と比べて多くなります。また、その差は、学年が上がるにつれて大きくなります。急に何時間も集中して机に向かえるようにはなりませんから、今のうちから少しずつ学習時間を増やすようにしていきましょう。

学習する環境ですが、4年生では自分の机に向かって勉強するのは難しいかもしれません。リビングなど、保護者の方の目の届くところで勉強させてあげるのもよいでしょう。受験勉強といっても4年生のあいだは楽しんで進めていただきたいものです。すべてを理解する必要はありません。基本の定着を優先して学習を進めてください。そして、お子さまの頑張りをほめてあげることも忘れないでください。

 

3.中学受験コース4年生の学習サイクルに慣れましょう

中学受験コース4年生の教材は、3年生同様、大きくは「教科学習(要点学習・問題演習)→月例テスト」という流れで進めます。教科によって月例テストの回数が異なるので、ご注意ください。例として、2月号のおおまかな学習サイクルをご紹介します。


お子さまには、中学受験コース4年生では、国語と算数の月例テストが月2回の提出(理科と社会は月1回)であることを伝え、毎月15日と月末の答案提出目標日を目指して学習計画を立てる必要があることを理解してもらいましょう。はじめは、保護者の方が学習スケジュールを立ててもかまいませんが、徐々にお子さま一人でスケジュールを組むことができるようにサポートしてあげてください。

中学受験コース3年生から継続してご受講されている方へ
3年生の学習時間は1日あたり約40分(※)だったのに対し、4年生からは1日あたり約55分となります。
お子さまによっては、「今まで通りに取り組んでいるつもりなのに、3年生の時よりも解き終えるのに時間がかかってしまう。大丈夫かな?」と不安に感じてしまうこともあるかもしれません。そういった場合には、「3年生よりも、教材の難度が上がり、学習量も増えているのだから、今までより時間がかかって当然」ということをお伝えいただき、4年生の学習時間に慣れることができるようにサポートしてあげてください。
(※)1日あたりの学習時間は、4教科受講し、1カ月分を25日間で取り組んだ場合の平均です。なお、授業映像の視聴時間は含みません。

Z会中学受験コースの毎月の学習の進め方について、詳しくはスタートセットでお届けする「早わかりガイド」をお子さまと一緒にご覧ください。お子さまが学習の進め方に迷ったときには、まずこの「早わかりガイド」を確認するようお伝えください。

1カ月の詳しい学習サイクルは、「my Z(マイゼット)」からも確認ができます。

my Z」にログイン後、
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次回の「今月の受験サポート」は2月13日(木)更新予定です。