今回は、収集した情報のいかし方についてまとめました。
【中学受験】今、知っておきたい受験学年の情報活用術
■学校選択にいかす ■学習にいかす
■受験生としての自覚を高めることにいかす
学校選択にいかす
収集した情報を精査して、いま一度、志望校を見直してみましょう。集めた情報を元に志望校を比較・選択するための「志望校選定シート」をご用意しましたのでぜひご利用ください。一生懸命に考え、せっかく決めた志望校でも、情報収集を進めて学校の校風などをより深く知った段階で、「もしかしたら、うちの子と合わないかもしれない」「別の学校のほうが、いきいきと過ごせるのかもしれない」など、迷いが生じることがあるかもしれません。
そんなときは迷いをそのままにせず、「志望校の見直し時期が、早めに訪れてくれた」と、前向きにとらえ、足りない情報を集めていくようにしましょう。
6年生後半にさしかかってから、もし「志望校を見直したい」となった場合、情報収集に時間を取られるだけでなく、目標が定まらず、勉強に全力で打ち込みにくくなることもあるでしょう。現時点での見直しは、合格への大きな障害にはなりません。むしろこの先の受験対策をよりスムーズに進められるはずです。
また、併願校に関しても同様に、収集した情報を参考に考えてみましょう。併願校や第二志望・第三志望の学校は、情報収集がどうしても後手に回りがちです。しっかりと併願校を決め、盤石の状態で勉強に取り組みたいものです。
もちろん、志望校の見直しの際には、お子さまと時間をかけてじっくりと話しあい、慎重に検討しましょう。

【受験準備に役立つツール】「学校訪問シート」「受験シュミレーションシート」などはこちら
「まだ志望校が固まっていない」、「この学校でいいのか不安」という方は、合同説明会や学校説明会に足を運び、情報を得るようにしてください。お子さまはだんだんと忙しくなってきますので、保護者の方と一緒に参加するのは難しいこともあるでしょう。その場合は、ご家庭で各学校のオフィシャルサイトなどを確認してみてください。生徒の様子を写真や映像で頻繁に公開したり、ブログ形式で先生が連載をしたりしている学校もありますので、学校の雰囲気を感じることができます。
学習にいかす
せっかく集めた情報は、学習にもいかしていきましょう。
学校の情報を広く収集していると、ときには過去問題や、出題傾向がまとめられた情報に行きあたることがあります。志望度の高い学校であれば、それらの情報をぜひ、ふだんの学習にいかしたいものです。
今後この「受験サポート」でも、過去問題の取り組み方や出題傾向の分析のしかたをご紹介していきます。入試が終了した今の時期は過去問題などの情報を収集しやすいので、お子さまと過去問題を見ながら(もちろん、今の時期は「見る」だけで十分です)、「この学校はこういった問題が多く出るんだね」「この分野は今は得意じゃないから復習しないと」などと、ふだんの学習で少しずつ意識できるとよいでしょう。
受験生としての自覚を高めることにいかす
情報収集を進め、親子で情報を共有していくと、お子さま・保護者の方ともに「受験学年なんだ」という自覚が増すと同時に、受験がより身近な存在になっていくでしょう。
学校のことを知れば知るほど中学での生活がイメージできてやる気につながりますし、また、受験生の成功体験や苦労話を知るほど「こういった場合は、こんな方法やあんな方法で乗り越えればいい」といった柔軟な対応のしかたが身につき、受験に対しての不安や緊張が緩和されます。
油断は大敵ですが、過度な不安や緊張は早い段階で拭い去りたいもの。収集して得た情報は、ぜひお子さまと共有して、家庭で一丸となり、ゴールに向かって歩みを進めていきましょう。
「学習アドバイザー通信 エブリTIMES」のご紹介
お子さまの中学受験をサポートする学習アドバイザーが毎月、お子さまへの意識づけにも役立つZ会からの学習情報提供「エブリTIMES」は、「Z会小学生アプリ」の「学び強化ラボ」からご覧いただけます(トータル指導プランのみ)。「入試ってどんなもの?」という入試情報記事や「勉強を効率よくこなす秘訣」などの学習法などを時期に応じて中学受験に必要な学習情報をお伝えします。
「Z会受験情報ナビ」のご紹介
「Z会受験情報ナビ」では、受験に強いZ会ならではの情報を掲載し、皆さまの受験生活をナビゲートします。「今月の受験サポート」に加え、こちらもあわせてご覧ください。