1カ月でリスニング力アップ!~その3:公開テスト受験レポート~

こんにちは。リスニング力アップにチャレンジ中TOEIC講座担当の I です。

10月27日、TOEIC公開テストを受験してきました!

 

下の記事では、「自分の学習を振り返るきっかけ」として

公開テストを受験することの有用性を解説しましたが…

 

「三児の父」さんは130点アップ! 成果確認のための公開テスト受験のすすめ

 

実際に受けてみて改めて、

「受験することで得られるもの」がたくさんあることを実感しました。

今回は、そんな「気づき」をレポートしたいと思います。

  

 

 

1.試験中の過ごしやすさ

 

いきなり個人的な感想になってしまいますが、

集中して力を出し切るため、いかに快適に過ごせるかは非常に大事です。

 

今回、秋だなあと思ってニットを着て行ったのですが、厚着すぎました…。

私はいつもそうなのですが、手汗で解答用紙が濡れないか気になります。。

試験の日は、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです!

 

冷え性・お腹の弱い人は、ひざ掛けも持っていくとよいですよ!

緊張の中、ひざ掛けの暖かい安心感は心強かったです。

 

 

 

2.Part 2:シャドウイングが絶大な効果を発揮!

 

シャドウイングは、スクリプトを見ず、流れてきた音声を追いかけるように発音する

音読トレーニングの1つです。

★シャドウイングはこちらの記事で解説しています:

1カ月で、リスニング力アップにチャレンジ! ~その2:レベル別学習法~

 

 

「選択肢を聞いているうちに質問文の文頭を忘れる」という致命的なミスをすることがありませんか…?

Part 2は、文頭を聞き逃したら、ほぼ間違いなく正解できません。

そうは言っても、Do you …? Did you…? Aren’t you…? Can you…? などなど、

基本的な文でも、25問も連続で聞いていると混乱してきます。

 

しかし!シャドウイングを通して「聞いた瞬間繰り返す」というトレーニングを積んだことが、大きな効果を発揮しました。

 

Can you …と聞いたら、自分ですぐにCan you… と繰り返す癖がついていたので、

格段に内容を頭の中で保持しやすくなっていたのです。

 

Part 2の対策本には「冒頭を聞き逃さない」とよく書かれてありますが、

「聞き逃さないぞ!」と思うだけではなく、

「聞き逃さないために、いかにしてトレーニングを積むか」が重要だと感じました。

 

英文を見ずに発音するシャドウイングは難易度が高めなので、

800点未満の方は、まずは「ディクテーション」と「オーバーラッピング」から始めるのがおすすめです。

やり方は上の記事で解説していますので、ぜひご覧ください!

 

 

 

3.Part 3・4:先読み&塗りつぶしのリズムをつかむ!

 

Part 3・4もかなりの問題数があるので、内容を聞き取って理解できる実力に加え、

本番では「先読み→問題を聞く→答えを判断→塗りつぶす」

というリズムをいかに確立するかも重要な要素です。

 

今回、内容理解にはあまり影響がありませんでしたが、塗りつぶすことに集中して一瞬聞き逃すという残念なことをしてしまうことがありました…。

途中で、塗りつぶすのは最後でいいから、分かったらとりあえずチェックだけ入れておけばいいんだ!と気づきました。

人間、2つのことを同時に意識するのは難しいものですね…。

 

それにより、Part 3 の途中からは、

 

先読み→会話・トークを聞く→分かった時点でマークシートに軽くチェック

→音声が終わってから、サッと全体を塗りつぶす→次の問題の先読み

 

というリズムでいくことに。

結果、聞いている間は音声に集中できてすごくよかったです。

 

皆さんにもおすすめ…と言いたいところですが、

「自分がやりやすいかどうか」は実際に試してみなければわかりません。

本番を通して、自分のやり方を見つけていくのがスコアアップの近道です。

 

 

 

4.Part 7:残り20分でTP 3題のドキドキ感…!

 

Part 7は、新形式になって英文量が増えましたね~!

すべて精読する必要はないにしろ、最後に構えるトリプルパッセージ(TP)の存在感にプレッシャーを感じました。

 

私の場合、TPにたどり着いた時点で残り20分になっていました。

 

1問1分として、TP 3題×5問=15分

計算上は解き切れるのですが、「もし間に合わなかったらどうしよう!」という焦りが出てきました。

これは毎回のことで、手汗も出るし、試験中で最もドキドキする時間帯です。

 

しかし、さっき気付いた「とりあえずチェック」作戦をここでも発動。

最後余った時間に塗りつぶすことにし、とにかくどんどん解きました。

 

「塗りつぶす」はどんなに焦っていてもできますが、「読んで理解する」は、焦ると途端にできなくなります。

あがり症で、思考停止してしまうのが悩みです…。

 

それでも結果的には、ほぼ理想の時間配分で解くことができました。

 Part 5 理想:10分 実際:10分

Part 6 理想:8分 実際:10分

Part 7 理想:54分 実際:53分

予備   理想:3分 実際:2分

 

個人的には、もう少しPart 5のスピードを上げたいのですが、雑に解いて取りこぼしたら…と思うとなかなか難しかったです。

 

 

以上、つらつらと受験レポートを書いてみました。

少しでも参考になるところがあればうれしいです!

 

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