「部活と両立しながら効率的に実力養成」入試を見据えた問題で記述力を鍛え、大阪大学に合格

学校の勉強、部活動、課外活動などで忙しく過ごす中、定期テスト対策や受験を見据えた勉強を進めるには、時間のやりくりに工夫が必要になります。Z会を活用して部活動と普段の学習を両立し、入試で戦える実力をつけていった先輩の学習法を紹介します。

 

<インタビューをした先輩:M.M.さん(以下、Mさん)>

2025年、大阪大学基礎工学部に合格・入学。高校では水泳部に所属し、高3・6月まで週6日活動しながらZ会を活用して定期テスト対策や入試に向けた勉強に取り組んだ。

大阪大学基礎工学部をめざしたきっかけ

Z会:大阪大学基礎工学部への合格、おめでとうございます!どのような経緯で大阪大学基礎工学部を志望されたのですか?

Mさん:一人暮らしをしたかったので、地元以外の大学を考えていました。大阪なら地元からの交通の便がいいし、調べてみると阪大基礎工学部に興味のある研究をしている研究室があったので、高2の夏前ごろに目指すことを決めました。

Z会:高校入学後は、どのように勉強に取り組んでいましたか?

Mさん:高校受験では第一志望校に落ちたので、入学当初から大学受験に向けて頑張るつもりでZ会を受講して、学校の定期テストでも良い順位をとれるよう勉強していました。

部活動と勉強の両立法

Z会:水泳部にも入っていらっしゃいました。部活動と勉強はどんなふうに両立していたのですか?

Mさん:部活は週6日あって練習時間も長かったのですが、帰宅後1時間は勉強しようと決めて勉強していました。学校の授業の予習をする時間は取れないので、できるだけ授業中に理解することと、数学を中心に復習に力を入れました。土日は多いときで4時間くらい勉強していました。
あとは、電車通学の時間を有効に使おうと決めて、スマホは触らずに英単語の暗記などをしていました。

Z会:Z会にはどんなふうに取り組んでいましたか?

Mさん:普段はほとんどやっていなくて、定期テスト前にテスト範囲の教材をやるという方法で取り組んでいました。テスト範囲の映像授業はできるだけ見て、その流れで添削問題にも取り組むというやり方です。結果、高1・高2の添削問題は、英語はすべて提出しましたが、数学と理科は提出していないものもそれなりにあったと思います。あとは、もっと問題を解きたいと思ったときにはAI速効トレーニングにも取り組んでいました。

Z会:Z会の教材は定期テスト対策にどんなふうに役立ちましたか?

Mさん:学校の定期テストは、基礎的な事項が問われる問題だけでなく、白紙の解答用紙に記述する問題も多く出るのですが、Z会のおかげで書くことに対する抵抗感は少なかったです。記述問題にも自信を持って臨むことができました。

高3での学習法

Z会:高3ではZ会をどのように活用されましたか?

Mさん:高3は、提出目標日に間に合うように添削問題に取り組んでいました。間に合わないときもありましたが、ためないように気をつけていました。どの科目も入試を見据えた歯ごたえのある問題に取り組めたのがよかったです。定期的にこのような問題に取り組むことで記述力がついて、白紙や空欄を埋めていくのが楽しくなりました。

Z会:添削問題の中には、なかなか解けないものもあったのではないでしょうか?

Mさん:最初のころは1文字も書けない時がありました。そういうときは解答の冒頭だけを見て、そこをとっかかりにして続きを書いてみて、行き詰まったらまたその箇所だけ解答を見て続きを書いてみる、ということをしていました。

Z会:AI速効トレーニングや良問問題集も活用されましたか?

Mさん:苦手だと感じた分野の強化に使うことがありました。たとえば、AI速効トレーニングは、志望校以外の過去問を学校の授業で解いたときに解き方がわからなかったり苦手だと感じたりしたときに取り組んでいました。
良問問題集は、複素数平面の強化に活用しました。高3の後半に履修した上に難しさを感じた単元だったし、阪大入試によく出る分野だったので、良問問題集を使って演習量を詰め込みました。

「共通テスト攻略演習」も活用

Z会:高3では、共通テスト攻略演習も受講されていました。どのように取り組みましたか?

Mさん:共通テストで受ける予定の科目はすべて、毎月月末までに1回分ずつ取り組むようにしていました。共通テストの形式・内容に苦手意識があった国語と英語、地理は、解くのにどのくらい時間がかかるか測りながら解きました。逆に問題形式が合っていた数学と理科は、国語・英語・地理に取り組む合間に休憩がてら解いていました。

Z会:1年間コンスタントに取り組んだことは、本番にどのように生きましたか?

Mさん:たとえば英語は、取り組むにつれて長文を読むスピードが上がりましたし、いろんな解き方を試していくうちに自分に合った解き方に気づくことができました。
また、数学と理科は過去問よりも難しかったので、「これ以上の問題は出ないだろう」と思えるようになりました。練習段階で難しい問題に出会っておくことができてよかったです。

「教えてZ会!」の活用法

Z会:「教えてZ会!」も利用されていたそうですね。どんな質問や相談をしましたか?

Mさん:特に高3の時期にわからない問題についてよく質問していました。科目でいうと化学が多かったです。例えば、解答解説の内容にわからないところがあれば、映像授業でその問題に近い内容を探して「これが成り立つのはなぜですか?」と概念的なところを理解できるように質問していました。
あとは、思ったような回答が返ってこなかったときにもう一度質問したりもしていました。それで納得できる回答が返ってきたこともあります。

Z会:質問・相談サービスの良い点はどんなところだと思いますか?

Mさん:特に受験直前期は、わからないところがあると焦ってしまいます。私は塾に行っていなかったし、直前期は学校も自由登校になって先生に会う機会がないので、Z会の質問・相談サービスは学校に行って先生を捕まえるよりも手っ取り早くてよかったです。

入試を見据えた問題に取り組み続けたことが合格につながった

Z会:高1からコツコツと勉強を重ねて、見事に志望校に合格されました。本番での実力発揮にZ会はどのように役立ちましたか?

Mさん:私は高3の添削問題が本当に気に入っていて、入試前日の大阪入りに持参する教材を絞る際には、間違えた高3の添削済答案とそのテキストを数冊持って行きました。自分が書いた答案を見返して改めて間違えていた箇所を確認できたし、◯がついている答案からは「自分はこれだけ書いて◯をもらえてるんだ」と自信を持つことができました。

Z会:改めて、3年間Z会を続けてよかった点を教えてください。

Mさん:高3になるより前から入試を見据えたレベルの問題を解ける点です。その積み重ねで合格できました。記述答案を書くことに抵抗がなくなるし、たとえば英語だと、長文を読むことへの抵抗感も少なくなります。英語はあまり得意ではなかったし、高1・高2のころは、学校の教科書かテスト範囲の問題集1題分くらいしか長文を読む機会がなかったので、Z会で長文を読む経験を積むことができてよかったです。
早いうちから様々な英文に触れて、知らない単語に出会いながら読むという練習をしていたおかげで、入試本番が近づくにつれてどんどん長くなっていく長文にも対応できました。また、英作文も学校では書く機会がなかったので、Z会で取り組めてよかったと思います。

Z会:本日は貴重なお話をありがとうございました!

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