志望大学に合格した先輩に受験を振り返ってもらいました。
京都大学 薬学部 合格
藤原 壮麻 さん 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎卒
(Z会京大進学教室 上本町教室利用)
京大を志望したのはいつくらいからですか?
藤原さん:高2までは学力的に京大には届かないかなと思っていたので、阪大の薬学部を志望していました。ただ、高2の終わりくらいから本格的に受験勉強を始め、高3の初めに受けた模試でよい成績が出せたので、そこから京大の薬学部をめざすようになりました。
中3の時からZ会の教室に通ってくれていますが、どういうきっかけで選びましたか?
藤原さん:小学校の頃からZ会の通信教育を受講していて、その時にZ会の教室を知りました。国立の中学に在学していたため、学習の進度が遅れていることが分かっていたので、追いつけるような講座を探していました。そんな中、Z会の教室には進度が追いつける数学の講座があったので、通うことにしました。
Z会の教室に通って良かったところは何ですか?
藤原さん:授業が少人数制だったため、授業内でも気軽に質問でき、学びをその場で完結できたのがとてもよかったです。また、僕は英語がとても苦手でしたが、英作文の添削や10年分の過去問の添削をしてくださり、その指導がとても細かく自分に足りない部分が明確になりました。その足りない部分を一つひとつ改善していくことで英語の能力が向上し、最終的には英語が自分の武器の一つになっていました。
では、授業以外でZ会の教室をどう活用していましたか?
藤原さん:小さな悩みも結構考えてしまうタイプなので、教室長や信頼できる各科目の先生方に相談し、すぐに悩みを解決していました。例えば、共通テストのことについて何も分からなかったので、「どういう勉強をしたらよいのか」、「当日はどういう流れで解いていくのがよいのか」などちょっとでも疑問に思ったことは聞いていました。
受験勉強する中で使ったアイテムはありますか?
藤原さん:僕は手帳を使っていて、日、週、月ごとにスケジュールを組み、その都度振り返りをしていました。通常の予定のほかに青字で勉強の予定(例えば、〇時~〇時は何をやるか)を記入するようにしていました。勉強の予定の箇所には、できたものにはチェックを入れ、できなかったものには赤丸をつけていました。そうすることで、「自分は古文が嫌いだから古文の勉強を避けがち」、「数学は計算練習に偏りすぎて公式等の暗記事項が抜けがち」という自分の傾向や弱点を分析でき、効率よく勉強できました。
あとは、全ページに書き込みをした問題集です。問題一つひとつに解けたときの確信度やなぜ解けなかったのかなどの分析を書き込んでいます。後で見返した際に、再確認がしやすい自分の問題集をつくりました。
大学ではどんなことをしてみたいですか?
大学は自由な校風なので、ボランティア活動にも参加し自分の知識を広げながら、海外でも活躍できる薬学の研究者になりたいなと思っています。また、アレルギー性鼻炎やリウマチなどの一生付き合っていくような病気に終止符を打てるような薬を作りたいとずっと思って薬学部を選んだので、しっかり学んで研究していきたいです。
後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。
時間は有限なので、勉強の質を上げることを意識してほしいです。例えば、塾のテキストの問題は、復習なしでも頭に残るよう授業内で完結させていました。数学の場合、自分とは違う解き方を使っているときは面白いなと感じ、そういう経験を大事にしていました。
教室長荻原より
藤原くんの相談はゼロからの相談ではなく、自分なりに悩みに対する答えを出し、その手順や解決策が正しいかどうかの確認に来ている感じでした。何も考えずに質問や相談に来るわけではないので、そこが良いなと思っていました。手帳や問題集の使い方もそうですが、やったことの見える化ができています。これは大事なことですよね。
合格おめでとうございました!今後のご活躍を期待しております!
先輩たちの合格体験談を参考にして、自分を見つめなおし、自分なりの方策を確立させていきましょう。迷った時は、Z会の教室に相談してください!