丁寧に教えてくれる先生がいる安心感と心強さ

私は高3の6月に受験した「北大本番レベル模試」で物理の成績がよくなかったため、物理の成績上昇のために個別で指導してもらう方が良いと思い、7月からＺ会の教室で物理の個別指導を受講することにしました。個別指導では、自分が解答や教科書を読んでも納得できないところをとことん質問して、丁寧に教えていただくことができました。何より、わからないところを丁寧に教えてくれる先生が目の前にいるという安心感は絶大でした。勉強の方針の相談にも乗っていただいて、とても心強かったです。おかげで物理が苦手だった私も、共通テスト本番では満点をとることができました。

 

学習する上で意識したこと

高3になる前に受験で使う科目の予習をひと通り終わらせておくように意識し、高3の1年は問題演習にあてました。また、勉強するリズムを確立するように心がけました。朝は5時ごろに起きて、休み時間も勉強し、無駄な時間がないように生活しました。入試直前期は、自分のミスを再確認し、本番で同じミスをしないための準備にあてました。

受験期間の思い出

受験期間はとにかく必死でした。ただ、自分の夢に向かって努力していると考えると、疲労も心地よいものに感じられました。くじけそうな時は、スラムダンクの安西先生の「諦めたらそこで試合終了ですよ」という言葉を思い出して、何がいけないのかを考えながら試行錯誤し、手と頭を止めないように心がけました。

受験対策でやっておくと良いこと・後輩の皆さんへのアドバイス

わからないところは人に聞く前に自分で教科書や参考書、ネットなどを活用して調べてください。その上で、先生に聞くなど人に頼ってください。自分で悩んでいる時間が長いことは無駄に思われるかもしれませんが、その方が記憶に定着します。友達の勉強方法を活用することは有効ですが、自分に当てはまるかどうかは別です。人それぞれやり方が違い、個性があります。何を、どれくらい、どのように勉強するか、自分で考え、試行錯誤し、自分にぴったりの勉強方法を見つけてください。
私の大学の合格発表は、受験番号一覧から自分の受験番号を見つけるという昔ながらの方式でした。自分の受験番号を見つけたときの喜び・安堵は本当に形容し難いものでした。大学入試というのは、皆さんの人生の中で、大きな試練の一つだと思います。これを乗り越えると、自分はこんなに努力できるんだ、と大きな自信につながります。苦しいと思うことも多いと思いますが、自分の将来の夢を実現するための第一歩だと思い、走り抜けてください。そして、周囲の人々はみんな受験生を応援しているということを忘れないでください。