社会で活躍できる「書く力」を育む、淑徳大学の添削指導の活用

淑徳大学 総合福祉学部
社会福祉学科 学科長 山下幸子教授

淑徳大学 総合福祉学部
教育福祉学科 伊原浩昭 教授
社会で活躍できる力を、文章力で育む
本学では「ともに生きる」という理念のもと、実践を通して社会に貢献できる人材育成を目指しています。そのため、学生たちは幅広い分野を学び、多角的な視点から物事を捉え、「知る」「分析する」「考える」「表現する」力を身につける必要があります。
大学では、レポート課題や実習記録など、文章を書く機会が多く、これらの課題を通して学生たちは思考力、分析力、表現力を磨いていきます。淑徳大学では、Z会ソリューションズの「小論文ライティング講座」を導入し、入学前・1年次の夏・冬と計3回実施することで、学生たちの文章力向上を支援しています。
小論文ライティング講座継続の目的題
本講座では、学生たちが生活に関連するテーマについて、内容の要約、自分の主張、根拠となる理由などを記述し、詳細な添削指導を受けます。これにより学生たちは基本的なレポート作成スキルを習得し、学問への理解を深めていきます。
2023年度からは全学共通の基礎教育「S-BASIC」がスタートし、主体的・能動的に学習できる技能の獲得と、大学で学習する上で必要なスタディスキルの取得を求めています。小論文ライティング講座で培った基礎力をもとに、学生たちはレポートや論文作成など、より高度な文章作成に挑戦し、卒業後も社会で活躍できる人材へと成長していきます。
導入後の効果
本講座を入学前・1年次の夏と冬に実施していますが、1年次の夏と冬の2回は、Z会の講師による対面での事前・事後指導が行われ、この対面での指導が大変良いと考えております。特に事後指導では返却された答案を手元で確認しながら講義を受けることで、学生は疑問点を解消し、理解を深め、学習効果を高めることができています。
今後は、講座で得られた効果を授業に効果的に活用することで、学生のさらなる成長を支援していきたいと考えています。
最後に
Z会ソリューションズの「小論文ライティング講座」は、大学で学習する上で必要なスタディスキルを習得するための教材として効果的です。基礎教育「S-BASIC」のような授業で活用することで、学生の主体的な学習を促進し、より大きな学習効果が得られると期待しています。
-
入学前教育・初年次教育・長期休暇中の課題などに
-
Z会ソリューションズの講座
カスタマイズ可能