課題発見・解決能力テスト 導入事例 昭和女子大学

課題発見・解決能力テスト 導入事例 昭和女子大学

日本語表現の学びを可視化する、昭和女子大学

福田 淳子 教授

昭和女子大学 人間社会学部 現代教養学科 福田 淳子 教授

 

昭和女子大学現代教養学科について

昭和女子大学 現代教養学科では、社会と積極的に関わり、学んだことを社会で運用する実践的な知に近づけ、発信力や分析力を高めるために、日本語や情報、社会調査関連科目などによってスキルやリテラシー能力を磨くことに力を入れています。さらに地域社会や企業と連携したプロジェクト活動により、実践を通して現代社会の課題を見定め、企画立案やイベント運営などを経験することによって、課題を解決するための学びを深めています。

 

抱えていたお悩み・課題

英語やコンピューター等のスキル科目に関しては各種検定試験等があり、ある程度の力の可視化が可能ですが、当時、日本語の文章表現能力を可視化する検定やテストは存在していませんでした。学科の学びの特性上、社会情勢から問題を提起し、多角的に考察して答えを見つけ出す訓練と、自分の考えを論理的に読み手にわかるように表現する力を身につける必要がありました。そのために自分の弱点を知り、意識的に学習に取り組むきっかけになるものはないものだろうかと考えあぐねておりました。そこで出会ったのがZ会ソリューションズの「課題発見・解決能力テスト」でした。

 

課題発見・解決能力テストの導入の背景・きっかけ

特に日本語表現の力を可視化するために、Z会ソリューションズの「課題発見・解決能力テスト」を採用いたしました。課題発見・解決能力テストは 〈決まった答えのない問い〉に対して、的確に情報を収集・分析し、 建設的に意見を組み立てる能力を評価するテストで、関連する複数の資料や文章をもとに、 1 つのテーマを掘り下げて考え、 答案に意見を記述する形式のアセスメントで、PBLの授業効果を測定するアセスメントとして良いのではと判断して採用いたしました。

 

導入時期
  1. 新入学生(1年4月) 課題発見解決能力テスト(応用)
  2. 1年10月 課題発見解決能力テスト(応用)
  3. 2年10月 課題発見解決能力テスト(応用)
  4. 2年10月 課題発見解決能力テスト(発展)

 

昭和女子大学の授業例
  1. アカデミック・プロジェクト
  2. アート・マネージメント
  3. アイディア発想技法◎導入後の効果

 

課題発見・解決能力テストを採用しての感想・効果

  1. 課題を多角的に捉え、解決方法を意識的に考える習慣が身についた
  2. 多様な意見があることを認識し、その上で自分なりの意見を導くことの大切さを知った
  3. テストを毎年実施することで、PBLの実践による効果を測定できる

 

導入結果

どのPBL授業を受けた学生がどのような力が伸びているのか「課題発見・解決能力テスト」の結果で可視化ができて参考になります。1年生から3年生まで継続して実施しているので、成長の過程がうかがえてPBLの授業の成果が検証できました。

 

昭和女子大学現代教養学科 福田淳子教授 「日本語表現」の授業例から

ご担当の福田先生が大学での日本語表現の授業についてまとめているので、より詳しく知りたい方は以下のリンクから記事をご覧ください。

日本マーケティング協会のWebマガジン
「マーケティングホライズン2025年3-4月号」 デジタル時代だからこその「考える力」

 

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