入学前講座:看護系パック 導入事例 京都光華大学

入学前講座:看護系パック 導入事例 京都光華大学 看護福祉リハビリテーション学部 看護学科

 

入学前講座(看護系パック)の背景

京都光華大学 看護学科 岡本 華枝 准教授

京都光華大学 看護学科
岡本 華枝 准教授

入学前講座として、看護系学部・学科に特化した適切な教材がこれまで存在しなかったため、Z会ソリューションズと連携し、「入学前講座:看護系パック」を監修いたしました。

看護学部・学科への入学後は、学生が主体的に学ぶことを重視した看護専門分野の講義・演習・実習が始まります。

本パックには、看護師を志すための心構え、看護実習に必要な基礎知識、そして自己表現力や課題解決力など、将来の看護実践につながる内容を体系的に盛り込んでいます。

 

入学前講座(看護系パック)の内容

【映像講座】
映像を通して、看護師としての心構えや社会的役割をわかりやすく紹介します。
高校と大学の学びの違い、看護師の役割や必要性を理解することで、入学へのモチベーション向上を図ります。

【生物基礎講座】
看護に必要な生物学の基礎知識を学びます。
各単元の冒頭では「どのような実習シーンで必要な知識なのか」を明示し、巻末には看護師国家試験での出題例も掲載。
さらに、学習内容の理解度を確認できるWebテストや補助映像も用意しています。

【小論文講座】
「看護学部を志望する理由」や「医療現場における生活の質(QOL)」をテーマに、説得力のある文章を書く力を養成します。
看護分野に特化したテーマ設定により、思考力と表現力の両面を強化。
他社にはない丁寧な添削指導と、学習を支援する映像教材も充実しています。

【探究力育成講座】
「ワクチン接種の必要性」を題材に、複数の視点から考え、課題を見いだし解決する力を育成します。
高校・大学教育で重視される「探究的学び」を入学前から実践できる構成です。
入学前から探究的課題に取り組める講座は、Z会のみの特長といえます。

 

入学前講座(看護系パック)に期待すること

看護実習イメージ

「生物基礎講座」は、入学前の3か月という限られた期間で必要最小限の単元に絞り、その意義や学習目的を具体的に示した構成としています。

巻末には各単元が看護師国家試験でどのように出題されているかを掲載し、大学での学びの最終ゴールを意識づける教材としました。

また、自己表現力・論理的思考力・課題解決力など、看護系学部に進学する学生に求められる力を総合的に育成する内容となっています。

 

他の看護系学科の先生・学生へのメッセージ

私が特に力を入れて監修したのは、「映像講座」と「生物基礎講座」です。
映像講座では、看護師になるための心構えに加え、高校と大学の学びの違い、看護職の社会的意義についても丁寧に解説しています。
看護系学部向けの入学前講座としては類を見ない構成となっており、全国の看護系大学・短大の皆様にもぜひご活用いただければ幸いです。

 

入学前講座導入にあたって

京都光華大学 看護学科 看護学科長 徳永 基与子 教授

京都光華大学 看護学科 看護学科長
徳永 基与子 教授

京都光華大学看護学科は、確かな知識と豊かな人間性を備え、臨床判断力を発揮できる看護職者の育成を目指しています。
その基盤となる学びを、入学前から段階的に育むことを重視しています。

入学前の学びは、看護職としての第一歩を踏み出す大切な時期です。
本学では、大学入学前から看護の基礎を学ぶことで、入学後の授業や実習へスムーズに移行できるよう支援しています。

このたび導入した「看護系パック」は、看護に必要な基礎的知識や、看護師を志すうえでの心構えをバランスよく学べる内容となっており、入学前の学習支援として大変意義深いものと感じております。
特に、生物基礎講座や映像講座を通して、看護学の学びの土台を築き、自ら考え、表現し、行動できる学生を育てることを目的としています。

これらの講座は、将来、臨地実習や国家試験に向かううえでの自信にもつながるものと期待しています。
今後も本学では、入学前教育を通して「学び続ける力」を育み、学生が自らの夢を実現できるよう、教育の充実を図ってまいります。

【サポート】
各課題の提出期限1週間前に気づきを促すアラームメール
3月に入ってからは未提出・未実施者への督促メール
申込状況・実施状況の定期的報告
ご案内チラシの作成・申込ECサイトの作成・講座料金の回収・教材発送

【価格】16,500円(税込み)
他社では提供できない安価な価格で提供
学生負担を軽減し、必要な課題を盛り込んだ入学前講座(看護系パック)

 

学生の声(実施後アンケート結果)

以下、実施した大学の入学後の受講者アンケート結果です。

【昨年実施の受講者の声】印象に残っている課題とその選んだ理由
[映像講座]

  • 看護師になるための基礎だけど基礎だからこそ大事にすべきことだと思ったから。
  • 看護師の具体的なものを知れた。

[小論文講座]

  • 添削されるので正しい書き方がわかった、できていないところがわかった。
  • 普段なら考えないような議題を使って文章を書くことが新鮮だったから。
  • 高校や、授業での内容が他の授業に繋がってくるから大事だとかんじた。
  • 自分の考えを説得力を持たせて文章にする能力をつけるのに必要であった。
  • 志望理由書以来、小論文をかいてこなかったので書き方や構成など知ることが出来た。
  • 初めてしっかりと小論文を書くのは難しかったけど、少しは書けるようになった気がした。

[生物基礎講座]

  • わかりやすくて楽しかった。
  • 生物が好きだから、看護に大切だから。
  • 生物の小テストが印象に残ってます。

[研究力育成講座]

  • ワクチンに対して全ての人が打つものだと思っていたから違う意見を知れて良かった。
  • 読みながら考えると同時に勉強にもなった。
  • 今まで考えていないことにしっかり向き合って考えることで新しいことを知ることができ、とても勉強になったから。
  • 医療のことをたくさん考える機会となったので印象に残っています。

課題の中で入学後活かされているものは?
[映像講座]

  • 看護師になる決意を固めることができたから。
  • 看護師という職の責任や大変さを学べたから。
  • 実際に映像を見ることで分かりやすく看護について学べる。
  • 大学は自分で管理しないと置いていかれる。
  • 看護師としての力をつける授業がとてもありがたい。

[小論文講座]

  • 小論文とレポートは少し似ていると感じたから。
  • 字数多いレポートの時間配分がわかるようになったから。
  • 小論文の書き方や構成の仕方をある程度取得したことでレポートを書く時にとても活かされていると感じた。
  • 授業内で書く小論文が取り組みやすくなった。
  • 文書の書き方がわかるようになった。
  • 文章を書く課題はすごく多いので活かされていると思います。

[生物基礎講座]

  • 人体の構造と生理機能の授業で役に立っている(数名)。
  • 生物基礎講座に出てきた内容を人体で少し詳しく知ることができるから。
  • 人体の構造と機能の授業では今まで習ったこと以外も出てくるが基本的に基礎となっているものがあるから。
  • 人体の構造と機能で勉強した内容が出てきたから。
  • 高校での勉強の振り返りになった。
  • 基礎が身について分かりやすくなった。

[研究力育成講座]

  • ワクチンを接種しようと思った。
  • 課題がなかったらこれについて考えなかったから。
  • 3か月経った今でも覚えている。

 

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