「頻出分野別演習」って何？

「頻出分野別演習」（現在、開講中）は、難関校入試頻出分野でありながら対策の立てにくい分野を集中的にトレーニングする短期完成の講座です。
「頻出分野別演習」は、カリキュラム内容の履修を終えた状態から頻出分野の入試対策を行う講座になります。中学受験コース本科でご受講中の教科は、カリキュラム履修期の学習を終えた8月以降からの取り組みをおすすめします。既習分野、得意教科・分野については、今からご受講いただけます。
短期間の集中講座なので、時期を分散して複数の講座を受講することができ、無理なく効率的に志望校対策に組みこめます。

「頻出分野別演習」のテキストでは、『エブリスタディ アドバンスト』より難度の高い問題を扱います。志望している学校によっておすすめの講座が異なりますので、Ｚ会小学生向けコースWebサイトの「専科・頻出分野別演習」下部の「志望校別おすすめ受講講座」の表を参考にご検討ください。

最適な受講パターンをシミュレーション

１．受講する講座をしぼりこむ

「志望校別おすすめ受講講座」を確認したら、最適な受講パターンにするために講座をしぼりこんでいきます。「●や○がついているものはすべて受講すればいいのでは？」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、8月から合格力完成期に入る『エブリスタディ アドバンスト』に加え、過去問題や模擬試験、時事問題対策と、8月から秋にかけての課題は盛りだくさんです。

また、筑波大附属駒場・開成・桜蔭・灘・甲陽学院・神戸女学院の6校を志望される方には、後述する「志望校別予想演習」を受講することをおすすめしています。ここに「頻出分野別演習」を追加することになりますから、すべての講座をこなすことは容易ではありません。　
現実的な講座数にしぼるため、下記ポイントを参考に検討してみましょう。

8月からの合格力完成期も、まずは毎月の『エブリスタディ アドバンスト』にしっかりと取り組むことが大切です。本講座は『エブリスタディ アドバンスト』の内容をしっかりと理解したうえで、ご受講いただくと効果的です。
とくに、苦手な分野については基礎を定着させるためにも、『エブリスタディ アドバンスト』の復習を優先するとよいでしょう。

２．受講時期を考える

　「頻出分野別演習」は、現在開講中で、「志望校別予想演習」は7月から開講します（教材送付は7月上旬以降）。複数の講座を受講される場合には、時期を分けて計画的に取り組んでいきましょう。次にご紹介する受講例をご参照ください。

※●は受験予定の方にぜひご活用いただきたい講座、〇は得点源にしたい方にオススメの講座。

 
通常教材とお子さまの学習量を見ながら取り組む月を7月〜10月・11月〜1月に振り分けています。たとえばAさんは、志望していた「筑波大学附属駒場」「開成」がともに「志望校別予想演習」（下記を参照）の対象校ですので、「頻出分野別演習」も加えるとかなりの学習量になることが予想されました。そこで、7月〜10月には両校で●とされている国語の難関記述対策と得意な算数と理科を1講座ずつ、11月〜1月に算数・理科の1講座と「志望校別予想演習」というように分けて取り組んでいます。

また、甲陽学院が第一志望のBさんは、おすすめリストで●がついていた各講座と「志望校別予想演習」の「甲陽学院」を受講しています。7月〜10月にできるだけ「頻出分野別演習」を受講しておき、直前期の負荷を軽くする計画です。

このように、直前期の負荷を増やしすぎないように、得意な教科、志望順位の高い学校の対策となる講座を早めに受講することがポイントです。とくに「志望校別予想演習」を受講予定の方は、「頻出分野別演習」は7月〜10月で多めに受講することをご検討ください。

無理のない講座数と受講時期を見きわめ、志望校に合わせた得点力を伸ばしていきましょう。

※今、お申し込みいただいた場合も、提出課題は2026年4月末までご提出いただけます。

「志望校別予想演習」の受講の前に「頻出分野別演習」の受講がおすすめ！

中学受験コース6年生専科では、7月に「志望校別予想演習」が開講します。
これは、筑波大附属駒場・開成・桜蔭・灘・甲陽学院・神戸女学院の6校の入試に特化した対策講座です。これらの学校を志望されている方は、「頻出分野別演習」を早めに受講し、「志望校別予想演習」は11月～1月に受講することをベースに各講座の受講時期をご検討ください。
※講座のくわしい内容は、Ｚ会小学生向けコースWebサイトの「専科・志望校別予想演習」をご覧ください。

次回の「今月の受験サポート」は6月26日（木）更新予定です。

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