中学受験コースの学習がスタートしました。中学受験コーストータル指導プランでは、タブレット端末等で、ハイレベルな学習を効率よく進めていきます。そこで今回は、カレンダーを上手に利用した「教材をためない」学習法をご紹介します。
※今回の記事でご紹介している3年生の学習内容は、トータル指導プランをご受講いただいた場合のものです。要点集中プランでは、「カレンダー」「練習問題」「月例テスト」「マンスリーチェック」がなく、「要点学習」のみのご提供となります。
教材をためないためのポイント
1.カレンダーで学習計画を立てよう!
毎月22日ごろまでに、「カレンダー」に翌月のモデルスケジュールを配信します。モデルスケジュールは、お子さまの予定に合わせて変更することができます。学習コマを移動すると、それぞれの教科の学習順が自動で調整され、ここで調整したスケジュールに沿って、トップ画面に学習コマが表示されて学習することになります。
学習月になり、予定通りに学習ができなかった学習コマがあった場合には、トップ画面に遅れを知らせるマークが表示されます。
- <ためないポイント1>
- こまめにアプリのトップ画面を確認し、遅れを知らせるマークがつく前にスケジュールを見直すようにしましょう。
- <ためないポイント2>
- 毎月、理科と社会の最初の学習コマは「体験学習」です。1~2時間程度かかる場合もありますので、土日・祝日などの時間がとれる日に設定するとよいでしょう。
※保護者向けサイト「my Z(マイゼット)」LINE公式アカウントでは、LINEでお子さまの取り組み状況をご確認いただけます。まだ友だち追加がお済みでない方は、下記ログインサイトの『「my Z(マイゼット)」LINEミニアプリにログイン』より友だち追加ができます。
my Z(マイゼット)ログインサイト
2. 「要点」で学習を始めよう!
トップ画面の「今日の学習」で表示されたアイコンをタップすると、「要点」の学習が始まります。「先生の授業を見る」では、授業映像を見て、授業ノートに書き込みながら学習をします(※国語、理科・社会の体験学習は少し仕様が異なります)。「要点」の学習が終了すると、「学習」のもくじページの学習状況にがつきます。

3.練習問題に取り組もう!
「要点」の学習は、塾でいえば講義に該当するとお考えください。要点が終わったら、確認問題を解いて学習したことを定着させます。要点と確認問題がしっかりと理解できたら、練習問題を紙の教材で演習します。じっくり考え、試行錯誤しながら解くことで力になります。演習が終わったら、Z会小学生アプリで「答えと考え方」を見て、答えあわせをします。答えあわせが終わったら、「理解した」「あとで復習」「解いていない」のいずれかを選んでください。
- <ためないポイント3>
- 「答えと考え方」にも授業映像が見られる問題がありますが、すべて視聴していると時間がかかってしまいます。習いごとなどで時間があまりとれない場合には、考え方を読んでもわからない問題のみ授業映像を見る、苦手な教科・単元で授業映像を見るなど、効率的に利用しましょう。
- <ためないポイント4>
- 学習予定日に練習問題がすべて終わらなかった場合、次の学習日に持ち越してしまうと、少しずつ学習が遅れていってしまいます。終わらなかった練習問題は後回しにして、次の学習日は、予定の学習コマから取り組むことをオススメします。
ひとつの単元に時間をかけすぎて、やりきれない単元が出てしまうより、「要点」「練習問題前半」が学習できていて、抜け漏れなく基本が定着しているほうが、今後の学習を考えると有効です。
4.「月例テスト」に取り組もう!
練習問題がすべて終わっていなくても、要点学習がある程度終わっていたら「月例テスト」に取り組み、答案提出目標日までに「月例テスト」を提出することを優先させましょう。その月の「月例テスト」を提出目標日までに提出する(学習ペースを崩さない)ことで、未習の単元がまるまる残る、ということがなくなります。
- <ためないポイント5>
- 月内に取り組めなかった問題や、復習できなかった問題が残っている場合には、次月の学習につながりがある教科(※とくに算数)を優先して学習するようにしましょう。そして、やり残した学習はゴールデンウィークや長期休暇に回すなど引きずらないようにしたうえで、次月は新しい月の学習から始めるとよいでしょう。
学習を順調に進めるためには、「月例テスト」の提出を最優先にして、毎月の学習のペースをつかむことが重要です。やり残した学習には優先順位をつけて、まとまった時間が取れる時期に取り組みましょう。
5.「月例テスト」の復習法
答案がZ会に着いてから約5日で、「月例テスト成績表」から「答案」や「答えと考え方」、「復習映像」「復習ドリル(理科/社会)」が見られるようになります。まちがえた問題はできるようになるまでくり返し解き、満点をめざしましょう。
月例テストを復習する際に、保護者の方に注目していただきたいポイントについては、3年生受験サポート「 月例テスト復習時の注目ポイント3選 3年生編」でご説明していますので、ぜひご覧ください。
次回の「受験サポート」は4月24日(木)更新予定です。