3年生 10月以降の学習のポイント

10月に入り、中学受験コース3年生の学習も後半戦に突入しました。中学受験は長期戦になりますので、学習のリズムをしっかりと確立し、規則正しい生活を送るようにしましょう。そして、中学受験コースの学習も引き続きスケジュールどおりに進めていきましょう。

 

国語

入試の読解問題において「説明文」はよく出題されます。11月号・12月号では、説明文の読み取りの基礎となる部分を学習します。基本的に、難しい文章になっても、読み取り方は変わりませんので、ここで基礎となる部分を身につけておくと、今後の学習に役立ちます。
まず、11月号では「接続語を手がかりに文章を読み解く練習」をします。接続語が出てきたら、前後に書かれていることの関係に注意しましょう。12月号では「段落の関係を理解する練習」をします。ここはまとめの段落、この段落には例が示されている、この段落は前と反対のことが書かれているなど、文章の中でどういう位置づけか意識しましょう。

 

算数

受験算数において、試行錯誤して考えるということは、非常に重要な要素です。
11月号・12月号・1月号では「円と球」・「三角形と角」・「面積」といった図形を学習します。問題に示された図を自分で書いてみて、問題文で示されている長さや角度、計算で求めた長さや角度を、その図に書き込みながら解くようにしてください。
また、1月号で学習する「樹形図と数え上げ」では、例題を参考に、樹形図を自分で書くことが大切です。
また、4年生の2月号・3月号では「小数のかけ算・わり算」を学習します。『毎日練習ブック』で、整数の四則演算がしっかりできるように練習しておきましょう。

 

理科

理科では、これまでに引き続き、今後の学習につながる大切な内容を学習します。10月以降に学習する内容は、5年生2月号・3月号の「植物」、5年生10月号の「光」、6年生2月号・3月号の「力学」の単元につながります。その中でも、「光」や「力学」は苦手とする受験生が非常に多い単元です。
10月号では、缶とティッシュ箱を使って、おもりの衝突の実験をします。ここでは、2つ以上の条件が関係することを調べる実験について学習するので、体験を通して覚えておくとよいでしょう。
12月号や1月号では、鏡やペットボトルなどを使って、光の反射や屈折の実験をします。「光」は原理の理解が難しい単元ですが、実験の結果や、そのような結果が出た理由をよく確認し、確実に理解するようにしましょう。

 

社会

社会についても、今後の学習につながる大切な内容をたくさん学習します。「体験学習」を通して、理解しておくことが重要です。
9月号では、4年生の11月号・12月号で学習する入試頻出の「農業」につながる内容を学習しました。11月号では、自動車や鉄道、飛行機、船の特徴からそれぞれの乗り物のメリット・デメリットを考えるなど、5年生の3月号で学習する「情報と交通」につながる内容を学習します。「世界の国から こんにちは」というテーマの1月号では、アメリカや中国などのいくつかの国が紹介されており、5年生の5月号で学習する「世界の国々の様子」につながる内容となっています。

次回の受験サポートは10月23日(木)更新予定です。

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