had better の多用は注意した方がよい?

相手に対して「…した方がよい」と提案を行う場合に,
You had better … を使っている方、多いのではないでしょうか。
中学や高校の時にhad better = …した方がよい と覚えた
記憶が残っているのだと思いますが、
実はhad betterは命令的な強い助言を表す表現で
「そうしないと思わしくない結果になる」という意味合いが
含まれているのです。
You’d better leave now or you’ll miss the train.
(もう出発した方がいいですよ。さもないと電車に乗り遅れてしまいます。)

提案の場面ではより柔らかいニュアンスのある
You should …を用いるのが適切です。
日本語では「…すべきだ」と訳されることの多いshouldですが,
must(…しなければならない)のような強い強制力はなく,
「…するとよいですよ」という意味合いですから,
ビジネスに限らず様々な場面で使いやすい便利な助動詞なのです。

You should be there at least 20 minutes before the start of the meeting.
(少なくとも会議開始の20分前には到着していた方がいいです。)

I think we should discuss the matter further when we meet again on the 10th.
(また10日に集まる時に,この件についてさらに議論した方がいいと思います。)

 

ビジネスで英語を用いる際には、

相手や状況に応じて適切な表現を使いこなしたいものです。

キャリアアップコースの実践ビジネス英語講座では、

英語の「Function(依頼する、意見を述べる、提案するなどの機能)」ごとに

実際に遭遇しそうな場面で役立つ英文・表現の型を身に付けます。

実戦ビジネス英語-伝える力を最大化するFunction16-

今ならキャリアアップコースの英語全講座が10%オフ!

この機会をお見逃しなく。