『Z会のビジネス英語シリーズ』の新刊が、いよいよ3月12日(木)に発売となります!
本日のブログでは、そのうち
ビジネス英語 Word Choice [類語・類似表現700]
の企画背景や開発段階のお話などを通して、本書の内容・魅力をお伝えしたいと思います。
★ 書籍の詳細・ご購入は Z会オフィシャルサイト へ!
早速ですが、次の単語の違い、皆さんはパッと出てきますか?
◆ goods / product(商品)
◆ work / job(仕事)
◆ see / look at(見る)
◆ end / finish(終わる)
◆ check / confirm(確認する)
どれも仕事で日常的に使われる単語ですね。
こうした言葉の使い分けが、自然に身についている人もいますが、
英語を話す・書く経験が少ないと、なかなか気づくのが難しいものです。
また、シリーズ書籍である
『英文ビジネスEメール実例・表現1200[改訂版]』の読者の方々からも、こんな声をいただいていました。
ひとつの表現にも複数の、似たような単語があり、検索してもいったいどれを使うのが良いのかわからないことがあります。
そうしたところから、
仕事で必ず使う英単語の違いをわかりやすくまとめた1冊があれば、
皆さんの英語力アップのお役に立てるのではないか
と考え、本書の企画・開発に着手しました!
開発段階では、実用度・使いやすさに磨きをかけるため、Z会キャリアアップコースの会員の皆様にご協力いただいて、モニター調査を実施しました。
本書の一部を利用したアンケートでは、好意的なご意見を多くいただき、「きっと多くの方の役に立つはず!」という実感が強まりました。
多用する言葉である割に、意識的に正しく使えていなかったことを気づかされた。
仕事でメール際に頻出する単語のため、普段の使い方に誤りがないか、よりニュアンスが伝わりやすい表現がないかを確認できるため非常に有用だと思った。
さらに、内容に関して、こんなアイディアもいただきました。
特にビジネスの場面におけるフォーマル度がわかるより良いと思います。
・ビジネスの場面ではimpolite
・同僚に使う/上司や取引先に使う
・プレゼンで使う
・会話ではOKだけど文書ではNG など
類語・類似表現の中には、
◆ 意味・ニュアンスに違いのあるもの
◆ 使い方(語法)に違いがあるもの
◆ フォーマル度(≒丁寧さ)に違いのあるもの
など、実はさまざまなパターンがあります。
ビジネス現場では、相手に応じて適切な言葉遣いをする必要がありますね。
例えば get も purchase も「買う」という意味がありますが、
I got it yesterday! (昨日、それ買ったよ!)
I purchased it from ABC Company.(それはABC社から購入しました。)
のように、印象はまったく異なります。
こうした視点も取り入れ、より実践のヒントとなる情報を充実させました。
また、別の方からはこんなご指摘も。
内容は分かりやすくためになるものが多いと思う。
ただ文字が羅列されているという印象を個人的には受けた。
内容が良くても情報量が多すぎると、かえってあまり使わないかもしれない。
確かに、Webサイトの分析指標に「ユーザーの滞在時間」があるように、
開いてすぐに「読みにくい」「求めている情報ではない」と判断されてしまうと、
どんなに為になることが書いてあっても、読んでもらえません。
本においても、読みやすさは、内容と同じくらい大切な要素です。
必要な情報量は確保しつつ、メリハリのある見やすいレイアウトを意識しました。
また、制作にあたっては、Z会のビジネス英語講座に提出されたEメール・プレゼン・議事録などの添削答案を分析しながら、
ビジネスシーンの頻出語や、間違いやすい語を抽出していきました。
そのため、ビジネスパーソンの皆さんが実際によく使っている言葉がピックアップされているはずです!
また、共著者 Patrick Horckmans先生をはじめ、同講座の添削指導者の方々に協力いただき、
日本人の間違いやすいポイントや、ぜひ知っておいてほしい表現を随所に盛り込みました。
以上のように、読者・受講生の皆さんの声を取り入れ、工夫を込めた1冊となっています。
ぜひ、お近くの書店でお手に取ってご覧ください。
Amazon・楽天等の通販サイトでは、なかみの画像をご覧いただけます。