2026(R8)年度 神奈川県共通問題

出題校

神奈川県の中高一貫校では、神奈川県の共通問題を使用して、適性検査が実施じっしされます。
各学校の問題は、次の表の通りです。
(共通=神奈川県共通問題、独自=学校独自の問題)

 

適性検査Ⅰ
適性検査Ⅱ
平塚中等教育学校
共通
共通
相模原中等教育学校
共通
共通

適性検査Ⅰ
適性検査Ⅱ
平塚中等教育学校
共通
共通
相模原中等教育学校
共通
共通

 

全体的な傾向けいこう

問題の構成や傾向について、前年度からの大きな変化はありませんでした。
例年と同様、マークシート方式による解答用紙が用いられ、マークシートで答える問題と語句や文章で記述する問題がありました。
適性検査Ⅰ、Ⅱはいずれも会話文や表・グラフなどの情報を読み取る問題で、あたえられた情報の中のどこに注目すればよいかを判断する必要がありました。
試験時間に対して問題量が多いため、問題文から情報を読み取る正確さだけでなくスピードも求められます。

 

問題ごとの分析ぶんせき

適性検査Ⅰ(45分)
問1

共通問題

〇テーマ
資料の読み取り・数理的考察

〇内容
ブレゲ電信機についての会話文や資料の読み取りと、送信機をつかった文字の送り方を考える。

 

概要がいよう

(1)
会話文や資料の読み取りです。判断に迷う選択肢せんたくしはないので、なるべく短時間で解答したい問題です。

(2)
〔方法〕にしたがって、文字を送るときのハンドル操作を短時間で理解し、正確に数え上げる必要がありました。

◆問題ピックアップ!

※差がついた1問や必ず得点しておきたかった問題などをご紹介しょうかいします。

(2)
送信機のハンドル操作そうさの条件を正確に読み取ることが大切です。特に、送りたい文字が何だんめにあるかによって、ハンドルを止める位置が細かく指定されていることをおさえましょう。
また、同じ段めの文字が続くのか、そうでないのかによって、ハンドル操作がことなるので注意が必要です。
それぞれの条件に応じたハンドルの動きを正確にとらえ、手順を一つずつ確認かくにんしながら進めることが大切です。

 

問2

共通問題

〇テーマ
資料の活用

〇内容
平均収量へいきんしゅうりょう」の定義をふまえ、資料から数値すうちを読み取って計算や推測すいそくを行う。

 

概要がいよう

(1)
定義された平均収量の計算方法に基づき、表から計算に必要のないあたいを正しくのぞくことができるかを問う問題です。

(2)
新潟県(令和6年)の平均収量の計算と、その値に対する令和6年の単収たんしゅう割合わりあいを百分率で求める問題です。平均の計算、割り算、小数第3位での四捨五入ししゃごにゅうという算数の基礎力きそりょくを試す問題です。

(3)
令和8年と令和7年の平均収量の大きさについて、「令和7年の単収の値」と「平成30年の単収の値」の大小関係に注意して考察する問題です。平均の計算に必要なデータのちがいに着目して柔軟じゅうなんに考える力が求められます。

◆問題ピックアップ!

※差がついた1問や必ず得点しておきたかった問題などをご紹介します。

(3)
令和7年と令和8年の平均収量を比べる際、使われるデータはほとんど共通で、平成30年と令和7年の値が異なります。そのため、会話文にあるように令和7年と平成30年の値の比較ひかくが必要です。

令和7年の平均収量の計算に用いるデータ:平成30年〜令和6年(7年間)から最も大きい値・最も小さい値を除く
令和8年の平均収量の計算に用いるデータ:令和元年〜令和7年(7年間)から最も大きい値・最も小さい値を除く

北海道、栃木県、長野県、愛媛県の平成30年~令和6年の値をみると、北海道では平成30年のときが最も小さい値になっており、長野県では平成30年のときが最も大きい値になっています。
このことに気付いて、令和7年の値が、平成30年の値より大きいときと小さいときをそれぞれ考えながら、平均収量を比較してみるとよいでしょう。

例えば、北海道の令和7年の平均収量を計算するとき、7年間の単収で最も小さい平成30年のデータを除きます。
令和7年の単収が平成30年より小さい場合、令和8年の平均収量を計算するとき、令和7年のデータを除くので、令和7年の平均収量と同じ値になります。
また、令和7年の単収が平成30年より大きい場合、令和8年の平均収量は令和7年の平均収量と同じか、それより大きい値になります。
令和8年の平均収量が令和7年の平均収量を下回ることはありません。

 

問3

共通問題

〇テーマ
平面図形

〇内容
正方形の折り紙を半分に3回折り、一部を切って開いたときの図形の面積やあなの数を求める。

 

概要がいよう

(1)ア
正方形の折り紙を2回折った状態で、その一部を二等辺三角形の形に切って開くとき、残った部分の面積を求める問題です。

(1)イ
折り紙を3回折った状態で、4つの異なる部分(a〜d)のどれかを切って開いてできる「穴の数」から、a〜dのどれを切り取ればよいかを考える問題です。

(2)
正方形の折り紙を3回折った状態で、[会話文2]の[例]のように切って開いてできる9つの図形について、一番大きい図形の面積が分かっているときの一番小さい図形の面積を求める問題です。

どの問題も、切り取られる形を開くとどのような形になるかを正確にとらえることが大切です。

◆問題ピックアップ!

※差がついた1問や必ず得点しておきたかった問題などをご紹介します。

(1)イ
この問題では、元の状態まで一気に開いた形を想像するのではなく、1回開くごとに4つの異なる部分(a~d)から穴がいくつできるか、線対称せんたいしょうを意識して書き出すことが重要です。
1回開くごとの穴の個数を調べると次のようになります。

①2回折った状態まで開く場合:aとdで3個(aで2個、dで1個)の穴ができます。
②1回折った状態まで開く場合:aとdで6個(aで4個、dで2個)の穴、新たにcで1個の穴ができるので、全部で7個の穴ができるとわかります。
③元の状態まで開く場合:aとdで12個(aで8個、dで4個)の穴、cで2個の穴、新たにbで1個の穴ができるので、全部で15個の穴ができるとわかります。

①の時点で、aとdの穴の数がわかるので、あとはbとcの穴の数を数えることに注力できます。
この手の問題は頭の中で考えるとミスをしやすいので、まずは丁寧ていねいに書き出して考えるようにしましょう。

 

問4

共通問題

〇テーマ
コンピューターが数をならえるしくみ

〇内容
数が書かれたカードを並べ替える操作そうさの手順を理解し、結果を推測すいそくする。

 

概要がいよう

まずは〔会話文〕と〔方法〕から、カードを並べ替える操作の手順を理解します。「となり合う2つの数を比べ、左のほうが大きかったら入れ替える」という操作をくり返して整列させていることをおさえましょう。

(1)
1~10の数が書かれた10まいのカードのうち、初期配置が決まっている1~3のカードがどう動くかを考える問題です。初期配置がわからないカードを「4以上」のカードとしてとらえ、1~3のカードとの大小関係を確定させることがポイントです。

(2)
「あ、14、12、10、8、6、4、2」の順でカードを置いたとき、入れ替え回数が25回となる「あ」のカードを考える問題です。「あ」以外のカードが大きい順で並べられており、それだけで21回の入れ替えが発生することに気づけると、「あ」をふくむ入れ替えは4回しか発生しないことがわかります。

(3)
1~5の数が書かれた5枚のカードを並べ替えるとき、5回めの操作だけ入れ替えが発生しない初期配置を考える問題です。5回め以外の操作では入れ替えが発生するという点に着目し、逆算して初期配置を特定できるかどうかがカギとなります。

◆問題ピックアップ!

※差がついた1問や必ず得点しておきたかった問題などをご紹介します。

(3)
すべての選択肢せんたくしを一つずつ試すのも一つの手ですが、論理的ろんりてきに解く方法を考えてみましょう。適性検査では、問題を解くスピードも非常に重要だからです。

この問題のポイントは、「5回めの操作だけ入れ替えが発生しない」という点です。これは、1じゅんめ(1~4回め)の操作ではすべて入れ替えが発生し、2巡めの最初(5回め)の操作だけ入れ替えが発生しないという状況じょうきょうを指します。
そこで、「すべての操作で入れ替えが発生する初期配置」を基準とし、5回めの操作だけ入れ替えが発生しないように調整するという解き方が有効です。
5枚のカードを並べ替える場合、すべての操作で入れ替えが発生する初期配置は、大きい順に並んだ「5、4、3、2、1」です。この配置で4回めの操作まで行うと、配置は「4、3、2、1、5」となり、5回めの操作で「4」と「3」が入れ替わってしまいます。
5回めの操作で入れ替えが発生しないようにするためには、1巡めの操作が終わった時点で、左の2枚が「3、4」の順で並んでいればよいということになります。

つまり、基準とした「5、4、3、2、1」の「4」と「3」をあらかじめ入れ替えた、「5、3、4、2、1」が正解となります。なお、この並びであれば、6回め以降の操作で毎回入れ替わりが発生するので、問題の条件を満たします。

 

問5

共通問題

〇テーマ
学年集会でのレクリエーションの提案

〇内容
「学年内の交流」をテーマとした学年集会の中で行うレクリエーションについて、その内容を20~30字で提案し、提案理由を20~30字で書く。

 

概要がいよう

自分が中学1年生だと仮定し、入学直後の4月に行われる学年集会で、どんなレクリエーションを行うのがよいかを提案します。
ポイントは、その学年集会のテーマが「学年内の交流」であることです。
つまり、レクリエーションであれば何でもいいわけではなく、「交流」に役立つものでなければならないということです。
4月であれば、まだまだおたがいによく知らない相手も多いでしょう。
そういう相手と「交流」を深めるにはどんなレクリエーションがよいか、考えてみてください。
また提案理由のほうも、それがなぜ「交流」に役立つのかにしぼって答える必要があります。

 

適性検査Ⅱ(45分)
問1

共通問題

〇テーマ
ピクトグラムについて

〇出典:
【資料1】『絵で表す言葉の世界』村越愛策著より
 ※一部表記を改めたところがある。
【資料2】『ドラえもん探求ワールド―このマーク、なんだかわかる?―』藤子プロ・児山啓一監修より
 ※一部表記を改めたところがある。
【資料3】『ユニバーサルデザインとバリアフリーの図鑑』徳田克己監修より
 ※一部表記を改めたところがある。

 

概要がいよう

(1)
3つの資料から読み取れることとして正しいものをすべて選ぶ選択せんたく問題です。

(2)
3つの資料をふまえて、ピクトグラムの特ちょうや、どのようなものが主に使われているかをまとめ、80~90字で説明する問題です。

◆問題ピックアップ!

※差がついた1問や必ず得点しておきたかった問題などをご紹介します。

(2)
資料の内容をふまえ、問われていることに正しく対応するようまとめることが求められています。
まずは設問文をよく読みましょう。答案にむべきは次の4点だということがわかるはずです。

ピクトグラムは①「何を」②「どのように伝える手段しゅだん」か、また③「どのような特ちょう」があるか、さらに④「どのようなものを中心に世界共通で使われ」ているか。

①~④それぞれに対応するよう答案をまとめましょう。字数が限られていますから、具体例などをふくめてしまうと字数オーバーしてしまうので気をつけてください。
求められている内容がどの資料に書かれているのかを適切に判断し、わかりやすい文章にまとめましょう。

 

問2

共通問題

〇テーマ
水とわたしたちの生活

〇内容
「料金表」に基づいた水道料金の計算問題と、節水機能がある機器についての資料問題に答える。

 

概要がいよう

(1)ア
料金表をもとに、水25㎥を使ったときの、料金改定前の水道料金を求める問題です。

(1)イ
水道料金の改定前と改定後の料金の差額を求める問題です。まず、(1)アで示された水道料金の求め方を使い、使用した水道水の量を計算することが重要です。

(2)
アンケートをもとに作られた〔グラフ1〕のA~Dと〔グラフ2〕のE~Hが、節水機能がある4つの機器のどれにあたるかを選ぶ問題です。〔メモ〕から読み取れることを組み合わせ、解答を導く論理的な思考力が必要になります。

◆問題ピックアップ!

※差がついた1問や必ず得点しておきたかった問題などをご紹介します。

(2)
〔グラフ1〕のA~Dと〔グラフ2〕のE~Hが、4つの機器のどれに当てはまるかを判断するにあたり、〔メモ〕に書いてある内容を次のように整理するとよいでしょう。

①「〔グラフ1〕からわかること」から読み取れること
A~Dを見ると、「使用している」が多くなるほど「使用していない」が少なくなる関係にあります。
したがって、2文目の「ドラム式洗濯機せんたくきは、食器あらい機より『使用していない』と回答した人が多い」は、「食器洗い機は、ドラム式洗濯機より『使用している』と回答した人が多い」と読みかえることができます。
このことと1文目から、節水型トイレ以外の機器について、「使用している」と回答した人の割合が多いものから並べると、節水型シャワー →食器洗い機→ドラム式洗濯機の順となることがわかります。
②「〔グラフ2〕からわかること」から読み取れること
書かれている通り、ドラム式洗濯機の方が食器洗い機よりも「価格が低くなるまで購入こうにゅうしない」と回答した人の割合わりあいが多くなっています。
③「〔グラフ1〕と〔グラフ2〕からわかること」から読み取れること
節水型トイレを「使用していない」と回答した人のうち、「必要だと感じていない」と回答した人は400人未満です。アンケートは2400人を対象にしていることは問題文から読み取ることができ、割合から人数を計算することができます。
すべての組み合わせを考える必要がありそうですが、ここで重要なのが、【400人未満】であるということです。人数が最も少なくなる組み合わせを考えると、〔グラフ1〕で「使用していない」の割合が最も低いAと、〔グラフ2〕で「必要だと感じていない」の割合が最も低いHになり、このときの人数は400人未満となります。
次に人数が少なくなる「AとG」や「BとH」の組み合わせでは、いずれも400人をこえてしまうことから、節水型トイレは〔グラフ1〕のA、〔グラフ2〕のHであることがわかります。

①で確認した通り、節水型トイレ以外の機器について、「使用している」と回答した人の割合が多いものから並べると、節水型シャワー →食器洗い機→ドラム式洗濯機の順となります。Aが節水型トイレということを考え合わせると、Bは節水型シャワー、Cは食器洗い機、Dはドラム式洗濯機となります。
Bが節水型シャワーであるときに、〔グラフ2〕で「節水の機能を重視じゅうししていない」と回答した人が40人以上になるのはE~GのうちGのみなので、節水型シャワーは〔グラフ1〕のB、〔グラフ2〕のGであることがわかります。
最後にGが節水型シャワー、Hが節水型トイレであることから、食器洗い機とドラム式洗濯機は、E・Fのいずれかとなります、②の条件を合わせて考えると、ドラム式洗濯機は「価格が低くなるまで購入こうにゅうしない」と回答した人の割合の高いF、食器洗い機はEとなります。
読み取れた情報を整理して答えを導く論理的な思考力が必要な問題といえます。

 

問3

共通問題

〇テーマ
立体、場合の数

〇内容
立方体や三角柱をはり合わせてできる立体で、条件を満たすものが何種類あるかを答える。

 

概要がいよう

立方体や三角柱を、正方形の面どうしがぴったり重なるようにはり合わせてできる立体のうち、条件を満たすものが何種類あるかを答える問題です。

(1)ア
立方体を4個はり合わせてできる立体が何種類かを考えます。

(1)イ
立方体を5個はり合わせてできる立体のうち、はり合わせた立方体すべてを1つの平面にぴったりつけて置くことができるものが何種類かを考えます。

(2)
白い立方体を2個、色のついた立方体を1個、三角柱を1個はり合わせてできる立体が何種類かを考えます。

いずれの問題も「置き方を変えると同じになるものは1種類と数える」という条件に注意しつつ、数えれや重複のないように丁寧ていねいに数え上げることが大切です。

◆問題ピックアップ!

※差がついた1問や必ず得点しておきたかった問題などをご紹介します。

(2)
満たさなければならない条件が複数あるので、それらを見落とさないようにすべて読み取ることが大切です。
そのうえで、ただやみくもに数えるのではなく、順を追って整理しながら数えていくように心がけましょう。

まずは、立方体AとBの色分けがないとして、立方体3個と三角柱1個をはり合わせてできる立体が何種類あるかを考えることから始めると考えやすくなります。
「Cには必ず2個の立方体をはり合わせる」という条件から、立方体3個のうち2個の場所が決まるので、残り1個の場所を考えればよいことがわかります。
「置き方を変えると同じになるものは1種類と数える」という条件に注意すると、立方体AとBの色分けがないとしたときには5種類の立体ができます。

次は、この5種類のそれぞれについて、色分けをすると何種類と数えられるのかを調べていきましょう。
3個の立方体のうち1個が色つきの立方体になるので、それぞれの立体を色分けすると3種類の立体ができます。
ここでも「置き方を変えると同じになるものは1種類として考える」という条件に注意して、重複のないように正しく数えることが大切です。

 

問4

共通問題

〇テーマ
信号機の青の時間

〇内容
3つの要素で決まる信号機の青の時間について考え、車がある地点に着く時間や、車が1度も停止しない条件を考える。

 

概要がいよう

まずは、信号機が青に変わるタイミングの決まり方を理解します。3つの要素である「1サイクル」「スプリット」「オフセット」が、それぞれ何を表しているかを読み取ることが重要です。

(1)
A地点を出発した車が、B地点に着く時間を求める問題です。それぞれの信号機に着く時刻じこくと、その地点の信号機が青である時間帯を正確に照らし合わせられるかどうかがポイントです。

(2)
B地点を出発した車が、A地点に着くまでにかかる最も短い時間を考える問題です。車が進む速さは常に一定なので、できるだけ信号の待ち時間が短くなるパターンを考えればよいです。

(3)
A地点からB地点、B地点からA地点に移動する車が、それぞれ1度も停止せずに通行できるような「オフセット」を考える問題です。2つの条件を満たす範囲はんいを論理的にさがし出す力が求められています。

◆問題ピックアップ!

※差がついた1問や必ず得点しておきたかった問題などをご紹介します。

(3)
この問題を効率的に解くには、情報を整理して「考えなくてよい部分」を見抜みぬくことが重要です。
まず、「車が1度も停止することなく」ということは、車が各地点に着くのに要する時間は常に一定であるとわかります。
次に、「信号機2と信号機3のオフセットだけを変えて」という条件に注目します。この条件で信号機が青に変わるタイミングを変えられるのは信号機3だけであり、信号機1と信号機2が青に変わるタイミングは変えられません。そのため、信号機1と信号機2について考える必要はありません。
つまりこの問題は、「A地点とB地点を出発した車が信号機3に着いたとき、青信号であるかどうか」を考えるだけでよいということになります。
具体的な時刻は以下の通りです。

A地点を出発した車:1000m進むため、8時1分10秒に着く。
B地点を出発した車:400m進むため、8時0分50秒に着く。

信号機3が青である時間は1サイクルごとに30秒間であり、信号機2が8時0分3秒に青に変わることをふまえると、各時刻で信号機3が青であるための「信号機2と信号機3のオフセット」の条件は以下のようになります。

8時1分10秒で青:オフセットが「0~7秒」または「37~59秒」のとき。
8時0分50秒で青:オフセットが「17~47秒」のとき。

両方の条件を満たすオフセットは「37~47秒」であり、その中で最も短い37秒が答えとなります。

 

とくにばしておきたい力

神奈川県では、より伸ばしておきたい力として、情報整理・運用力、論理的思考力が挙げられます。
あたえられた多くの情報の中から問題を解くために必要な情報を探し出したり、情報を読みかえたりする力が求められます。

 

・適性検査Ⅰ

【問1】
情報整理・運用力が必要な問題です。複数の資料を素早く読んで内容を理解し、解答に必要な情報を手際よく探し出せるようにしましょう。

【問2】
教科基礎力、情報整理・運用力が必要な問題です。平均や割合の計算はよく出題されるため、必ず身につけておきましょう。また、あたえられた情報を整理して考える力も大切です。

【問3】
情報整理・運用力、論理的思考力が必要な問題です。問題全体の様子をとらえつつ、あたえられたルールにしたがって、図を書いて状況を整理しながら答えにたどり着く力が大切です。

【問4】
情報整理・運用力、論理的思考力が必要な問題です。初めて見るようなルールやしくみでも、素早く正確に読み取る力が必要です。

【問5】
課題解決力、表現力が必要な問題です。自分が考えた意見・提案について、他の人がわかるように適切な文章で表現する力をつけておきましょう。

・適性検査Ⅱ

【問1】
情報整理・運用力、表現力が必要です。複数の資料から必要な情報を探し出し、文章にまとめる力が求められます。限られた字数の中でわかりやすく伝えられるよう、書くべきことを整理する練習をしておきましょう。

【問2】
情報整理・運用力が必要な問題です。資料や文章から必要な情報を読み取り、情報を組み合わせて答えを導く力が求められます。

【問3】
情報整理・運用力、論理的思考力が必要な問題です。条件を正しく読み取り、重複や漏れのないように数える力が求められます。順を追って整理しながら数える練習をしておきましょう。

【問4】
情報整理・運用力、論理的思考力が必要な問題です。問題文の条件を整理して、順序立てながら考察する力をつけておきましょう。

 

おすすめの学習法

複数の資料の読み取りが必要なため、手をつけにくい印象を受けますが、比較的ひかくてき解きやすい問題もあります。
読み取った情報を文章や図などに整理する練習をしっかりしておくとよいでしょう。
問題ごとに、おすすめの学習法を紹介しますので、参考にしながら学習を進めていきましょう。

 

・適性検査Ⅰ

【問1】
複数の資料から必要な情報を読み取る練習を行っておきましょう。
Z会の公立中高一貫校適性検査講座6年生11月号では、長い文章や複数の資料から、問題のポイントを読み取り、記述を行う練習ができます。

【問2】
問題文であたえられた情報を整理して、論理的に考える練習をしましょう。
Z会の公立中高一貫校適性検査講座5年生3月号では、グラフの数値を正確に読み取り、複数の情報を組み合わせて論理的に推論すいろんする力をきたえる問題に取り組みます。

【問3】
あたえられたルールにしたがって、試行錯誤しこうさくごしながら、答えにたどり着く練習をしておきましょう。その際、頭の中だけでイメージしづらい問題については、丁寧に図示して思考の流れを整理しながら解くように心がけましょう。

【問4】
あたえられた資料からルールやしくみを読み取る練習をしておきましょう。
Z会の公立中高一貫校適性検査講座6年生10月号では、選挙の得票数について考える問題に挑戦ちょうせんします。

【問5】
あたえられた文章を正しく読み取り、自分の意見を表現できる練習をしておきましょう。
Z会の公立中高一貫校適性検査講座5年生4月号では、「話し合い・説明する」というテーマで課題解決力をつける練習をします。

・適性検査Ⅱ

【問1】
複数の資料を読み取る問題を解いて、書くべきことをメモなどに整理する練習をしておきましょう。
整理したメモをもとに指定の字数に合わせて作文することで、だれが読んでも論理的にわかりやすい文章を作ることができます。

【問2】
資料や文章から必要な情報を読み取る練習や、読み取った情報を図や表で整理する練習をしておくとよいでしょう。
Z会の公立中高一貫校適性検査講座5年生9月号では、資料から情報を読み取ったり、図や表にまとめる問題に取り組みます。

【問3】
図形や立体の性質をよく理解し、条件に合うパターンを考察する練習をしておくとよいでしょう。
Z会の公立中高一貫校適性検査講座6年生5月号では、立体図形をとらえる問題に取り組みます。

【問4】
あたえられたルールをもとに、手を動かして正解を導き出す練習をしておきましょう。
Z会の公立中高一貫校適性検査講座6年生11月号では、複雑な条件を整理して考える問題に挑戦します。

 

Z会の公立中高一貫校受検対策をご紹介!

Z会では、自宅で合格に必要な力を最大限に磨き上げることができる、
「公立中高一貫校受検対策講座」をご用意。

Z会ならではの良質な問題・解説と、丁寧な添削指導で、合格レベルまで引き上げます。

Z会の公立中高一貫校受検対策をご紹介!

Z会では、自宅で合格に必要な力を最大限に磨き上げることができる、「公立中高一貫校受検対策講座」をご用意。

Z会ならではの良質な問題・解説と、丁寧な添削指導で、合格レベルまで引き上げます。

 

Z会の各種サービスのお申し込み・資料請求はこちらから