Z会 イマドキ中学受験情報 
プロに聞く!中学受験問題集の選び方とZ会のおすすめ紹介

この記事にたどり着いたみなさまは、中学受験用の参考書や問題集選びに迷っていることと思います。
そこで今回は、現在は中学受験コースの教材作成者、過去には小学生向け書籍の編集者の2つの経歴をもつ担当者から中学受験向けの問題集選びのコツをお伝えします。
お子さまを合格に導く、運命的な問題集との出合いのお手伝いができれば幸いです。

 
 

目次

 

問題集を選ぶ
たったひとつのコツ

 
問題集を選ぶたったひとつのコツ
実は簡単な話です。
「目的を定め、それに合った問題集を選ぶこと」です。
 
中学受験向けの参考書・問題集は、様々なレベルや用途のものが、各出版社から発刊されています。
したがって、ただ何となく問題集を眺めていたり、ネット上のレビューを読んでいるだけでは、その多種多様さに圧倒され、「どれを選べば良いのだろう」と途方に暮れてしまうかもしれません。
しかし、目的を定め、それにあった選び方をすることで、お子さまにピッタリの問題集と出合うことができるのです。
それでは、具体的な方法をご紹介していきます。

 

ステップ1 
目的は「インプット」or「アウトプット」?

まずは、問題集が必要だ(あるいは、欲しい)と思った理由を考えてみましょう。
理由を考えることで、目的も定まり、買うべき問題集がわかってきます。
ほとんどの場合、以下の2つのどちらかだと思います。

【1】
目的:「知識のインプット」


<例えば、こんな場合>
・通信教育や塾でわからない部分があり、その補完がしたい
・これから自学自習で受験勉強をスタートさせたい

【2】
目的:「知識のアウトプット」


<例えば、こんな場合>
・通信教育や塾の進度に合わせて、問題を解く量を増やしたい。あるいは、もっと難しい問題に挑戦したい

「インプット」と「アウトプット」、どちらの目的だったでしょうか?
問題集を買う目的が決まったら、次は、実際に問題集を見るステップに進みましょう。

 

ステップ2 
目的に合わせて、見る箇所を定める

問題集を買う目的がはっきりしたら、次は実際に問題集を見てみましょう。
「インプット」と「アウトプット」の目的の違いによって、問題集の見るべき箇所も変わってきます。
以下の箇所を優先して見てみましょう。

【1】「知識のインプット」が目的の場合

出題されている問題ではなく、要点や解説が自分に合っているか
「問題が簡単か難しいか」ではなく、説明部分をじっくり見てみましょう。
まだ習っていない分野の説明を読んでみて、内容がスッと入ってくるようでしたら、それはお子さまにあった問題集であると言えます。
文字だけではなく、図や表の多さにも注目してみると良いでしょう。読みやすさを重視して問題集を選んでみてください。

【2】「知識のアウトプット」が目的の場合

要点や解説ではなく、掲載されている問題が自分のレベルに合っているか
それを見極めるには、「掲載されている問題の半分~2/3が解けそうだな」と感じるかどうかを目安にするとよいでしょう。
解ける問題が適度にあることで、モチベーションを高く保ちながら学習を進めることができるのです。
特に注意したいのは、背伸びをして難しい問題ばかりが出題されている問題集を選んではいけないこと。
解けない問題が続くと、時間がかかるだけではなく、途中で投げ出してしまうかもしれません。

このように、目的に合った箇所に注目して問題集を選ぶことで、お子さまにあった1冊にきっと出合えることでしょう。

ポイントまとめ
ステップ1.買う目的を明確にする
インプット or アウトプット

ステップ2.実際に問題集を確認する
インプットが目的:要点や解説部分をスッと読むことができるか
アウトプットが目的:問題の半分くらいは解けそうかどうか

 

Z会発刊のおすすめ問題集

問題集を買う目的がはっきりしたら、次は実際に問題集を見てみましょう。
Z会が出版している問題集であれば、『Z会中学受験シリーズ』がおすすめです。

 

算数
「算数」は、目的が【1】(インプット)の人向け目的が【2】(アウトプット)の人向けそれぞれ1冊ずつ発刊しています。

【インプット向け:『Z会中学受験シリーズ 入試算数の基礎30』】

・中学受験算数特有の特殊算や図形の考え方の基礎を丁寧に解説!
・これから受験勉強を始める小学3・4年生から使える!
・1テーマごとに「要点」→「例題」→「練習問題」と構成!


要点と例題で知識をしっかりインプットするため、つまずくことなく入試算数の基礎知識を身につけることができます。

算数基礎30紹介
算数基礎30紹介

【アウトプット向け:『Z会中学受験シリーズ 入試算数の頻出75問』】

・入試算数必須のテーマを25に厳選!
・無理なく学習できる3ステップ構成で、各テーマを多面的に深く学べる!


単元学習がひと通り終わった5、6年生が使用するのに最適です。75問の入試問題を解くことで、標準~応用レベルの入試問題に対応できる力が身につきます。

算数頻出75紹介
算数頻出75紹介

 
理科  社会
「理科」「社会」は、目的が【1】(インプット)の人にぴったりの内容です。

・図版や資料を多く掲載しているため、読みやすい!
・入試でどのように出題されるかを解説。知識が得点に直結!

理科・社会は、読みやすさを重視して、写真やイラストを多く掲載しています。その特徴を【図鑑】【地図】の名に込めました。
読むだけでなく見ることにより、問題を解くために必要な知識が効率的に身につくようになっています。

理科問題集紹介
社会問題集紹介

 

今回は、問題集選びのポイントやZ会発刊のおすすめ問題集について紹介しました。
問題集に取り組む目的をはっきりとさせることで、ぴったりの問題集を選びましょう。

 

「Z会の通信教育 中学受験コース トータル指導プラン」のご紹介
毎回お子さまに合った問題集を選ぶのが大変、という場合には、同じく自宅で取り組める通信教育もおすすめです。

Z会中学受験コース トータル指導プランでは、要点学習と問題演習で質の高いインプット・アウトプットが行えます。
 
特長その1.「映像授業」で質の高いインプットを自分のペースで行える!
何度も繰り返し視聴可能な映像授業を標準装備。
文章を読むだけではなかなか理解できない難しい箇所も、講師の解説や映像を見ることで理解が深まります。
 
特長その2.「月例テスト」でアウトプットの精度を高められる!
毎月の提出課題である「月例テスト」は添削指導つき。
一人で問題集に取り組むだけでは身につきにくい、答案作成力や記述力を鍛えられます。
 
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※この記事は、2022年5月31日に中学受験コース学習アドバイザーにより執筆されました。

 

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