「キャンパスレポーターに聞く 学び・大学生活の極意」2026年8月
志望大を決める中で、どのような基準で考えればよいかわからない、そもそも自分がやりたいことってなんだろう…と悩むこともあると思います。キャンパスレポーターたちは、現在通う大学・学部への受験を、どのように決めたのでしょうか。ぜひ、自分に合った大学選びのポイントを見つけてみてください。

▲物理学実験でプランク定数の測定実験を行った時の装置です。高校とは違う本格的な実験はとてもワクワクします。
大学選びに際しては、周りに流されず「そこで本当に自分のやりたいことができるか」という点が最も重要だと考えます。とくに進学校では「周りが大学に行くから私も進学する」「周りが目指しているから私も難関大を目指す」と考えている方は少なくないように感じます。価値観は人それぞれなので一概には申し上げにくいですが、その後の人生を大きく左右する「大学進学」という岐路を他人に委ねるのは非常にもったいないと私は考えています。偏差値や立地も確かに一つの判断基準ではありますが、まずは自分が将来やりたいことをもう一度見つめ直すことが大切です。そのうえで、志望校が自分の目標を達成するために必要十分な環境であるかをしっかりと見極めることこそが、後悔のない大学選びにつながるでしょう。

▲オープンキャンパスでこのスーパーコンピューターを間近で見学し、東北大学を目指そうと思いました!
私は、自分の将来像を実現できそうな大学を選ぶように心がけていました。とはいえ、大学で何を学べるかわからなかったり、将来像が固まっていなかったりする人も多いと思います。そんなときは、オープンキャンパスを活用し各大学の特色を肌で感じることと、将来像の幅を広げられるよう、さまざまなことが学べそうな大学を選ぶことを大事にしてほしいです。私も、これらの観点で大学を決めました。オープンキャンパスを通じ大学の特色に気づき、私の将来像に合った大学を選ぶことができました。また、将来の医師像を決めると医学部受験の際に役立ちますが、将来像を決めきれなかった私は、どんな将来像も実現できそうな大学を選び、大学入学後に将来像を決めることができました。
みなさんぜひ試してみてください!
私は、高校1年生の時にジェンダーに興味がありましたが、2年生・3年生の時は戦争や平和、国際協調といったものに関心をもつようになりました。ただ、関心が変わるたびに志望校を変えていては大変なので、自分の関心の根本は何なのかを考えました。ジェンダーや戦争・平和には多様性という共通点があることに気づき、また、その関心に自分なりの考察を加えて志望校探しをしました。受験生の時には今の志望校で関心事を学べるのか不安にもなりましたが、志望校選びの際に考えた自分なりの関心と大学案内の内容を何度も確認して志望校を決定しました。
また、自分の関心が学べないことを心配する人もいるかもしれませんが、大学での学びは学際的なものも多いので、心配しすぎず志望校を選んでみてください!
中高一貫だったので、早い段階から大学受験についていろいろ言われていたが、いざ志望校を選ぶ段階になると、どこがいいのかがわからなかった。その時、私の高校1年生の時の担任の先生の言葉が特に印象に残っている。それは、とりあえず一番上を目指せばいいのではないか、ということだった。その後、東京大学は前期の2年間の成績で行く学部が決まる制度があることがわかり、何を学びたいかが決まってない私には東大を目指して悪いことはないと思った。私が言いたいことは、東大を何が何でも目指せということではなく、行きたい学部や学びたいことが決まってないなら、とりあえず一番上を目指してみませんかということである。