【中学生向け】国語が得意な人がやっている勉強法とは?会員アンケート結果を大公開。


国語が得意な人は、どんな方法で勉強しているのだろう?そんな疑問をもったことはありませんか?
今回、Z会の通信教育では、そんな疑問に答えるために、以下のアンケートを実施しました。
①:国語が得意な人に聞いてみたいことアンケート
②:①で要望が多かった質問を、国語が得意なZ会会員にたずねるアンケート


【調査概要】
調査対象者:Z会会員(中学1年生~3年生)
有効回答数:計788名(①:480名 / ②:308名)
調査期間:①:2025/8/4~2025/8/7 ②:2025/8/16~2025/8/19

 
①のアンケートで寄せられた勉強法に関する質問を分類すると、以下の結果となりました。

質問ジャンル 回答の割合
読解・記述について 42.70%
漢字・語彙について 17.23%
古文・漢文について 3.37%
学習法全般について 5.62%
その他 27.34%
それぞれの項目の代表的な質問は以下です。

  • 評論文・小説におけるケアレスミスの減らし方
  • 評論文・小説の要点を正確に、かつ早くつかむコツ
  • 記述問題の解き方
  • 漢字や慣用句などの語彙力を高める方法
  • 文法や古文・漢文などの勉強方法

この記事では、上記の項目の中でもとくに要望が多かった、「長文読解(評論文)の勉強法」「小説の読解法」「記述問題」の3つについて、勉強方法を紹介します。他に回答数の多かった漢字・語彙・古文・漢文の勉強法についても自由記述形式で回答してもらったので、参考にしてみてください。

また、英語や数学でも同様の記事を掲載していますので、ぜひお読みください。

英語の記事はこちら
数学の記事はこちら

 

1.「評論文」は論理的な読解で筆者の主張を掴む!

評論文のアンケート結果
評論文の勉強法で多くの支持を集めたのは、文章の表面的な内容だけでなく、その背景にある論理や構造を理解しようとするアプローチでした。

設問(問題)文を先に読む

文章全体を読む前に設問をチェックすることで、筆者が何を伝えたいのか、どこに注目して読めばいいのかを把握し、効率的な読解を可能にしています。

文章全体の要旨をまとめる

文章の主題や筆者の主張を要約することで、内容の理解を深め、記憶に定着させやすいようです。

知らない言葉や表現は、必ず辞書で調べる

知らない言葉をそのままにせず、調べることで語彙力を増やし、文章の深い理解につなげています。

■ 会員からのリアルな声

  • 「漢字や言葉の意味を辞書で調べ、ノートに書き出す。それを定期的に見直す」
  • 「要約問題を解く際には、まずは主語・述語を意識して、接続詞に丸をつけるようにしている」
  • 「問題文の問いに対して、根拠となる部分に線を引く癖をつける」

これらの回答からは、語彙力を高める地道な努力に加え、文章の構造や設問の意図を分析する論理的なアプローチが、評論文の読解に不可欠であることがわかります。

 

2.「小説」は登場人物の心情と情景を読み解く!

小説のアンケート結果
小説の読解法は、評論文とは異なるアプローチが求められます。アンケートでは、登場人物の感情や物語の背景を深く読み取ることに重点を置いた勉強法が多く見られました。

登場人物の心情や行動の理由を考える

物語の展開を理解するためには、登場人物の心理を深く考察することが重要です。なぜその登場人物がそのように行動したのか、その理由を考えることで、物語を多角的に捉える力を養っています。

情景描写や比喩表現が、登場人物の心情とどう結びついているかを考える

単に物語の筋を追うだけでなく、風景やモノの描写が、登場人物の感情や物語のテーマとどのように関連しているかを分析することで、文章の深い味わいを理解しようとしています。

物語の主題やテーマを考える

物語全体を通して筆者が伝えたいことは何か、という視点を持つことで、個々のエピソードに意味を持たせ、より深い読解につなげています。

■ 会員からのリアルな声

  • 「物語に出てくる単語の意味を辞書で調べておく」
  • 「筆者の心情と文章を結びつける練習をする」
  • 「良いなと思った表現や言い回しはメモして、自分の作文に活かすようにする」
  • 「小説を読んだ後に、あらすじを自分でノートにまとめている」

これらの回答から、言葉の意味を正確に捉え、描写から心情を読み解くトレーニングが、小説の読解力を高める上で重要であることがわかります。

 

3.「記述問題」はアウトプットと論理的思考で表現力を高める!

記述問題のアンケート結果
記述問題は、多くの人が苦手意識を持つ分野ですが、得意な人はどのように学習しているのでしょうか。

本文の言葉を使って解答を作るようにする

自分の言葉で解答作成するのではなく、まずは本文中の言葉を優先させましょう。主観をいれないことは大事なようです。

解答の根拠を明確にする練習をする

自分の考えを述べるだけでなく、その根拠を文章中から見つけて論理的に説明する練習をすることで、説得力のある文章を書く力を養っています。

自分の書いた文章を、先生や家族に見てもらい、客観的な意見をもらう

自分で書いた文章を客観的に評価してもらうことで、改善点を見つけ、表現力を磨いています。

■ 会員からのリアルな声

  • 「接続詞や主語を意識して書く」
  • 「文章の構成を意識する(結論→理由→例→まとめ)」
  • 「良いなと思った文章の表現をメモしておき、それを真似して書いてみる」
  • 「国語の授業でやった問題で、先生が良いねと言っていた解答の文章を書き写す」

論理的な構成を意識することや、他者の文章から良い表現を学ぶ姿勢が、記述問題の得点力アップにつながることがわかります。

 

分野別編:国語の基礎を固める!漢字・語彙・古文・漢文の勉強法

1.漢字・語彙

「知らない言葉や表現は、必ず辞書で調べる」
現代文の項目でも見られましたが、知らない言葉をそのままにしない姿勢は、語彙力アップの基本です。

「何度も書いて覚える」
書くことで漢字の形を覚え、定着を図ります。

「反復練習で知識を定着させる」
多くの生徒が、漢字ドリルや問題集を繰り返し解くことで、反復練習の重要性を指摘しています。

これらの回答から、漢字・語彙の学習には、地道な反復練習と、知らない言葉に出会ったときにすぐに調べる習慣が重要だということがわかります。

2.古文

「繰り返し音読する」
古文の独特なリズムや言い回しは、声に出して読むことで感覚的に身につきます。

「文法を覚える練習問題やワークを繰り返し解く」
単語や文法といった基礎知識の定着には、やはり反復練習が効果的です。

「古文単語を暗記する」
古文単語は現代語とは異なる意味を持つものが多いため、一つひとつ丁寧に覚えることが不可欠です。

古文を得意にするためには、音読で文章に慣れ親しみつつ、単語や文法といった基礎をしっかりと固めることが大切です。

3.漢文

「漢文単語を暗記する」
古文と同様に、漢文独自の語彙を覚えることは漢文読解の第一歩です。

「文法や句形を覚える練習問題やワークを繰り返し解く」
漢文の句形(再読文字や返り点など)は、反復練習でルールを覚えれば、得点源になります。

「繰り返し音読する」
漢文も音読をすることで、文の構造が頭に入りやすくなります。

古文・漢文のいずれの分野でも、まずは音読と暗記で基礎を固めること、そして反復練習で知識を定着させることが、得意になるための秘訣だと言えるでしょう。

 

まとめ:国語が得意な人は「論理的な思考」と「多角的なインプット」を実践!

今回のアンケートから、国語が得意な中学生は、単なる読書や暗記に留まらず、「論理的な思考」を意識して文章を読み解き、構成し、表現していることがわかりました。
また、音読や辞書、他者の文章など、「多角的なインプット」を積極的に取り入れ、知識を定着させています。
紹介した勉強法があなたの国語学習の参考になれば幸いです。

 

国語も含めた5教科対策するなら、Z会が絶対におすすめ。

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Z会の国語の3つの特長

 

1.解答作成に必要な視点を学べる

選択肢問題の解説では、その選択肢の「どこ」が「なぜ」間違いなのかを明示。記述問題では「中学生が陥りやすい誤答例」とその減点理由を解説。誤答を常に意識させることで、「なんとなく」ではなく論理的に解く力を鍛えます。
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2.一般入試・推薦入試で役立つ作文対策もカバー

全国47都道府県の公立高校一般入試のうち、作文が課される割合は全体の8割以上。限られた時間で読み手に伝わる文章を書き上げるには、訓練が必要です。早めに対策をして、他の受験生に差をつけましょう。
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3.「どう考えるか」を指導する添削で、解答への思考プロセスを広げる

正解かどうかだけでなく「どのように解答に至ったのか」を読み取り、本番で減点されない答案の作り方を指導。わかったつもりの理解不足を徹底的に補強し、復習すべき箇所を確認できます。
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