執筆者：大西正晃（Ｚ会進学教室 京都教室 教室長）
記事更新日：2022年08月05日
【シリーズ 合格体験記の表と裏】⑤「あなたの原動力（モチベーション）は何ですか？」
こんにちは。Z会進学教室京都教室で教室長をしている大西です。今回はＺ会京都教室を卒業した生徒の合格体験記を皆様にご紹介します。合格体験記を書いてくれた生徒がどんな生徒だったのか、皆さんも知りたいですよね。この連載シリーズでは合格体験記の「表と裏」ということで、実際に書いてくれた生徒のＺ会進学教室での様子など、当時を振り返ってのエピソードなどをあわせてお話ししたいと思います。
今回ご紹介する生徒は膳所高校特色選抜、洛南空パラダイム、京都女子CSコースに合格し、膳所高校に進学しました。
Ｚ会で学んだ2つのこと
私は小6の秋からZ会に通い始めました。Z会生の兄に聞いていた通り、授業はとてもレベルが高く、その質に毎回圧倒されました。それでも決して諦めることなく努力できたので、このように結果を出せたのだと思います。
Z会進学教室で、私は主に2つの大切なことを教わりました。1つは、気持ちの保ち方です。受験に不安や辛さを感じた時に適切なアドバイスを頂けたので、常に前向きな気持ちで、モチベーションを高めながら受験までの日々を過ごせました。そして、もう1つは勉強の楽しさです。Z会に通い始めた頃は課題をただこなしているだけでしたが、次第に納得して内容を理解することに楽しさを覚えるようになり、能動的に学習するようになりました。高校生になってもこの姿勢を保ち、楽しんで学習していこうと思います。
最後に、これまで私を支えてくださったすべての方々に感謝いたします。本当にありがとうございました。
エピソード
彼女が中学2年生のときにはすでに受験生並みの学習時間をこなしていました。中学校もレポートのような課題が多く、それを自分が納得いくまで取り組み。Z会の課題にもきっちり取り組み、授業内の間違い直しと弱点を克服する課題もこなしていました。
中3の受験終了までそのモチベーションが維持できるのかも不安でしたので、彼女にその原動力を聞いたことがあります。彼女の答えは、「Z会での仲間の存在」でした。
Z会には、滋賀県・京都府・大阪府と広範囲の地域から通ってくれている生徒がいます。一方、同じ中学の子はほとんどいません。だからこそ、中学校とはまた違う自分の世界を作りだすことができます。その中だからこそ気を負うことなく、学習を頑張っている自分を素直に出せるのだそうです。そして、周りの生徒達も同じだからこそ、相談したり励ましあったりできます。それが原動力ですと。笑顔で、かつ真剣に答えてくれました。
塾の存在意義は勉強を教わる場だけではありません。塾は出会いの場であり、自分の世界を広げる場でもあります。特に中学校とは切り離されたところで場を持つことが、新たな自分を発見できる可能性を広げてくれるのだと感じております。
この記事の著者
大西正晃（おおにし まさあき）
奈良県生まれ、関西を中心に、高校受験の指導を15年以上。現在はZ会進学教室京都教室で教室長として京都・滋賀エリアの生徒を中心に指導。受験は成長のチャンス。精神的にも、能力的にも受験を通して、とことん伸びていけるのが高校受験の特徴だと考えています。
