【Word Choiceレッスン④】基本の依頼表現 Can you …? Will you …? を使い分け

Word Choiceレッスンでは、語学書 Z会のビジネス英語シリーズ から、必ず押さえたい重要ポイントを抜粋してお届けします。

前回までは、「お客様」「商品」「確認する」にあたる英単語について、使い分けのポイントをご紹介しました。

 

前回までの記事

【Word Choiceレッスン①】「お客様」customer / client / guest / visitor を使い分け!

【Word Choiceレッスン②】「商品」goods / product / merchandise / item を使い分け!

【Word Choiceレッスン③】「確認する」 check / confirm / make sure を使い分け!

 

今回の英語表現は・・・

今回は、基本の依頼表現の使い分けをご紹介します!

Can you …? / Will you …? / Could you …? / Would you …? 

この4つ、意識して使い分けているでしょうか。

 

引き受けてもらえるか、失礼がないか、表現に敏感になりがちな依頼の場面。

日本語では微妙なニュアンスを自然に使い分けていても、英語となると、そこまで配慮が行き届かない…という方も多いかもしれません。

 

まずは動画で、これらの表現の使い分けを確認しましょう! 

 

なぜニュアンスが変わるの?   

動画はご覧いただけましたか?

どんな関係性の相手か、どんな状況の相手かによって、4つの表現が微妙に使い分けられていましたね。

この点について、少し補足しましょう。

 

can や will のような助動詞は、「自分が物事をどう見ているか」「自分が相手をどう見ているか」など、話し手の意思や心理を伝える働きを持っています。

 

また、過去形は「過去に起きたこと」を表すだけでなく「現実と距離があること」という心理的な要素を表す働きがあります。

そのため、依頼表現においては「遠回しで控えめな印象」を与えます。

 

文法的にみると、助動詞時制という2つの要素によって、ニュアンスの違いが現れているのです。

「この表現はこういう意味」とだけ覚えていくと、どこかでキャパシティーの限界がきますが、その後ろにある原則(=文法)を押さえておくと、応用範囲が広がります!

 

英語で一言 Quiz

それでは、使い分けを意識して、次の一言を英語で言ってみましょう!

 

① 今お忙しいですか? ちょっと手伝ってもらえませんか?

② すみません。その報告書を見せていただけませんか?

 

解説

① 今お忙しいですか? ちょっと手伝ってもらえませんか?

 Are you busy now? Can [Will] you help me for a minute?

 

日本は1つ上の先輩でも敬語を使うことが多いですが、英語圏では年齢が違っても、同僚ならファーストネームで呼び合うことが多く、言葉遣いもカジュアルです。

気軽な頼み事を、Could you …? で表すと、堅苦しい感じがしてしまいます。

 

ただし、親しき中にも礼儀ありお願いをする=時間を割いてもらうということなので、

 Are you busy now?(今お忙しいですか。)

 Do you have a moment?(少しお時間ありますか。)

など、忙しい相手を気遣う一言もセットで覚えておきましょう。

 

 

② すみません。その報告書を見せていただけませんか?

 Excuse me. Could you show me the report?

 

普通、何かを依頼するとき、相手に応じてもらえるかどうかはわからないので、「可能ですか」という聞き方をすることが多いです。

これは can の発想ですね。

したがって、目上の人や社外の人とやりとりが多く発生するビジネスシーンでは、Could you …? が標準的な依頼表現としてよく使われることになります。

 

ちなみに、「あの、すみません」と一声かけるときは、(I’m) sorry. ではなく Excuse me. を使いましょう。

sorry は「申し訳ない」という気持ちを表し、自分の非を認めて謝るときに使う表現です。

 

 

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①②とも中学英語の範囲で表現できる英語でしたが、パッと出てこなかった…という方もいるかもしれません。

簡単な表現でも、使いこなすには、繰り返し口に出して練習することが必須です。

 

文法を知ること。単語・表現を覚えること。話したり書いたり実践すること。

いろいろな学習がありますが、自分に必要なことを判断して、バランスよく力をつけていきましょう。

 

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今回取り上げた以外の Word Choiceレッスン動画は、アーカイブページ からご覧いただけます。

他にもいろいろな表現の使い分けを紹介していますので、ご覧ください!