2023年度 東京大学文科二類 合格者インタビュー|Z会東大個別指導教室プレアデス

自分に特化した授業や受験までのスケジュール組み。とことん理解を深められる環境が合格につながった。

 

東京大学 文科二類合格

三村理子さん 白百合学園高校

話し手:三村さん(東京大学文科二類合格)阿部講師(数学)山田講師(国語)

 

講師と生徒の双方向のやりとりが盛んなことが、理解を深めることにつながった。

– 合格おめでとうございます。まずは今の心境を聞かせてください。

三村さん:まさか自分が合格すると思っていなかったので、実感がまだないです。

阿部講師:今こうやって聞いて驚いています。合格する可能性はだいぶ高めた状態で行ったので当日の運にかけていた部分もあったのかもしれないですが、頑張ってきた結果が出てよかったなと思います。

山田講師:私も大丈夫だと思っていたので、こうして結果が出てよかったです。

 

– 東大を志望された理由を教えてください。

三村さん:経済を学びたいと思っていて、成績もそこそこ良かったので東大を目指してもいいのかなと思っていました。そのまま勉強を続けた結果、東大を目指せる学力がついたので受験しようと思いました。

 

– プレアデスで受講しようと思ったきっかけや理由を教えてください。

三村さん:母が見つけてくれて、中3の2月に通い始めました。最初は阿部先生の数学から始めたのですが、大人数授業で数学を勉強するのに不安があったので、自分のペースで着々と進められる方がいいのかなと思い選びました。

 

– プレアデスの雰囲気はどうですか?

三村さん:アットホームな感じで先生方も親身になってくれるし、大人数授業の予備校よりも質問がしやすいし、勉強面だけでなく精神面も含めて具体的なことを話してくれるところが良かったです。

 

-個別指導を選んだ理由や、個別指導の良さを教えてください。

三村さん:生徒一人ひとりに親身になってくださり、質問にも一緒に考えて答えてくださるところです。特に苦手科目に関しては、自分の苦手なところをよく知れるので個別指導を選んで良かったなと思います。

阿部講師:個別指導では自分のペースで進めることができるし、ただ聞いているだけではなく生徒の方から発信することもできるので、効果が一番大きい勉強ができるのではないかなと思います。授業中も、分からないところは自分の腑に落ちるところまで質問してくれたところが印象に残っています。

山田講師:教えている側としては、どこで躓いているのかを一緒に探せるところが良いと思います。私は古典を担当したのですが、敬語の読み違いが原因だな、とか一緒に探すことができ、間違えたところを次に活かせるのが良いところなのかなと思います。授業でも半分以上は三村さんが話していて、三村さんが現代語訳して間違えていたら私がツッコミを入れるという形式で、、

 

-他の塾とプレアデスの違いを教えてください。

三村さん:私は大人数の集団塾で現代文、世界史、地理、英語、プレアデスで取るまでは古典もやっていました。塾では質問しようと思えばできるし先生も答えてくれるのですが、やはり学習面以外のサポートはプレアデスほどではなく、生徒が沢山いる中では目が行き届かない部分もあるので、プレアデスでは一人一人に特化した授業や受験までのスケジュール組みをやってくださるのが良いと思います。

 

-プレアデスのどこが自分に合っていたと思いますか?

三村さん:英語など得意科目は大人数授業の速いペースについていけていたのですが、苦手科目に関してはプレアデスで受講し、できるところは素速く進み、できないところはゆっくり進むというように、ペースを調節できるところが合っていた思います。

阿部講師:科目ごとに選んで受講できるのも良いのかもしれませんね。できるところは大手の予備校で、できないところはプレアデスで、というように。

 

 

自分の性格まで理解してくれた指導がありがたかった。


-では、お互いの最初の印象を教えてください。

三村さん:阿部先生は覚えてないです、、3年前なので、、優しい、とかですかね。山田先生はとにかく可愛い(笑)。

阿部講師:私もほとんど覚えてないに近いのですが、大人びていて意識高くて、常に上を目指していて、こんな中3生いるんだと思いました。

山田講師:三村さんに会う前に生徒ファイルを見せてもらった時、過去問計画がぎっちりでチェックも全部ついていて、すごい子が来たと思いました。私で良かったのかなと思いながらで、、初回はお互い緊張していたし、おとなしい真面目な子だなと思っていたのですが、だんだん打ち解けてきて話してくれるようになりました。

 

-プレアデスでの受講当初、東大合格を目指すうえで、課題となっていたことは何ですか?

三村さん:中3の時は色んな人に東大に行くとか言いながらも強い思いがあったわけではなく、ただ学力を伸ばすために言っていたのもあるのですが、、計算ミス、かな?あと読み違えとか。古典は元から苦手なこともあって、学校の成績も高2の時は古典だけ低くて、いずれどうにかしなければならない科目だなと思っていました。

山田講師:古典は波があるのが課題だと聞いていて、基礎ができていないわけではなかったのですが、ちょっとした勘違いから大きく外れてしまったり、とかはあったと思います。

阿部講師:論述の方はすっ飛ばす癖があって、それを直さないとなと思っていました。

 

-初めて阿部講師や山田講師の授業を受けた印象はどうでしたか?

三村さん:数学は40分の体験授業でしたよね、、?

阿部講師:Z会の二次関数の問題を持ってきてましたよね。これがまた勘違いで、ちゃんと答案はびっしり書いているのに、途中、ここなんで?みたいなことがあったりして、、でも、自分で答案を作り上げていくパワーはあったので、問題を見た時に何を考えないといけないのだろう、計算ミスに気をつけて、というところを意識させればいいんじゃないかなと思いました。

三村さん:勘違いはかなり減ったと思うのですが、計算ミスは減りはしたけどなくならなかったです、、

山田講師:どのくらいの実力の子なのかが分からなかったので、初回は2019年度か2020年度の東大の過去問を解いてきてもらったと思います。その時から授業のやり方は変わっていなくて、現代語訳してもらって、間違っていたら私が解説して、という感じで。

三村さん:とにかく間違えまくったというか、色々取り違えていて、私マジでできないわ、と思いました。

山田講師:別にこの時期に過去問を初めて解いたらこんなもんじゃない?って思いながら授業していました。高3の6月とか7月で完璧にできていたら授業なんていらないし、ここから伸ばしていけば大丈夫だなと思っていました。

 

-阿部講師の数学の授業の感想を教えてください。

三村さん:間違っていても優しく教えてくれるし、授業でも問題を解く時間があって、私は時間を忘れて集中して解いていることがよくあったのですが、先生はずっと待っててくれて、私の性格をよく分かってくれていたなと今になって思います。

阿部講師:良かった(笑)。この人喋んないなと思われているかなと思ってました。時間が無駄になるようなミスの時だけ声をかけるようにしていましたが、基本黙って待っていたので。

 

-山田講師の古典はどうでしたか。

三村さん:今になっては本当に申し訳ないなと思うのですが、私は分からなかったところを質問攻めにしていて、、それも私の性格そのままなのですが、ずっと質問しまくってたんですよ。でも、それに対して全部返そうとしてくださったり、それでも分からないところは山田先生の高校の先生に聞いてくださったり、すごく丁寧にしてくださいました。

 

-阿部講師や山田講師が指導の上で意識していたことはありますか。

阿部講師:考えてもらうことは大事にしていて、なんでこうしたの?と聞いて喋ってもらったり、それに対してここ間違っているからこう考えたらどう?とやらせてみたり。意識というか、そうしてあげないと勘違いやミスは直していけないなと思ったので。入試では自分1人で考えないといけないので、小出しにして、答えをパッと言わないようにしていました。教えるというよりは、自分で解き進めるのの補助というのを意識していました。

山田講師:どこの読み違えで間違えたのかは確認するようにしていました。自分がどういう間違え方の癖があるのか、そういった解く際のポイントに気づいてもらうのが良いと思っていて、主語の取り違えが多いよね、とか言うと次からはすごく意識して答案を作ってくれていました。

 

-宿題や課題の出し方で意識していたことはありますか?

阿部講師:三村さんは頑張っちゃう人なので宿題を出しすぎないように、とは途中から思っていました。高3からは世界史とか他の科目を優先してほしかったので、高2まではプラチカとか毎回すごい量をやらせていたような気がしますが、よくついてきましたよね?なるべく高3期に回さないようにして、高3からは過去問を1週間に1年分、2日に1問解くようなペースで出していました。

 

-宿題が多いなと感じたことはありましたか?

三村さん:プラチカ時代はめっちゃ辛かった。最初は先生と1日1題とか言っていたのに、途中から3日に2題とかになっちゃって、、

阿部講師:全然大丈夫です、というかその時に言えば良かったですね。こんなにもやれるんだと思いました。とにかく苦しみを見せないし、どこまでも頑張るので私も調子に乗っちゃったかもしれないです。

三村さん:おかげで数学の基礎力はついたので良かったなと思います。

 

-戦略面談で講師が意識していたことはありますか?

阿部講師:中3の冬から通ってくれていたので、その時から東大受験に関すること、例えばこの時期までにこれをやっておいた方がいい、ここは自分でやらないといけない、とか、こちらから伝えられる情報は早めに言うようにしていました。特に世界史とか地理は学校で全部やってくれるわけではないのがカリキュラムから見えていたので。その後に実際どう勉強法に持ち込むかはあまり介入しなくて、道だけ作っといてどんなことをやるかは自分で考えてもらっていました。あまり言い過ぎないというか、押し付けがましくはならないようにしていました。

三村さん:国語はどうですか、と聞かれて、こうするつもりです、と私が答えて、ここはこうした方がいいんじゃない、と先生が言うみたいな。

阿部講師:承認型ですね、偉そうですけど(笑)。こうします、と言われて、それがうまくいきそうだったらいいよって言っていました。

三村さん:戦略面談以外でも授業が終わった後とかに聞いてくださって、このまま頑張ればいいんだなという安心感をもらいました。

 

-戦略面談はどのように活用していましたか?

三村さん:この時期にこれをできたらいいね、というのを長期マクロシートに書いて、それに沿って着々と進められたので自分の自信になるというか、ちゃんと高3の2月までに終わらせる予定ができているので安心して勉強できるというか。もともと1日ごとの計画を立てるのは苦手だったので、ざっくりの計画だったのが良かったと思います。世界史は教科書を読むように言われていたのに高3になるまでやってなくて、計画に乗っ取らなかったこともあったのですが、、

山田講師:三村さんにもそういう時期があったと聞いてびっくりです。

三村さん:最初は頑張っていたのですが、学校でやっていないところは読んでもよく分からなくて、、それがサボった理由です。

阿部講師:計画は基本早めに立てていて、高2の時に教科書を読むっていうのも読んでたらいいよなーという感じだったので、予定通り行かなくても特に気にしていなかったですね。他のことができていれば1個ぐらいできていなくても大丈夫だよーと言う感じで。

三村さん:高3になってから阿部先生が立ててくれた目標点が異常に高くて、これは理想なんだということを念頭におくことができ、もちろんそれに向かっていたのですが、そんなに焦ったりとかはなかったです。模試の点数が悪かった時は1日ぐらい悩んでいたのですが、翌日からはケロッと元気になって(笑)。

 

日々の継続が、受験当日の運を引き寄せた。


-プレアデスに通って成績の変化はありましたか。

三村さん:古典も数学も最後まで結構がたついていて、古典は上がってきていたんですが、秋模試で古文0点だったりして、、自分の中では読めてきた、勘違いが減ったという体感はあったのですが、なかなか結果として現れるまでは行かなかったです。

阿部講師模試の点の取り方は別に悪くなくて、ここを勘違いしたので、とか、ここはこの後やる計画なので、みたいな理由がきちんとあったのであまり気にしていませんでした。点数に見えない学力というかパワーは高く推移しているのだろうなというのは授業をしてても感じていました。実際、戦略通りちゃんと東大に合格できましたしね。

山田講師:古典に関しては、どこが勘違いの原因なのかがちゃんと分かればそんなに引きずらなくていいのかなと。答案の書き方が上手くなっているのは見てて感じていたので、よくなっているなと思っていました。

三村さん:模試の点数はあまり気にしないように、とよく言われていたので、あまり一喜一憂せずにいけたかなと思います。

 

-プレアデスに通う前と通った後で、何か変わったことはありますか?

三村さん特に高3の時なんですけど、プレアデスの先生方が親身になって「メンタル面でこうした方がいいよ」とか「大丈夫だよ」という話までたくさんしてくださったおかげで、私はもともと緊張する場面で実力を発揮できない人だったのですが、本番では実力というかそれ以上のものを出せたのではないかと思います。

 

-プレアデスのスタッフのサポートはいかがでしたか?

三村さん:テキストのコピーをしてくださったり、よく話しかけてくださったりして、優しくしてくださいました。

 

-振り返ってみて、受験勉強で大切なことは何だと思いますか?

三村さん:継続する力かなと思います。夏休みとかは1日10時間と決めたらそれをずっと続けないと東大合格からは遠ざかってしまうので、それをやってのける力は大切だと思います。

 

-では、東大に合格できたポイントは何だと思いますか。

三村さん:運、ですかね。当日のコンディションとか、あとは私大をたくさん受けたんですけどその結果とか。私は1日目に数学をやらかしたんですけど、どうしようと思いながら慶應の結果を見たら合格していて、勢いっていうか、そういう意味でも運だと思います。

山田講師:いくら運が良くても頑張ってなかったら合格しないのでね。ここまで計画的に、粘り強く、自分に対して誠実に一個一個こなしてきたので、それの成果としての「運」なんでしょうね。

 

-今後の目標や夢を教えてください。

三村さん:経済系に進みたいと思ってきたけど、経済を使って何をするかとか、就職のことまでは考えてないです。就職以外のことだと、留学して自分の英語力をより高めたり、いろんな人と繋がれたらいいな、と考えています。北欧が好きなので北海とか、その辺りに行きたいです。

 

-最後に、受験生やプレアデスにいる中高生へのメッセージをお願いします。

三村さん:メンタル管理も1科目、ですかね。メンタルも1つ科目と同じくらい大切にすることだと思います。

 

– ありがとうございました!

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