「京大国語」指導担当者による受験対策アドバイス(春編)

Z会の京大講座担当者が、「京大国語」の学習ポイントをご紹介。京大合格から逆算して「この春にやるべきこと」を解説します。


 

Z会からのメッセージ

新学期が始まり、いよいよ受験生という方、新生活のリズムはつかめましたか?何かと気忙しく落ち着かない時期ですが、ここで気持ちよくスタートダッシュを決めて、うまく受験モードにもっていきたいところですね。「あれもやろう」「これもやろう」とやる気満々の状態だと思いますが、やれることに優先順位をつけて、着実に力を伸ばしていきましょう。

この春にやるべき「京大国語」受験対策

皆さんは国語学習についてはどのような計画を立てていますか?英語・数学の演習や、理科・地歴の教科書範囲の学習を終わらせることに注力するあまり、ついつい国語は後回しになっていませんか?

もちろん、目の前にやることが山積みになっている状況では、当然優先しなければならないことからやっていくべきです。ただ、京大受験では最終的に総合力の勝負になります。「国語では得点差がつかない」という噂を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、それはあくまでも数学などの他教科と比較しての話。都合よく解釈して放っておくと、合格水準の得点に届かず、最後に足を引っ張ることになりかねません。

また、国語は伸びるまでにある程度時間がかかる教科ですから、定期的に演習を積んでいくことが大切です。

 

この春の到達目標 -京大国語攻略のために-

そうはいっても、何から手をつければよいのか…とお悩みの皆さんに、この時期にこれだけはやっておきたいことをまとめました!

1.古文・漢文の基礎知識の抜け漏れをつぶす

国語がとにかく苦手という人は、まずここからスタートしましょう!(もちろん、これだけやって安心していてはいけません…!)

古文の動詞・助動詞・助詞・敬語・紛らわしい語の識別、漢文の基本句形・基本字義といった文法事項や、頻出単語はしっかりと身についていますか?Z会の『必携 古典文法ハンドブック』や『漢文 句形とキーワード』といった書籍で確認しておきましょう。

 

2.頻出テーマ・ジャンルの文章の読解経験を積む

京大で出題される文章は文学的な随筆・やや古めの評論など、受験生が読み慣れない文章ジャンルからよく出題されます。今から京大国語に対応した幅広いジャンルの文章読解経験を積み、どんな文章にも動じずに読解する力を身につけましょう。

 

3.記述問題に取り組み、書いたものを見てもらう

まずは記述問題の解答作成に慣れましょう。京大国語は解答欄が広く、かなりの記述量が求められます。確実に得点するためには、自分の言葉でわかりやすくまとめる記述力が必要です。

そのために、自分の解答がどれだけ伝わるものになっているのか、第三者に客観的に見てもらい、評価してもらうことで、どこがポイントになるのか見極める力を養いましょう。

 

Z会の京大対策・ご案内

上記の2と3は独学ではなかなか手が回らないところ。他の教科との兼ね合いもあり、国語にそこまでは時間をかけられない…という人もいるかもしれませんが、定期的に演習する機会は確保しておきたいところです。そこで、他の学習との両立がしやすく、生活に組み込みやすい、Z会の通信教育をおすすめします!

Z会で月2回オリジナル問題の演習に取り組み、自分の解答に添削指導を受けることで、確実に力がついていきます。今から演習を積み重ね、合格に近づきましょう!

 





 

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