「京大地理」指導担当者による受験対策アドバイス(夏編)

Z会の地理担当者が、夏の「京大地理」の学習ポイントをご紹介。合格から逆算した「この夏の目標」「この夏にやるべきこと」を解説します。

Z会からのメッセージ

地理の学習が十分に進んでいない人も多いと思います。今年の夏は、勉強の優先順位をつけて、密度濃く、学習を進めましょう。

この夏の目標 -京大地理攻略のために-

京大即応型の模試を受ける!

まず、夏の目標を「京大即応型の模試を受ける!」ことにおいてみましょう。

駿台とZ会の共同開催の京大入試実戦模試が、8月にあります。タイミング的にも夏の勉強の成果をはかるのにうってつけです。もちろん、大学名を冠した「冠模試」が様々開催されていますので、その大学を志望している人は、積極的に受験しましょう。

 

この夏にやるべき「京大地理」受験対策

1)模試を受験するまでに、未習範囲をなくそう

京大の地理は教科書の全範囲が対象になると推察されます。未習範囲がある人は、模試を受験するまでに勉強しておくことを強くおすすめします。

「やってないからわからなかった」という言い訳をしないためにも「一周しておくこと」が大切です。一通り学習した状態で模試を受験すれば、「苦手」や「勉強が不十分な箇所」が明らかになって、秋以降の学習計画が立てやすくなります。

では、未習範囲をなくすにはどうしたらよいでしょう。教科書や参考書を最初から読みますか?
京大地理は、教科書の内容がそのまま問題として出題されることは稀です。教科書や参考書の太字語句を完璧に押さえていても、京大地理の問題は解けないのが難しいところです。

既にZ会で地理の本科をご受講中の方は、今までのカリキュラム学習の「要点学習」や入試演習の「添削問題の導入」をざっと読み返してみましょう。また、取り組んでいない添削問題があったら、提出しましょう。わからないところがあったら、映像授業を見て、知識を深めましょう。必須な知識を出題されやすい形で押さえられます。

 

2)模試を受ける前に、過去問を1年分解く

京大地理の資料問題は、表・図中で伏せられた国名や指標などを判定させ、その判定をもとに論述を書く、という芋づる形式が頻出です。資料の分量も多いので、資料読解を素早く的確に行うことが、京大地理攻略のカギといえます。そう言われても、ピンと来ませんよね。ですから、京大の過去問を1年分解く!のです。

模試を受ける前に、京大地理の過去問を1年分解いて「こんな問題が出る」ことがわかれば、夏の段階の目標はクリアです。今はまだ、解答時間や点数は気にしなくて構いません。

時間に余裕があれば、問題集などを使って、様々な形式・分野の資料問題に当たり、資料問題の読解力をさらに鍛えていきましょう。

 

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