執筆者：石井謙一（Ｚ会進学教室 大宮教室長／数学科）
記事更新日：2022年06月14日
【シリーズ 合格体験記の表と裏】①「受かることじゃなくて上位で受かることを目指そうね」
こんにちは。Z会進学教室大宮教室で教室長をしている石井です。今回はＺ会大宮教室を卒業した生徒の合格体験記を皆様にご紹介します。合格体験記を書いてくれた生徒がどんな生徒だったのか、皆さんも知りたいですよね。この連載シリーズでは合格体験記の「表と裏」ということで、実際に書いてくれた生徒のＺ会進学教室での様子など、当時を振り返ってのエピソードなどをあわせてお話ししたいと思います。
今回ご紹介する生徒は筑波大学附属高校、栄東高校、県立浦和第一女子高校に合格し、浦和第一女子高校に進学しました。まずは彼女の合格体験記を見てみましょう。
Ｚ会だったから…
私は志望校が決まった中2の10月にZ会に入りました。予想以上のレベルの高さに刺激されて勉強に身が入り、順調に成績を上げていくことができました。
しかし、そんな矢先、中3の夏にいきなり成績が急降下しました。なぜそうなったのか分からず、とても不安だったことを覚えています。もともと苦手だった数学が冗談のようにできなくなり、得意で好きだった英語でさえ、点数が下がっていきました。その時、焦りながらも意識するようになったのは「授業を完璧にする」ということです。私は授業が土日だったため、復習の時間が連続５日間もありました。それまでは色々な問題に触れることを重視し、どちらかというと浅く広く復習していましたが、あまり手を広げすぎずに授業で習ったことや授業で間違えた問題は確実に自分のものにする、という姿勢でじっくりと復習に向き合い始めると、時間はかかりましたが、少しずつ調子を取り戻すことができました。
また、私にとってこの時期大きかったのは、先生方の存在でした。先生方は成績が悪くなった時も、一度も厳しい言葉をかけずに普段通り接し、私に全てを任せてくださいました。受験の相談をしに行った時も、具体的なアドバイスと私の自信になるような言葉ばかりくださいました。そのおかげで挫けそうになっても、なんとかやってくることができました。本当に感謝してもしきれません。
Ｚ会に通っていた時、常に大切にしていた言葉があります。「受かることじゃなくて上位で受かることを目指そうね」受かれば良いと考えていた私に入会初日、石井先生がくださった言葉です。この言葉が大きなモチベーションをくれました。Ｚ会は合格だけでなく、その先の私に寄り添った考え方をいつだってしてくれました。Ｚ会だったから、私は幸せな受験生になれたと思っています。
教室スタッフからの、エピソード
中２の2学期中ごろに志望校が決まり、入会したこの子は、とにかく根性があった。遠方からの通会のためいろいろと大変であったと思うが、欠席や振り替えもほとんどなく、集中力は物凄くまるで修行僧のように取り組んでいた。勉強が好きなのであろうか、しかし、そこに我慢や辛さや悲壮感のようなものを微塵も感じさせず、むしろ楽しく学習しているようであった。習い事や部活も3つ４つ？やっていたのではないかな。確か硬式テニスも週5日くらいやっていたと記憶しております。その他、ピアノや英会話や書道でしたかね？また、受験期には、ダンスをしたり、歌を歌ったり気分転換を上手に図っておりましたね。
国立の筑附に受かった時、直接電話をくれました。その時の声が今までに聞いたことのないような喜びと幸せと感激に満ち満ちたものでした。今でもしっかり耳に残っています…ああ、国立行くんだな～と思ったら、初志貫徹、入会してからずっと憧れていた浦和一女に進学しました、驚きました。一女に上位で合格し、そして在籍している今でも部活に学校行事に勉強に真剣に取り組み日々忙しくもあり、充実した日々をお送りでしょう、私は確信しております。Ｚ会大宮教室の誇りです。これからも自分の大きな夢に向かって頑張ってください！ず～っと応援しています…
埼玉県内に３教室！「Ｚ会進学教室」新入会受付中！
Z会進学教室は埼玉県内に３教室、大宮・南浦和・川越で開講しています！ 実際の受講は自宅でできる、オンラインでの講座もございます。 入会前のご相談は教室窓口やお電話にて随時承っております。ぜひ「Ｚ会の教室」をご活用ください。
この記事の著者
石井謙一（いしい・けんいち）
Ｚ会大宮教室長として長年埼玉県の中学生に数学を指導する。自身は中学の時は数学が大好きだった。高校へ入ると数学の授業は大嫌いになる、授業がつまらなかったから。指導する先生の存在は大きい。でも、数学は愛していた。数学が苦手な生徒の気持ちがよくわかるという。Z会の生徒はほんとによく勉強するし、生徒から教わることもたくさんあるとか…。これからも生徒と一緒に数楽していきたい。
