20年度東大・医学部 合格者インタビュー8

弘前大学 医学部医学科合格

S.Tさん 県立高校卒

「プレアデスの添削指導では、現役医学部講師だからこそのリアルさが感じられたところがとてもよかった

プレアデスの本科受講生として通塾していただき、見事に弘前大学医学部医学科の合格を勝ち取ったS.Tさんと、S.Tさんの授業を担当した杉村講師に、プレアデスでの学習や受験を終えた現時点での心境などについて、思ったこと、感じたことを率直に伺いました。2020年3月、医学部合格者の喜びの声をお届けしたいと思います。

 

合格おめでとうございます。まずは今の心境を教えてください。

S.Tさん:受験するときは緊張しましたが、いつもどおりで大丈夫だと思っていました。合格したことで、周りの皆さんが喜んでくれていることが嬉しいです。

杉村講師:合格してくれて、本当に嬉しいです。将来、同じ医師として働けることが今から楽しみですね。

国立大学医学部を志望された理由を教えてください。
S.Tさん:国立を志望したのは、学費が私立大に比べて安いからです。下に兄弟が2人いて、まだ志望も決まっているわけではないので…。
医学部を志望した理由は、中学生の時に入院したときに、身近に医師と接したのがきっかけです。病気を治すことはもちろん、私の心のケアもしてくださったことに感動して、将来は私もそのような医師になりたいと思いました。

プレアデスで受講しようと思ったきっかけや理由を教えてください。
S.Tさん:一対一で指導してくださるからです。授業中にその場で質問できますし、授業中の会話が印象に残りやすかったので、入試本番では授業中に講師の方がおっしゃっていたことが思い出しやすかったです。

プレアデスの雰囲気はどうですか?
S.Tさん:アットホームな雰囲気でした。プレアデスは周りの圧迫感がなかったため、周りの人たちの目を気にすることなく、自分のペースで自習をすすめられやすかったと思います。

プレアデスに期待していたものは何ですか?
S.Tさん:授業中にその場で質問ができることと、添削指導です。特に添削指導では、他の予備校の講師とは違い、受験を直近で経験した現役医学部講師だからこそのリアルさが感じられたところが、役に立ったと思います。

お互いの最初の印象を教えてください。
S.Tさん:杉村講師は上品で優しそうな感じでした。
杉村講師:ノートが丁寧にまとめられていました。また、質問が結構多く、わかっていることと、わかっていないことの区別が、自分でよく理解できている感じでした。

プレアデスでの受講当初、医学部合格を目指すうえで、課題となっていたことは何ですか?
S.Tさん:記述力と勉強法ですね。たとえば、記述に関しては、自分では伝わると思っていたことが、相手には伝わっていないことが多かったです。また、勉強法に関しては、自分のやり方に固執しがちなところがありました。

杉村講師:計画を立てて、実際やってみても、その勉強量をこなせないことがよくありましたね。

初めて杉村講師の授業を受けたときの印象はどうでしたか?
S.Tさん:大学によって求められている答案内容が異なる中で、答え方の戦略を持たずに、解答を進めることが多かったのですが、杉村講師は問われている箇所を1つ1つ明確にしてくださるなど、答え方のアドバイスを丁寧にしてくれました。授業で杉村講師がおっしゃったことを思い出しながら演習することで、何も考えずに答案を埋める癖を克服することができました。

杉村講師の指導や授業についての感想を(率直に)教えてください。
S.Tさん:私の性格を把握した上で、指導してくださっている感じがしました。たとえば、直前期には、自分の解答に不安になることが多かったのですが、「迷ったら、書かないよりは書いた方がよい」、「英作文で困ったらこのように書けばよい」などのアドバイスをしてくださいました。実際のところ、今年度の入試では英作文の分量が増えたのですが、そのアドバイスのおかげで、いつもなら不安に思ってしまうところを、「とりあえずでも、なんとかして書き終える」という目標を持って、不安なく取り組めました。

杉村講師の指導や授業についての感想を(率直に)教えてください。
杉村講師:S.Tさんは不安になりがちでしたが、答案を見てみると、実際は解答できていることが多かったです。その点を踏まえて、「入試本番で実力を出し切れるように、不安要素をつぶしておく」ということを意識して指導していました。

プレアデスの授業を受ける上で意識していたことはありますか?
S.Tさん:講師の方々がおっしゃったことを聞き逃さないようにメモしておくことです。また、勉強に対する取り組み方や姿勢を吸収するように意識していました。
数学の伊藤講師は、「勉強が好きなんだな」ということが授業中にひしひしと伝わってきて、尊敬することができましたし、私もそのような態度で学習していこうと思いました。
その他には、自分よりも勉強ができる人の感覚を吸収しようと心がけました。ほかの予備校では、講師の方が解答に至るまでに試行錯誤する様子を見ることはなかなかできないと思いますが、プレアデスの講師の方々はどのように考えて、解答に至ったのかを授業中に繰り広げてくださいました。
たとえば、英語の杉村講師は、選択式の英単語の穴埋め問題においては、品詞を絞ってから選択肢を吟味する姿を数学の伊藤講師は、初見のセンター試験を解く姿を実際に見せてくださいました。
試験中はどの受験生でも絶対に試行錯誤すると思うんですよね。ですから、その解答に至るまでの試行錯誤する姿を間近で見ることができた経験は、とても役に立ったと思います。

戦略面談をどのように活用していましたか?
S.Tさん:今後の学習指針の目安にしました。たとえば、面談では苦手単元の指摘をしてくださり、具体的に何に取り組んで、克服していくことがよいのか、というプランを立てました。

プレアデスに通い始め、成績の変化はありましたか?
S.Tさん:数学では、答案を見ていただく先生に伝わる答案が書けるようになりました。また英語では、大学の傾向に合わせた試験時間の使い方や解答用紙の使い方を習得することができました。

ほかにプレアデスのよかったところはありますか?
S.Tさん:私は東京で一人暮らしをしていたので、悩みや不安があっても相談する相手が身近にいなかったのですが、プレアデスの講師の方々やスタッフの方々はいつでも相談に乗っていただけましたので、そのおかげで心が軽くなり、モチベーションアップにもつなげることができました。また、現役医学部生講師が身近にいたこと自体が、モチベーションアップにつながったと思います。

振り返ってみて、受験生活で大切なことは何だと思いますか?
S.Tさん:生活リズム、継続すること、周りの方々への感謝ですかね。

合格できたポイントは何だと思いますか?
S.Tさん:最後まで諦めなかったことです。
杉村講師:入試問題を分析しつつ、「過去問ノート」を作成し続け、中だるみすることなく1年間頑張り続けられたことですね。

今後の目標を教えてください
S.Tさん:まだ知らないこともたくさんあるので、いろいろな人の考え方に接して、視野を広げていきたいです。

最後に受験生へのメッセージをお願いします。
S.Tさん:後悔しないような勉強をしてください!
受験は何十回もやるものではないので、自分なりによくやったと思えるような勉強をしてほしいと思います。また、合格した人の勉強法を鵜呑みにしないことも大事です。集中可能な持続時間など、性格や気質は人それぞれなのですから、見事に合格を果たした受験生の方々の様々な勉強法の中から、自分に適したものを取捨選択して、自分なりの勉強法を早いうちに確立してほしいと思います。

 

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