21年度東大・医学部 合格者インタビュー2

東京大学 文科二類合格

宇賀神桃子さん 渋谷教育学園渋谷高校卒

合格おめでとうございます。今の心境を教えてください。

宇賀神さん:安心が一番大きいです。そんなに自信がなかったのと、落ちると思っていた方がどっちの結果になっても精神的に良いかなと思っていたので、ずっと落ちると思っていました。それで合格していたので良かったです。

尾谷講師:本当に良かったです。高校1年生の5月から3年間ずっとプレアデスで担当してきたので、責任も感じていました。合格してくれてほっとしています。

黒松講師:僕も安心しました。本当によかったですね。

 

自分のニーズや要望に合った綿密な授業

自分に合った授業を受けたいと思い、プレアデスに。

 

プレアデスで受講しようと思ったきっかけや理由を教えてください。

宇賀神さん:高1の春に東大生がちらしを配っていて、東大入試の講評がもらえると聞いてプレアデスに伺ったのがきっかけです。特に「国語」は大人数の集団形式の授業よりも、1対1の個別指導で添削や質問をするほうが力が伸ばしやすいですし、自分のニーズにあった授業を受けられると思ったのでプレアデスを選びました。

プレアデスの授業に期待していたことは何ですか。

宇賀神さん:元々はプレアデスでは特に「国語」の記述の細かい添削や、読解方法を学べたらいいなと思っていました。高校3年生の時に「数学」もプレアデスで受講しましたが、数学に関しては元々得意科目ではなかったので、本番で大崩れしないくらいの基礎力UPと、東京大学の傾向を踏まえた「解法」や部分点の取り方などを学べたらいいなと思っていました。プレアデスで「日本史」も直前期に追加で受講しましたが、日本史に関しては、東大の場合資料の読み取りが世界史よりも多いので、「初見の問題を見たときにどう考えるか」とか資料文から何を読み取るか、分かりやすく解答する記述の方法などを学べたらいいなと思って受講しました。

 

自分のペースに合わせた丁寧な指導

個別指導の良さを教えてください。

宇賀神さん:国語は1対1の方が、丁寧に文章を読み砕いて、自分の解答へのフィードバックも丁寧にしてくれるので良かったです。

尾谷講師:個別指導は1番効率がいいと思います。人によって苦手な所は違うので、集団授業だとどうしても「一般的にこうするといい」という形式になり、ピンポイントでここを解決すると1番成績が伸びるという所に直接アプローチするのは難しいですが、個別指導であれば個人に合わせて指導することができるのはいいところだと思います。

 

分からないものは残さずにその場で聞く。解ければいいのではなく
「本質的な部分までしっかり理解すること」が大事

プレアデスのどこが1番自分に合っていたと思いますか。

宇賀神さん:1対1で相談をしたときに私に合わせた解決策や対応策をおっしゃってくださったり、私の現状を把握してくださっているので、自分のペースで進められたところが良かったです。1対1だからこそ、分からなかったときはすぐに聞けるので、「分からないものは残さずにその場で聞こう」ということは意識していました。

尾谷講師:その都度質問で止まってくれたり、解説が終わった後も、本文の記述で分からないことがあれば積極的に質問してくれました。宇賀神さんはただ解ければいいのではなく、本質的な部分までしっかり理解してから帰るということを意識して勉強してくれてたと思いますし、それは本当に大切なことですよね。

 

プレアデスの先生に添削を出し続け、授業で繰り返し質問をすることで、東大の合格できるレベルにまで「国語」と「数学」の力を引き上げる

受講当初、東大合格をめざす上で課題となっていたことは何ですか。

宇賀神さん:高1当時は国語は安定してなかったです。良いときはよい、悪いときは悪く、安定していなかったので、安定させたかったです。数学はずっと苦手科目で全体的に悪かったです。

黒松講師:数学は解法自体を覚えることはできていたものの、東大レベルの数学の問題と向き合う際に、自分の中にある解法をどういうタイミングでどう活用すればいいのかという所で、合格レベルに到達するまでにはまだ壁がありましたね。

尾谷講師:国語についても、成績を見ると暗記や基礎は頑張っていましたが、東大の国語は「知識をどう使って、どう考えるか」という論理の深い部分でワンクッションはいるので、そこを対策しなければいけないなという課題意識はありました。

 

それぞれの科目の課題を、どう乗り越えましたか。

宇賀神さん:国語はプレアデスで尾谷先生に3年間本当にたくさんの添削をしてもらったうえで授業で「解答の書き方」や「文章の読み方」を丁寧に教えていただいたおかげで、「論理構造」を追うことを学びました。その結果、文章を俯瞰して見ることが出来たり、構造がすぐに見えるようになったりしたので、点数を安定させることができるようになりました。本当にプレアデスの授業のおかげでした。数学は黒松先生が東大の傾向をしっかり把握していて、東大が求める数学との向き合い方や一つ一つピンポイントでの解法などを教えてくださったので、すごく分かりやすかったし、解答の書き方や部分点の取り方など最後の最後まで点を取る方法を学ぶことができました。

黒松講師:数学の授業では、添削と授業での解説で、東大側がどういう所を見てくるのかという所を特に重視しながら実戦的に教えていきました。

 

授業では常に自ら考えることを意識

指導する上で意識していたことは何ですか。

尾谷講師:授業では講師の立場から宇賀神さんに一方的に話すのではなく、宇賀神さんから「話してもらう」ということを最初からずっと意識していました。入試本番は自分の頭で考えて書かなければいけなません。それを普段から意識して勉強してほしかったので、こちらからは「言う」というよりは、基本的には「聞く」ということをやっていました。最後の方の授業は自分からあまり話さなくても、「どのように考えて、こういうふうに読み取る」ということを全部言ってくれて、何なら自分が参考で作ってきた答案にも「ここはどうなんだ」というような感じで質問してくれて、最後は教えているというより一緒に議論しているような授業だったので、自分で話して考えてもらうというようなことを意識して授業をしていました。

宇賀神さん:プレアデスに入った当初は文章を感覚で読んでいることが多く、雰囲気をつかんで、なんとなく書くということが多かったが、論理的に解説してくださったので、根拠に基づいて解答を作る方法を学ぶことが出来ました。

黒松講師:数学については受験までの残りの期間でできる限り論点を網羅しなければいけなかったのですが、東大の数学の問題は文系にしては難しい問題なので、早く進めなければいけない半面、深い理解をさせなければいけなかったので、宇賀神さんがちゃんとついてきているか確認するということは気を付けていました。

 

様々な東大生講師とコミュニケーションを取ることができるプレアデス

 

プレアデスの雰囲気や好きな所を教えてください。

宇賀神さん:1対1の個別指導で、自分の要望に合わせた授業を受けられるところです。Z会のテキストをはじめ教材なども豊富で過去問などを印刷してくれるのもありがたかったです。教室にいるスタッフの方々が暖かい雰囲気を作ってくれて、アットホームな所も好きでした。また、講師が全員現役の東大生なので、色々な東大生の方々から東大での普段の学校生活の話を聞けたり、講師と年が近い分、緊張せずきさくに話すことができました。講師がそれぞれ東大の色々な学部に通っているので、それぞれの学部の東大生から研究などの話を聞くことができましたし、受験のための受験というよりは東大に入ったあとの様子を想像しながら勉強できて、自分のモチベーションにも繋がりました。尾谷先生が東大に在籍している様々な教授の方と積極的に関わっているお話を聞いて、自分も東大に入ったらそうしたいなと、そして教授と関わることができる環境はやはりいいなと思いました。

尾谷講師:宇賀神さんは担当講師以外の東大生講師からラーニングラボで東大の「後期教養学部」の話を聞いたり、海外に留学していた東大生講師からアドバイスをもらったり、色々な東大生講師と話せていたのもよかったですよね。

 

戦略面談で将来を見据えて、受験当日までの計画を立てることができた

戦略面談で定期的に学習相談

プレアデスの戦略面談に期待していたことは何ですか。

宇賀神さん:月に1回の面談で、全科目の勉強の方針を東大生の先生と一緒に見直したり、定期的に勉強の悩みや相談をできる場があるといいなと思っていて、それができたことが良かったです。

 

戦略面談では「受験当日まで」を意識

戦略面談で意識していたことは何ですか。

尾谷講師:高1から通ってくれてたこともあって、どうしたら受験までのイメージをつかんでもらえるか、高校3年間でどうやったら「無駄なく進めている」という実感を持ってもらえるかというところを意識していました。

 

将来を見据え、そこから逆算して今すべきことを洗い出した

戦略面談をどのように活用しましたか。

宇賀神さん:月に1回今後の見通しを立てられる機会が有ったので受験までにやらなければいけないこと全部を洗い出して、どれくらいのペースで進めなければいけないのかを考えていきました。プレアデスに入ってから戦略面談で定期的に将来を見据えるという習慣ができたので、受験当日までの見通しをもって勉強することが出来たと思います。

 

大学では経済学、行動心理学などを勉強してみたい

最後に夢や目標を教えて下さい。

宇賀神さん:苦しい中でも楽しめるようなことを仕事に出来たらいいなと思っていますが、具体的な分野等は決まっていないので、大学で見つけたいと思っています。今のところは経済学部への進学を検討していますが、大学のオープンキャンパスで行動心理学が面白そうだと感じ、心理学にも興味を持ったので、経済学の中でも特に実学や行動心理学なども勉強できたらいいなと思っています。

 

宇賀神さん、ありがとうございました!

 

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