東京大学 文科三類合格
山下暁子さん 筑波大学附属高校卒
山下さん:まだ合格の実感がわいていません。でも無事に合格できて嬉しかったです。
栗本講師:合格発表まではドキドキしていたのですが、合格していてほっとしました。入試本番で非常によいパフォーマンスができたのだと思いますね。
山下さん:高校1年生の時は第一志望として京大を考えていたのですが、一人暮らしはできないと思いましたので、家から通える東大にしました。また、大学では歴史を研究したいと考えていますが、東大は所蔵している史料等も多いと聞いたので、そのような環境で学びたいと思ったのも理由の一つです。
プレアデスで苦手な数学を克服
通っていた塾が合わず、プレアデスへ
最初にプレアデスに来たのは高3生の春でしたよね。受講しようと思ったきっかけは何ですか?
山下さん:もともとは、映像授業の塾に通っていたのですが、自分にはどうにも合わなかったようで…。その時点で、数学が苦手だったため、集団ではなく個別で指導してもらいたかったからです。また、講師が東大生の方でしたので、勉強法などの質問ができるという点も大きかったですね。
苦手な数学を克服できた授業
プレアデスのどのようなところが自分に合っていたと思いますか?
山下さん:個別授業のため、自分に本当に合ったレベルの授業を受けることができましたし、授業中にその場で質問することもできましたので、苦手な数学の克服につなげられる環境が整っていたところが自分に合っていたのだと思います。
自分に合ったレベルのわかりやすい授業
基本的な力が十分に身についていなかったことが苦手の要因
プレアデスでの受講当初、東大合格を目指すうえで課題になっていたことは何でしたか?
山下さん:とにかく数学ですね。基本的な力がついていなかったと思います。別の塾に通っていたころは、とにかく映像授業を早くこなしていくことだけを目標にしていましたので、いつの間にか、復習がおろそかになってしまっていました。
栗本講師:東大でも、東大だからこそ、標準的な問題を全範囲でおさえることは大事になってきますからね。プレアデスの授業では、最初のうちは基本的な問題を解いてもらうようにしていました。
難しい発想を要する問題も、わかりやすい導入のおかげで克服
山下さん:本当にわかりやすい授業でした。たとえば、過去の東大の問題で難しい発想が必要とされるときには、わかりやすい導入をしてくださったおかげで、自分でもすんなりと問題を解くことができるようになっていきました。
合格するためにはどの程度できているべきかについても指導
栗本講師:数学の問題を解くにあたって、どのように発想すればよいのか、そのためにはどこから手をつければよいのか、そして、どこまでできていれば合格レベルに達しているのかについて伝えることを意識していました。また、本人の反応をうかがいつつ、わかりやすく教えることも意識していましたので、1つの問題の解説に80分かけることもありましたね。
レベルに合わせた宿題設定
栗本講師:基礎レベルの問題を完全に解けるようになることが大事ですので、7月までは本人のレベルに合わせて、東大レベルのテキストではなく、1つレベルを落とした「難関大文系数学」というテキストに取り組んでもらいました。8月以降は、山下さんの分野ごとのレベルに合わせて、さまざまな問題集からピックアップした問題を出題していました。
成績がアップ!
プレアデスに通い始めてから、成績はどのように推移しましたか?
栗本講師:東大型の模試では、夏から秋にかけて大幅に偏差値が上がりましたね。授業中のリアクションや添削答案を見ていても、成績の向上を実感することができていました。
科目指導だけでなく、戦略面談で学習全体をサポート
現状を分析しつつ、受験計画を立案
栗本講師:どの時期までに何をやるべきかを明確に提示するようにしていました。また、模試を受験するたびに模試結果の分析をしたうえで、最終的に合格するためには、今どの科目に重点を置くべきかを示すようにしました。
山下さん:戦略面談で立ててくださった計画をしっかりこなすようにしました。私は計画を立てるのが苦手だったので、科目の多い東大を受験するにあたって大変ありがたかったです。
受験におけるポイント
復習重視の学習が大事
山下さん:繰り返しになってしまいますが、高2生までは他塾でできるだけ早く映像授業を見ることだけに注力していましたが、高3生になってプレアデスに通うようになってからは、復習に重点を置いて、同じ問題でも繰り返し解くように心がけていました。受験生活を終えた今、復習を重視した学習はとても大事なことだと思っていますし、その結果で東大に合格することができたと思っています。
共通テストでの高得点が、メンタル面でよい影響に
山下さん:共通テストで高得点をとれたことだと思います。共通テストでの高得点は、単に入試における得点として有利というだけではなく、共通テスト後や2次試験当日において、メンタル面での余裕も生まれるので、精神衛生上でもよかったと思います。
栗本講師:山下さんはどの科目もムラなく得点できるタイプだった思います。各科目で得点するべきところを着実に得点できたことが合格のポイントだったと言えるでしょう。
さいごに
山下さん:とりあえず、今は大学で歴史を学びたいと思っています。具体的な夢は大学に入ってから探していきたいと思っています。
山下さん:受験勉強をやっているときは結構つらいかもしれません。でも、終わってみると楽しいと思えることもあったように思えますので、楽しみながら勉強をすることが大事なことだと思います。
山下さん、ありがとうございました!