2022年度 東京大学理科一類 合格者インタビュー|Z会東大個別指導教室プレアデス

プレアデスの対話式授業で、記述力と表現力に磨きをかけた。

 

東京大学 理科一類合格

久保田健斗さん 麻布高校卒

 

 

 

 

 

 

予習答案をもとに東大講師と議論して改善点を洗い出し、記述力と表現力に磨きをかけた

– 合格おめでとうございます!合格に向けて、プレアデスをどのように活用したか教えてください。

久保田さん:毎回の授業課題を自分では完璧だと思えるくらいまで予習することを心がけていました。その結果、授業ではさらに考察を深めると同時に、自分では気付かなかった点を指導して頂けました。

黒松講師:久保田さんは、80分の授業に対して4、5時間かけて予習をしてくる生徒さんでした。久保田さんが何を考えて問題を解いたかを答案とノートにつぶさに記して授業に臨んでくれるため、話がどんどん進みました。狙いを持って授業に臨んでくれたことで、予習と授業の良い相乗効果が生まれました。

久保田さん:先生に対して「手を抜いた解答は出せない」という良い緊張感がありました。受験生の夏までは、時間を無制限に設定し、自分が出せる最大限の答案を作るために、何度も原案を推敲しました。

黒松講師:私が担当した国語と英語では、辞書を使って答案を練ってきてもらうよう伝えました。

 

 

 

– なるほど。辞書を使うことは面倒には感じませんでしたか?

久保田さん:黒松先生が、辞書を使う意味と重要性を教えてくれたので、面倒には感じませんでした。まず時間を計って解き、その後に文法書・辞書を使って調べられる範囲については調べ尽くすようにしました。

黒松講師辞書を使うようになり、久保田さんの言葉を正確に理解できる力は目に見えて向上しました。また、生来の知的好奇心と細部へのこだわり、違和感を持つ姿勢がプラスに働いた面もあったと思います。

 

 

– 数学の授業はどう活用していましたか?

久保田さん:予習を完璧にするというところは同じで、解いた問題の「一般論」まで突き詰めるようにしていました。また、授業では長瀬講師が教えてくれる「考え方のポイント」をメモし、後から見直せるように心がけていました。

長瀬講師久保田さんは考えることを楽しめる生徒さんだったので、授業中は、(一方的に教えるというよりも)予習してきた問題から何を学べるかを話し合いました。また、授業で出た「考え方」を活用できる類題を提示し、久保田さんの自習に役立ててもらいました。

 

 

時間無制限の予習とプレアデスでの対話を繰り返した結果、スピードは後からついてきた

 

– プレアデスの対話式授業の成果が現れた点はありましたか?

久保田さん:受験生の夏頃までは、時間制限を設けずに東大の過去問を解いていました。英語の第1問(要約)では、1問に3時間くらいかけるときもありました。しかし、夏まで辞書を使い倒したことで、夏以降は辞書を調べる必要がなくなるくらい知識が定着していました。その結果、夏や秋の冠模試では制限時間内に解ききる力がついていました。

長瀬講師:授業の課題とは別に、自習課題についても添削指導を通してほぼ全てチェックしていました。普段の答案から本番を意識して緊張感をもって作り上げることが大切です。少しでも改善すべき点は全て指摘したつもりです。その結果、直前期には完璧に近い答案を作れるようになっていました。

 

プレアデスの戦略面談では、受講していない科目を含めた全科目の優先順位付けを客観的に分析しバランスよく対策

– プレアデスの戦略面談は、どのように活用していましたか?

久保田さん:受講当初は科目ごとの好き嫌いがあり、気づかないうちに勉強のバランスが悪くなっていました。プレアデスの戦略面談では、受講していない科目を含めた全科目に対して、現状の学習量と成績を客観的に分析しました。

長瀬講師:久保田さんは知的好奇心が旺盛な分、好きな科目(数学・物理など)に突っ走ってしまう傾向がありました。そこで、各科目の学習量を記録してもらい、不足している科目を客観的に浮き彫りにし、意識を向けられるように促しました。

久保田さん:戦略面談を通して全科目の優先順位を整理し、バランスよく対策することができました。以前は苦手な科目に対して、「できないからこそやりたくない」という負のスパイラルに陥ってしまっていましたが、長瀬先生のアドバイスに従ってバランスを改善し、苦手が克服できました。バランスへの意識ができるようになってから、全科目通じて楽しく勉強ができるようになりました。

 

 

 

 

プレアデスのラーニングラボを、質問と議論の場として活用

– 久保田さんは、ほぼ毎日プレアデスのラーニングラボで自習していましたね。

久保田さん:プレアデスが開室している日はできる限り行くようにしていました。授業がない日でも、質問するために行っていた側面が強いです。あとは、他のプレアデス受講生と問題に関して議論することもありました。

黒松講師:プレアデスのラーニングラボは生徒と講師が同じ空間にいます。久保田さんはそれをうまく活用して、講師に質問をしていましたね。

 

 

– 改めて、合格おめでとうございます。最後に、これからの抱負を聞かせてください。

久保田さん:大学では、好きな数学と物理を、授業の枠に囚われずに勉強していきたいです。サークルにも所属し、色々なコミュニティに入りたいと思っています。

長瀬講師:久保田さんは、勉強なり遊びなり、いろいろなことを楽しいと思って、かつなんでもストイックに突き詰めることができる才能があります。ぜひ、自分が楽しいと思うことを突き詰めてください。

黒松講師:久保田さんは、自分で好奇心をもって突き詰めることができます。妥協せずに頭を使い切るということを、これからも大事にしてほしいです。勉強はすればするほど奥深いので、知的好奇心を絶やさずに、もっと賢くなっていってくれればなと思います。

 

 

– ありがとうございました!

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