2022年度 東京大学理科二類 合格体験記|Z会東大個別指導教室プレアデス

プレアデス講師と客観的かつ具体的な計画を立て、部活と両立して受験勉強が進められた!

東京大学 理科二類合格

齋木有悟さん 麻布高校卒

 

 

 

幅広い興味を活かせる東大に惹かれ受験を決意

– 合格おめでとうございます!まずは今の心境を教えてください

齋木さん:嬉しさ2割、安心8割という感じです。落ちたら浪人するつもりでいたことと、合格できるはずと思っていたので、落ちたらどうしようという気持ちの方が強かったので合格を確認した時は安心が大きかったです。

須田講師:中3の頃から担当させていただいている生徒さんなので、非常に感慨深いです。齋木さんはただ東大に入りたいじゃなく、東大でこういう研究がしたいということを具体的にモチベーションとして持っていた生徒さんだったのでプレアデスの教育理念である「東大からの人」を体現してほしいですね。

 

なぜ東大を志望したのですか

齋木さん:面白そうなことが高校で色々と見えてきた時に、生物・物理好きでかつ文系科目も好きだったこともあり、大学入学時点で学部を決めるのはもったいないと思いました。まだ色々と知りたいことがあったので、2年間教養学部でいろいろな勉強ができるところに惹かれました。

 

– 実際にめざすようになったのはいつですか

齋木さん:中学受験以降も勉強する習慣があったので、中学生時代の成績も良く東大を目指せる自覚はありました。高2の春、丁度コロナで学校がなくなって、その頃からみんな受験モードに入り始めることもあり、自分も進学先を真剣に考えるようになりました。

 

納得いくまで講師に質問し、対話を続けることで理解が深まった

 

– プレアデスで受講しようと思ったきっかけを教えてください。

齋木さん:中2の学年末テストの数学がひどい点数で、数学をなんとかしなければならないとなった時に、親が「面白そうじゃないか」と見つけてくれたのがきっかけです。その当時から「理解できるまでくらいつく、そのために教えてくれる」ところがいいなと思っていたので、プレアデスを選びました。

 

– プレアデスの雰囲気はどこが好きですか?

齋木さん:全体的に講師の方も社員さんも話しやすいところが一番大きかったです。プレアデスの「自分の頭で理解できるまでは先に進まない、理解できるまで粘る」ことが好きなので、「なぜ、どうして」を聞いたときに、講師の方がわかるまで付き合ってくれる、聴き続けやすい雰囲気がありがたかったです」

 

– 須田講師にお伺いします、齋木さんはどのような生徒さんでしたか?

須田講師:どこまでわかるのかというところを口に出してくれるので、どこから教えればいいのかが講師に分かりやすかったです。質問ができるというのは、本人が自分のわかるところ・わからないところを分析できていたからだと思います。

 

– 実際に受講してみてどうでしたか?

齋木さん:高校3年間で一番時間をかけたのが数学だったのですが、当初の目標だった計算ミスをなくし、数学力を上げるための、具体的なアプローチを教えてくださいました。また、しやすい目標や計画を立ててくださったので、道に迷わずに勉強ができたと思います

 

– 個別指導を選んだ理由、良さを教えてください。

齋木さん:プレアデスでは勉強に限らず、いろいろなことを相談できるところが良いと思います。例えば生活習慣についても相談することができました。

須田講師:齋木くんの場合は気になった点を他のところで聞ける環境ではありましたが、プレアデスでは聞きたい時にぱっと聞けるかというところ、また1回では対応できない場合などについて、何度もその場で対応できるというところが良かったと思います。また、「次はこういう風にすれば良いのでは?」という次の一歩を相談できる環境であったところも良かったと思います。

 

– プレアデスのどこがご自分に合っていたと思いますか?

齋木さん:わからないところをたくさん質問できるところが良かったです。また、とても具体的な対策を特に直前期に練っていただいたのがありがたかったです。計画を立てるのが良いというのはよく耳にしたのですが、実際に計画を立てられている人は周りではあまり居なかったです。過去問の使い方や計画は、実際に立てるのは難しいのですが、プレアデスではそれをしっかりと立てることができ、勉強がとてもしやすくなったのが良かったです

 

– 須田講師の指導や授業についての感想を教えてください。

齋木さん:高2の前半までは学校の補強のような形で学校の単元に沿って進めてもらっていたのですが、須田先生の授業は学校の授業とは異なった視点で授業を進めていただけたので、より理解が深まったという印象です。高2の後半からは難しめの問題を扱いつつ、数学力を上げていくような授業だったので、わからなかったら自分が「わからなかった」と質問して、わかるまで食いつき続けるような授業をしていただいたので、そういう時は説明の仕方を変えてくださって、理解するのに助かりました。須田先生に厳しいことを言われた記憶はないです(笑)。ちょっとくらい厳しくしていただいた方が何か気づけた気もしますが(笑)。

須田講師:齋木くんは自己分析が基本的にできていたので、時折気付いていなさそうなところにはしつこく指導するようにしていました(笑)。

 

– 須田講師にお伺いします。授業する際に意識していたことを教えてください。

須田講師:基本的に数学は自分で話すより解いてきたものをどのように考えてきたのか、解けたのならどのような論理で解いてきたのかについて対話を心がけていました。何か詰まったことがあればどこで詰まっていたのかなどを確認し、頭の中の整理をするための授業をしていました。宿題や課題について、受験期は自習課題についても具体的に指定していました。部活をやっていた時は、部活も考慮した量を出していました。それ以外の授業で扱う課題については、テキストを使いながら分野はその時々に応じて、目の前でやるべき分野を行ったり来たりしながらやったという感じです。高3の秋くらいから東大の過去問で、解答用紙も使いながら本番を意識して解いてきてもらいました。答案用紙の使い方が変わることで、問題が解ける・解けないに影響が出ることをこれまでの指導で経験してきたので、秋の勉強時点から答案用紙を使ってもらいました。

 

– プレアデスの授業を受ける上で意識していたことはありますか?

齋木さん:プレアデスではわからないことを放置しないということを心がけていました。わからないならわからないということ、そして自分がどう考えてどういう過程を踏んだのかということ、そして解くためにはどうすればいいのかという思考回路を自分から話すようにしていました。

 

具体的に計画を立てることで
勉強時間を最大限確保することにつながった戦略面談

 

高校2年生の春に東大をめざすにあたって、自分の課題となっていたところはどこですか?

齋木さん:やはり、高校時代を通して数学はずっと課題になっていたところではありました。また、高2の間は数学・英語に時間を割かなければならない状況であったので、理科を勉強しなければならないと意識をしながらも、それをやらずに主要科目をやらなければならないところが気になっていました。

 

– 須田講師からみて課題となっていたところを教えてください。

須田講師:3つあった思います。1つ目に東大受験では科目バランスが大事になってくるのですが、高3になってきて物理・化学をやらなければならないとなってきたときに、定期試験と異なって計画が半年単位になり、科目バランスをとるのが難しいだろうなと思っていました。目の前のことに真剣になってしまう生徒さんだったので、周りのところに手が届かない可能性がありました。2つ目に部活と学習の両立を意識する必要があったことです。これを尊重するために、プレアデスの戦略面談で短い時間で効率よく勉強する方法について相談していました。3つ目に、特に高3になってから、計画を具体的に考えるということを普段の授業から意識していました。なんとなく1ヶ月で1冊問題集というだけではなく、次週の授業までにいつ、どれくらいの量をこなすのか、具体的には「この日のこの時間に何年の過去問を解きましょう」ということを決めていました

 

– 須田講師にお伺いします。戦略面談で意識していたことはありますか?

須田講師:計画を立てる際に具体性を意識しました。齋木くんは中学からプレアデスで定期試験の計画を立てる練習をしていたこともあり、計画全体は自分でしっかり立てられる生徒ではあったので、その計画が机上の空論にならないよう、時間を計算しながら、どのように科目を割り当てるのかというところから逆算して短期的な計画の実現可能性についても考えていました。

 

– 戦略面談についてはどのように考えていましたか?

齋木さん:受験は勉強することが多いですし、ゴールから逆算する必要はありますが、それをするのはなかなか難しいです。戦略面談ではその上で、今何をどのくらい勉強すべきかを決めるということを意識していました。戦略面談で計画を決めたら、その通りに時間を無駄にせずに勉強に集中できるような状態に持っていくことを意識していました。またコロナの自粛期間中に乱れていた生活習慣についても話すことができる機会だったと思います。須田先生が今勉強されていることや、受験勉強の先にある東京大学での勉強についても戦略面談でお話しできたこともあり、それがモチベーションにつながりました。

 

– プレアデスに通い始めてからの成績の推移を教えてください。

齋木さん:定期テストの科目の中で数学だけ安定していなかったのですが、時間はかかったものの、高1の秋・冬あたりからは成績が安定するようになったように思います。定期テストに限らない学力という面では、高1の時に受けた駿台模試などはだいぶ悲惨でしたが、高2の共通テスト同日摸試あたりから東大合格をめざして自分の学力を見つめ始めました。そこからは東大模試がE判定からA判定まで推移し、その後の自信につながりました

 

勉強以外の面でもプレアデスに通って変わったことはありますか?

齋木さん:それまではその場その場で勉強していたのですが、コロナの自粛期間を経て、高2の2学期あたりからは、しっかりと先を見据えて勉強できるようになってきました。

 

オンライン授業について教えてください。

齋木さん:自粛期間中と入試直前期に利用しました。直前期はコロナの感染状況が悪化していたことと、当時学校がなく、わざわざ東京に来るのに往復3時間くらいかかってしまうので、通学時間の節約と、家の近くの自習室で勉強して時間を効率に使った方が得策なのではないかと考えたからです。

 

プライドを捨てた客観的な自己分析を元に本番で実力を発揮できた

振り返ってみて受験勉強で大切なことはなんだと思いますか?

齋木さん:難しい質問ではありますが、部活を続けていても高3になったときに、高2で部活を辞めていった同期よりも自分の方が勉強できるようになっていたので、定期テスト前の学習の積み重ねは大きかったのだなと感じました。また、わからないことは徹底的に突き詰めながら、自己分析を行い、具体的な計画を立てることが重要なのではないかと思います。

 

合格できたポイントはなんだと思いますか?

齋木さん:英語を中心に、中学生の時からの蓄積があったことが大きかったように感じます。また、できるだけドライに自分の分析を行い、計画を立てたことだと思います。共通テストに際して、数学を満点取らなければならないと思っても、取れるとは限りません。大事なのは「実際取れるかどうか」であり、その点をしっかりと分析し、個別試験に対してドライに計画を立てられたのが大きかったのではないかと思います。

 

須田講師は齋木くんが合格できたポイントはどのようなところだったと思いますか?

須田講師:本番で自分の実力をしっかりと発揮できたことが一番だと思います。特別なことができたというよりも、本番を意識した勉強を積み重ねられていて、特に直前期に擬似的な本番を体験できていたことで、本番までに最後の調子を合わせにいくことができて、本番の成果につながったのではないかと思います。

 

最後に、今後の目標や夢を教えてください。

齋木さん:今は柔道がしたいのですが、今ここがスタートラインなので、新しく始まることについて全力で楽しみつつ、いろいろなことをできたらと思います。

 

受験生へのメッセージをお願いします

齋木さん:プライドは持ちつつ、捨てましょう。プライドがあったからこそ努力できた部分もあったと思うので直前までは捨てなくてもいいかと思いますが、最後には捨てましょう(笑)

 

– ありがとうございました!

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