2022年度 東京大学文科三類 合格体験記|Z会東大個別指導教室プレアデス

弱点をピンポイントで補強できた授業と、なんでも相談できた戦略面談で志望校合格へ!

 

東京大学 文科三類合格

永易瞭さん 国際基督教大学高等学校卒

 

 

 

 

– 合格おめでとうございます!まずは今の心境を教えてください。

永易さん:まず最初にうれしいです。去年よりあまり手ごたえがなかったので、落ちていると思っていたのですが、合格発表を見てみると自分の番号があったので、うれしいより「え!ある!」ってなりました。3秒くらい考えて合格していることを実感しました。

 

– 黒松講師はいかがですか?

黒松講師:正直めっちゃ嬉しかったです。1年間見てきて、絶対に受かるというわけでもなければ、絶対に落ちるというわけでもなかったので、本当にどっちに転ぶか自分もドキドキしていました。今回しっかり受かってくれたのは本当にうれしかったです。永易さんも言ってくれた通り「本当か!?」という気持ちもあり、うれしい意味で信じられなかったです。

 

まずはじめに、プレアデスを受講しようと思ったきっかけを教えてください。

永易さん:高校2年生の時に、集団塾があまりにも合わな過ぎて、個別指導教室を探していました。高校受験の時も個別指導教室だったので、自分には個別指導教室が合っているのだと思っていました。色々見た結果、個別指導教室の中でプレアデスが自分に合ってそうだなと思い、受講し始めました。

 

– プレアデスの好きなところはどこですか?

永易さん:アットホームなところです。先生との距離が近く、勉強の相談とかがしやすいところが好きです。

 

進度もスピードもとことん自分に合わせてくれる授業が自分にぴったりだった

– プレアデスに期待していたものは何ですか?

永易さん:各科目に対する断片的な手法や知識は入っていましたが、自学習や学校、予備校の集団の授業では「自分で使えるようになる」ことまでは学べなかったので知識の使い方を教えてもらえることを期待していました。

 

– 授業を受けてみて知識を使えるようになりましたか?

永易さん:使えるようになりました。

 

– 個別指導を選んだ理由や個別指導の良さを教えてください。

永易さん:個別指導を選んだ理由は、集団授業が合わなかったのと学校のカリキュラムが特殊すぎて、集団塾に行ってもレベルの低いクラスに入れられて、得られるものが少なかったからです。その反面、個別指導は自分の進度に合わせて自分の足りないところを補えるので、そこがよさだと思います。

 

– 黒松講師はいかがですか?

黒松講師:その生徒がわかってないところを実際に対話しながら、「どこでつまずいているか」を逐一聞きながら拾っていけるところです。止まるべきところは止まって、「ここはもうわかっているから進もうという場合はぱっと進めて」ということができるところです。カリキュラム上、大きな視点から「どういう授業を組み立てるか」という意味でも進度に合わせることができるのですが、授業内でも、実際にスピードを調節して進めるときは進めて、「ここはまだわかっていないから人よりも時間を使おう」と調節できるところが個別指導の良いところだと思います。

 

現役東大生講師だからこそできる授業やマネジメント

– プレアデスのどこが自分に合っていたと思いますか?

永易さん:講師の人と話しやすいところです。授業でのみ接するだけでなく、その他の具体的な勉強のアドバイスをもらえるところがよかったです。自分は気分屋なので、勉強のモチベーションが下がるときがあるのですが、その度に、東大の魅力について話してもらうことがあり、そういうことができるのは東大の先生ならではで、よかったです。行きたい大学の人に教えてもらえると「ちゃんとその人はそれで合格している」という安心感もありよかったです。

 

– お互いの最初の印象を教えてください。

永易さん:授業については、論理的に教えてくれる先生という印象でした。論理的過ぎて、この人が言うことは絶対にあっているなという謎の安心感がありました。

黒松講師:永易さんは解答の合っている、合っていないで一喜一憂してしまう生徒だなという印象がありました。合っていると喜べるのですが、間違っているときにテンションがぐっと下がってしまうところをどうしようかなと思っていました。ただ勉強をしない生徒だという印象は受けなかったです。勉強するという素地自体はあったのでモチベーションにアップダウンはありましたが、不真面目な生徒には見えなかったです。

永易さん:本人はちょっとふざけた生徒だったかもしれないですけどね(笑)

 

「教科書知識」から「受験で使える知識」にするために、プレアデスの授業を活用

– 受講開始当初、東大をめざす上で課題となっていたことは何ですか?

永易さん:高校2年生の時は東大に行くのに何を勉強してよいかわからなかったところです。何の科目が必要なのかもわかっていなかったですし、どのように勉強すればよいかわかってなかったので、根本的に課題しかなかったです。なので「何をすればよいか」というところが最初は課題でした。学校の勉強などもまともにやってこなかったので、自分で勉強するやり方がわからなかったところからスタートしました。

 

– 浪人をしたときに、東大をめざす上で課題となっていたことは何ですか?

永易さん:数学が基礎的なところから抜け落ちていました。全く何もできないわけでもなかったのですが、学校範囲の数学ができていなかったです。受験まで運用する力が課題でした。

 

黒松講師が担当した当初、東大をめざす上で課題となっていたことは何ですか?

黒松講師:知識量の時点で足りないところもちらほらありましたが、それ以上にひとつずつの知識に対しての理解があいまいだったところです。「とりあえず急いで去年の秋以降に勉強した」という実力だったので、理解を深めるところが課題でした。そこに重きを置いて1年間指導してきました。

 

常に上のレベルをめざせるように、細部まで突き詰めた授業

– 黒松講師が授業をする上で心掛けていたことを教えてください。

黒松講師:理解があいまいなまま授業が終わってはまずいと思っていたので、ひとつずつ手抜きはしないで、解説すべきところは突き詰めて、本人が納得するところまで掘り下げて解説することを意識していました。模範解答を作ることもありますが、そういう場合も「これで合っているからOK」ということは一切言わないようにしていました。また、合っているところはもちろん丸を付けますが、ちょっとでもずれているところや怪しいかもしれないところは全部指摘しました。それによって、本人が「この程度でいいのかな」と満足しないように、常にどんどん勉強していかなければいけないのだと、上のレベルを見上げられるように、間違っているところははっきりバツをつけて、その理由も徹底的に説明するという授業を心がけていました。

 

– 宿題の出し方で意識していたことはありますか?

黒松講師:予備校も通われていて、やらなければいけないことも多かったと思うので、プレアデスではたくさん宿題を出すということはしませんでした。授業でもたくさん問題を扱ってしまうと、1問あたりの解説の質が下がってしまうので、問題数は絞って、それに対してじっくり解説する態度で望みました。「授業で扱う範囲内でしか課題は出さない」ということにして、全体的に負担にならない課題の出し方を意識していました。

 

授業時間外の勉強方法も徹底的にマネジメント

– 授業時間外での宿題や指示は出していましたか?

黒松講師:たくさん出していました。戦略面談もやっていたので、「どういう教材をやったほうがいい」とか「全体的なバランスを考えてこの時期にこれやったほうがいいよ」という計画を立てていました。予備校の夏期講習や冬期講習なども永易さんにどれをとるか相談をしてもらって、他塾なども視野に入れながら永易さんに合った一番のプランを組み立てて、その中で教材を決めて、「どれをどのように勉強をして、どのように細かく取り組んでいくか」全科目に指示を出していました。

 

– 授業を受ける上で意識していたことはありますか?

永易さん:せっかく黒松先生の授業を受けるから、ちゃんと宿題をやらなければいけないと思っていました。最初の授業で基本的な考え方を黒松先生から教わるのですが、そのやり方に沿って宿題を解いて、それでもまだ足りないところを授業で補っていました。

 

勉強方法やメンタル面を戦略面談で相談し解消した

– 黒松先生が戦略面談をする上で意識していたことを教えてください。

黒松講師:ヒアリングを意識していて、「どういう不安を持っているか」「どこに苦手を感じているか」逐一聞き出すことを意識していました。自分で勝手に計画を作り上げてしまっても意味がないので、まずは細かくヒアリングすることを大事にしていました。

 

-永易さんは戦略面談をどのように活用していましたか?

永易さん:普段の勉強で「これはどうしたらいいのか」という疑問や予備校の授業で「どういう授業を優先して取るべきか」や「今メンタル的にきついかもしれない」という相談をしていました。

 

– プレアデスに通い始めて以降の成績の推移を教えてください。

永易さん:高校2年生の頃は勉強のモチベーションがなかったのでずっとどん底でした。世界史の一問一答だけはたくさんやっていたのでそれだけはできるようになっていました。現役の秋まではずっとどん底で、そこからモチベーションが上がって伸びていきました。現役の時は東大に受かるレベルではなかったですが、落ちた人としてはそんな悪くない状態になっていました。現役時はつり橋を渡って受験を迎えましたが、今年は鉄骨でできた橋を渡れたと思っています。あやふやな学力ではなくて、ちゃんと固めながら成績を上げて行けました。ずっと下の方をさまよっていましたが、去年の秋~東大受験まで一気に上がって、今年はそれを固めながらさらに成績を上げていきました。

 

– プレアデススタッフのサポートはいかがでしたか?

永易さん:頼んだらなんでもやってくれるし、必要なものはなんでもくれるし、サポートは充実していました。

黒松講師:過去問を準備してくれるし、情報とかもいろいろ出てくるので、そういった面でのサポートは手厚いですよね。

永易さん:急に雑談を吹っ掛けてもちゃんと話してくれます。

 

プレアデスの授業を最後まで信じ、勉強し続けたことが合格に繋がった

振り返ってみて受験勉強で大切なことは何だと思いますか?

永易さん:行きたい大学がなくてもいいから、まず勉強することです。それができるようになったら、勉強をするときに「何を勉強して、これを勉強すると、どういういい結果が得られるのか」を考えることです。去年の僕みたいに目的もなく一問一答を周回することも力はつきますが、それだけでめちゃくちゃ効果が現れたかというとそうでもないので、自分は何を勉強していて、なんでこれをやっているのかを意識しながら勉強することが大切だと思います。

 

– 黒松講師は永易さんが合格できたポイントは何だと思いますか?

黒松講師:ちゃんとカリキュラムを信じて、授業を真面目に取り組んでくれたことだと思います。今年絶対受かるという気持ちが見えて、ひたむきにやることをやる姿勢を崩さなかったところです。宿題をやってこないという日はなかったですし、やってきたときもちゃんと考えて解答を作ってくれていました。また、各科目の最初の授業で教えたことをちゃんと覚えていて、それをちゃんと実践して宿題をやってきてくれて、「言われた通りにする」という心構えを最後まで崩さなかったことが合格までいった一番の大きなポイントだと思います。

 

– 永易さんは合格できたポイントは何だと思いますか?

永易さん:吸収すべきところは吸収して、モチベーションが下がった時も多少は勉強して、勉強をやめなかったことです。

 

– 最後に今後の夢や目標を教えてください

永易さん:最近はあんまり考えていなかったのですが、昨日ポンペイ展に行ったので今は考古学に興味があります。観光も好きで文化にも興味があるので、東大に行ったらそういった分野を勉強したいと思っています。

 

– ありがとうございました!

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