教育&入試トレンドニュース【2020年10月号】

新大学入試を含め、さまざまな教育ニュースを毎月配信する「教育&入試トレンドニュース」10月号です。

 

主なニュース

【総合型選抜(旧AO入試)の出願始まる】

9月15日、2021年春の大学入学に向けた総合型選抜の出願が始まりました。総合型選抜はこれまでのAO入試にあたるものですが、変わったのは名称だけではありません。

AO入試や推薦入試では、「学力不問で書類選考だけで合格できる」と思われてしまうような実施方法も多く、入学後の授業についていけない学生が増えるなどの問題が指摘されてきました。そこで、文部科学省は今年度より、総合型選抜(旧AO入試)および11月から出願が始まる学校推薦型選抜(旧推薦入試)においても、知能・技能を問う試験を課すことを義務づけたのです。具体的には、小論文やプレゼンテーションなどの試験を実施するか、あるいは大学入学共通テストの成績を評価することが求められるようになりました。

総合型選抜(旧AO入試)の出願期間は従来の8月以降から9月以降へ、もともと後ろ倒しされていたのですが、今年に入り新型コロナウイルス感染症の影響でさらに2週間、スタートが遅れました。「学力評価」の義務化に合わせて試験内容が見直されたのに加えて、感染防止対策の観点からさらなる変更がなされたケースも少なくありません。受験されるみなさんは、しっかり試験内容を確認するようにしましょう。

(参考)

▼「高大接続改革」に係る質問と回答(FAQ) (文部科学省)

 

その他ニュース

◆8月25日:立命館大学は衣笠キャンパス(京都市)にある映像学部、びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)にある情報工学部などを、2024年4月に大阪いばらきキャンパスに移転すると発表。この移転を機に、大阪いばらきキャンパスを社会課題解決のための実証実験や価値創造が行われる「ソーシャルコネクティッド・キャンパス」にするとしています。

(参考)
▼キャンパス移転の告知ページ (立命館大学)

 

◆8月28日:文部科学省は2001年に生まれた子どもの状況を追跡する「21世紀出生時縦断調査」の最新調査結果(2019年/18歳時)を公表しました。休日に「3時間以上勉強する」と回答した子どもの割合はこれまでで最多(36.4%)。「6時間以上」も19.2%を占めます。一方、「勉強しない」という回答も30.3%でこちらも過去最多。二極化が進んでいる現状が明らかに。

(参考)
▼21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)第18回調査 (文部科学省)

 

◆8月31日:大学入試センターは来年1月に実施される2021年度大学入学共通テストについて、利用する大学をまとめて公開しました。共通テストの利用校には上智大学、学習院大学などが新たに加わり、今年3月末時点で867校(短期大学を含む)に上っています。ウェブサイトの専用ページには、各大学の入試要項なども直接リンクされています。

(参考)
▼共通テスト利用大学情報 (大学入試センター)

 

◆9月1日:群馬大学は従来の社会情報学部と理工学部情報関連学科を統合して新たに情報学部を設置し、理工学部についてもこれまでの学科を大幅に再編して新しい学部に改組することを目指していましたが、文部科学省はこれを承認。2021年4月から新学部がスタートすることが正式に決まりました。

(参考)
▼「情報学部」及び新生「理工学部」の設置が 文部科学省に承認されました (群馬大学)

 

◆9月2日:イギリスの教育専門誌が公開しているTHE(Times Higher Education)の世界大学ランキングが発表されました。1位のオックスフォード大学、2位のスタンフォード大学以下、10位まで英米の大学が独占。日本の大学では東京大学が36位、京都大学が54位。ちなみにアジアの大学で最高の順位だったのは中国の精華大学(20位)でした。

(参考)
▼世界大学ランキング2021(Times Higher Education)

 

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