冬休みにしておきたい勉強_2016.11

冬休みにしておきたい勉強
これまで学習が順調だった人もそうでない人も、冬休みは過去を振り返るよい機会。

年末年始は冬休み、クリスマス、お正月、とイベント盛りだくさんな季節ですが、街中が浮き足立っても「学習」を欠かすわけにはいきません。多くの中学校では、冬休みにも宿題が出されます。誘惑もイベントも多い冬休みをどのように過ごすべきなのでしょうか。Z会の学習支援担当者より、アドバイスします。

 

◆冬休みに意識しておきたいこと

まず大前提として、「冬休みには思ったほど勉強ができない」ことは認識しておくべきでしょう。約2週間という期間は長いようでいて、夏休みの半分以下に過ぎません。また、年末年始は大掃除や帰省、旅行など、家族での予定も多いものです。学習のための「可処分時間(自由に使える時間))」は意外と少なく、学期中のほうがよほど時間をとれるのかもしれません。そしてクリスマスにお正月、テレビでは特番が目白押しと、気もそぞろになり、結局学習に身が入らないうちに新学期を迎えてしまいます。だからこそ、次のようなことを意識して学習に臨みましょう。

 

◆長期休みだからといって欲張らない

「普段よりも時間がある」と錯覚しがちな冬休み、つい欲張った学習計画を立てていませんか。「冬休みにこれくらいはできるはず」と思うよりも少なめを目標としておきましょう。ただし「時間を減らしたからサボれない」という気持ちは持ってください。短時間に集中して学習する姿勢を身につけるのに、冬休みは最も適しているといってもよいでしょう。

 

◆スモールステップの目標を立てる

「冬休みの宿題を終わらせる」という目標と「冬休みの宿題になっている、国語のワークと数学の問題集と英語のプリントを終わらせる」という目標を比べてみましょう。どちらも同じことを言いたいのかもしれませんが、後者の方が目標の一つひとつが小さく具体的になっています。つまり、達成すべきことが意識しやすい形になっています。目標を意識したほうが学習もはかどりますし、内容も定着しやすいものです。何よりもやり遂げたときの達成感がありますよね。冬休みに限ったことではありませんが、冬休みをきっかけに、スモールステップの目標を立てる学習習慣を取り入れてみましょう。

 

◆新しい世界を見る

思い切って全く取り組んだことのないものに取り組んでみることもオススメです。普段学習している内容に関連して、例えば近所の史実に関係するような旧跡を訪れるのも面白いでしょう。旅行先の文化や歴史を学ぶ機会としてもよいですし、今話題の「プログラミング」を学習し始めるチャンスかもしれません。親戚が集まる機会があれば、年代の違う人との交流を通して自分の将来を考えてみてください。長時間の移動があるのならば、学期中には手を付けられなかった本を読む時間にするのも手です。家族旅行などで「学習ができない」と捉えるのではなく、「普段はできない学習をする機会」と捉え、知的好奇心を刺激するような体験を是非してみてください。

 

◆普段とは異なる切り口で学ぶ

Z会中高一貫コースを受講する中1・中2生には、1月の在会特典として『つながる知識・広がる思考(ウィンタープログラム)』という副教材をお送りします。英語・数学・国語の知識を普段の教材とは異なる角度で扱っており、8月の「サマープログラム」に取り組んだ会員からは、「難しいけど面白かった」という声が届いています。

つながる知識・広がる思考

 

~『つながる知識・広がる思考(サマー・プログラム)』より~

次の説明は、ある英単語について、その成り立ちや起源から説明をしたものです。その単語は何か答えなさい。

この単語は、ギリシア語の「離れた」と、ラテン語由来の「見ること」という意味の英単語を順に組み合わせてできた名詞である。ちなみに、同じくギリシア語の「離れた」 と、ギリシア語の「音」を順に組み合わせると、「電話」という意味の英単語になる。

「離れた」という意味を表す言葉は「tele」であり、「見ること」という意味を表す言葉は「vision」。これを合わせると “television”つまり「テレビ」です。ちなみに「音」という意味を表す言葉は「phone」で、こちらは”telephone”です。ここからさらに深めていくことができ、例えば「tele」に「標的・狙い」といった意味の「scope」をつければ”telescope”つまり「望遠鏡」です。「運ぶ」という意味の「port」をつけると、”teleport”、これを名詞にすれば「テレポーテーション」です。また、「運ばれたものが着く先」と考えて”port”は「港」という意味ですし、「空の」という意味の”air”をつけた”airport”は「空港」ですよね。このように、「暗記するだけ」と思っていた英単語も、じつは背景にはストーリーがひそんでいるのです。

 

◆学習法を定期的に見直す

最適な学習法は「十人十色」です。Aさんにぴったりの学習法でBさんもベストな学習ができるかと言われれば、答えはNoでしょう。もちろん、一人ひとりの学力や生活の状況は年々変化していきます。だからこそ、定期的にいまの学習法が自分にとって最適なのかを見直す必要があります。まもなく新年を迎えるこの季節、今一度学習法を見直して、新しい気持ちで2017年を迎えましょう。

 

Z会の通信教育では、「思考力」「記述力」を鍛える問題を出題します。

 

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