夏休みは英語の力を高めるチャンス!~「聞く」編~_2019.6

2019年6月24日

カテゴリー : 英語4技能の現状と課題

夏休みが近づいてきましたね。部活に学校の宿題に…という方も多そうですが、まとまった時間を作りやすいのもまた事実。積み重ねが大切な英語力の養成に、夏休みはうってつけです。 今回は「聞く」力について、Z会の英語担当よりお伝えします。    

◆リスニングの配点は増加傾向

今年度(2019年)の中学1年生が生まれた頃に、センター試験にリスニングが導入されました。高校入試では、もっと前からリスニングの試験が行われています。したがって、本稿をお読みの皆さんにとっては、「英語の試験と言えば筆記とリスニング」が当たり前かもしれません。 ただ、センター試験の配点が、筆記:リスニングで4:1であったように、メインは筆記で、リスニングは「おまけ」のように捉えられがちだったとも言えます。2021年度からの大学入学共通テスト導入に伴い、この配点は筆記:リスニングで、なんと1:1にまで変化します。 リスニングの配点は、大学入試だけではなく高校入試でも増加傾向ですし、2019年春、中学3年生を対象に行われた全国学力・学習状況調査では、「読む」「書く」「聞く」「話す」の英語4技能を問う試験が、初めて課されました。 また、中学・高校問わず、定期テストはもちろん、日常の単元テストであっても、リスニングテストを課す学校が増えてきています。    

◆リスニングの出題割合などの変更の背景

ここ数年、英語教育全体の早期化、つまり、幼児・小学校低学年のうちに英語学習を開始する方が増える、「低年齢化」が起きています。2018年から小学5・6年生にも、成績のつく英語の授業が課され始めました。 小学校では、まずは文字ではなく、音声を使った導入が中心になるため、最近は中学入学時点で、一昔前の中学2、3年生くらいの音に触れてきていると言えるでしょう。「音で聞いたらわかるんだけど…」といった声や、「1つのまとまった音として認識していたものが、実は2つの単語だった!」といった驚きを、我々スタッフもよく見聞きします。 そんな皆さんの状況に合わせて、中学校や高校でのリスニング力の「問われ方」も変化してきているため、リスニングの出題割合や出題レベルにも影響があるのです。    

◆「聞く」力を高めるために何をすればよいか

では、「聞く」力を伸ばすためにできることは何でしょうか?英語の音声と日本語の音声はだいぶ違いますね。日本語にはない音が英語にはあったり、日本語とは異なり、英語では発話される文の中に強弱(強く発音される単語と、そうでない単語)があったりします。 日常生活の中で、英語を耳にする機会は、確実に増えてきてはいるものの、やはり日本で生活している場合には「意図的に英語を聞く環境を作り出すこと」が必要になります。    

◆「話す」ためにも「聞く」が肝要

最近は、都立高校入試等でのスピーキング試験導入の話が注目を集め、「聞く」を飛び越えて「話す」に焦点が当たりがちです。しかし、英語が話せるようになるためには、まず相手の言っていることを聞いて理解する必要があります。当たり前のことを言っているようですが、意外に、「英語の読み書きはできるけれども、話せない」と言う英語学習者は多く、「聞く」という技能はおろそかにされがちだったりします。 言語を習得するためには、一定量のインプットが絶対的に必要です。自分が聞き取れないものを話したり、読み取れないものを書いたりすることはできませんよね?    

◆培ってきた「耳」を大切に

保護者世代に比べ、今の中高生の皆さんは格段に英語の音に触れる機会が増え、英語を聞き取る「耳」の素地はできています。その「耳」をさらに養っていくために、Z会はさまざまなサービスを用意しています。シーンに合わせて、是非ご活用ください。

●「聞く」力を伸ばすには●
ただ英語を聞き流すだけでは、リスニング力の強化には不十分です。英語を「正しく聞き取る力」と「内容を理解し解答を導く力」が必要です。 Z会では、「聞く」力を伸ばす教材・コースを取り揃えています。ぜひ受講をご検討ください。

 【高1・高2生対象 通信教育・[専科]英語リスニング】
高1では会話を中心とした大学入学共通テスト程度の問題、高2では会話・説明文を加えた難関大の個別試験程度の問題に対応する力の養成をめざす内容になっているので、実践力を鍛えるのに最適です。

【中学生・高校生対象 Asteria】
意欲・達成度にあわせて学年を超えて進められる無学年制カリキュラム。入試だけでなくその先の社会も見据えた学習を行えます。 「聞く」だけでなく、「読む」「書く」「話す」を含めた4技能の学習がまとめて行えます。 ※iPad専用での学習になります

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