高2生向け:冬休みにやっておきたい対策_2020.11
2020年11月24日
カテゴリー : 大学受験

冬休みには、クリスマスやお正月など、楽しいイベントが盛りだくさん!
ですが、浮かれてばかりもいられません。まとまった時間がとれる冬休みは、これまでの学習を振り返る絶好の機会!
また、とくに高2生にとっては、学校の授業中心の学習から、入試を見据えた学習に切り替えるのに最適な時期です。この冬の過ごし方次第で、ライバルに差をつけることができます。
既習範囲の基礎固めを行おう
まとまった時間がとれる冬休みのうちに、これまでに学習した範囲の基礎固めを行いましょう。学校で「習った」だけでは、実は十分には理解できておらず、問題を前にすると手も足も出ない、という事態に陥りがちです。既習範囲についてはさっそく問題演習に取り組んで、「習った」内容を定着させ、問題が「解ける」ようにすることが重要です。
解けない問題に出会ったら、原因を探り、すぐに弱点補強に取り掛かりましょう。苦手分野を残したまま受験学年を迎えると、苦手の対策に時間をとられて、受験勉強が前に進みません。なるべく早いうちに、苦手を克服しておきましょう。
例えば英語だったら、誤答の理由が文法や構文が読み取れないことによるのか、語彙力の不足によるのかによって、これから補強すべきポイントが変わってきます。解けない原因がどこにあるのかを見極めることで、これから重点的に対策すべき所が明らかになり、効率的に弱点の克服をすることができるでしょう。
志望大学を決めよう
大学によって試験方法や入学に際して求められる条件が異なるため、合格の可能性を高めるためには、志望大学に合わせた対策が必要です。今のうちから「今取り組んでいる範囲は、志望大学の入試頻出である」と認識した上で学習を進めることができれば、より効率の高い学習ができます。志望大学が決まったら、大学のWebサイトでアドミッション・ポリシーや募集要項を見てみたり、入試問題に目を通したりして、志望大学について情報収集を始めましょう。
その大学に通いたい! という強い気持ちがあると、学習のモチベーションにもなりますし、同じ目標を持った仲間と切磋琢磨することもできるでしょう。また、目標に向かって頑張る姿は、家族・先生から応援や協力を得ることにつながるかもしれません。受験期に突入する前に、ぜひ自分が進学したい大学について考えてみるとよいでしょう。
入試を見据えた対策を始めよう
難関大をめざす人でも、高2生のうちからやみくもに過去問や入試レベルの問題集に取り組む必要はありません。しかし一方で、入試対策の開始は早ければ早いほど、また、取り組む分量が多ければ多いほど、実力アップにつながります。授業の復習や定期テスト対策中心だった学習計画から、少しずつ入試対策の割合を増やしていきましょう。また、2021年1月にはいよいよ共通テスト本番が実施となります。入試の変化を見極めながら、今からできることを確実に進めることが肝心です。
上述の通り、まずは基礎固めと苦手克服が肝心です。好きな教科・得意な教科の勉強は苦にならないけれど、苦手教科にはなかなか手が付かない…という人も多いと思いますが、実は、難関大の合格者は、どれか特定の教科がよくできているわけではなく、全教科まんべんなく合格点を獲得している傾向にあります。これから行う学習も、全教科バランスよく取り組むことを意識してください。
今やるべきことはこれ!
Z会では、受験勉強を始めるにあたって、高2までに学習した範囲の中から、難関大入試に必出の「ここだけは押さえておきたい」という重要なポイントを厳選した講座「大学受験スタートシリーズ」をご用意しています。
難関大志望者向けには、7日間で重要単元・分野を効率よく復習できる「入試対策スタート講座」を、東大志望者向けには、8日間で東大ならではの問題を攻略できる「東大対策スタート講座」をおすすめします。
いち早く“本格受験モード”へ切り替えて、受験対策の好スタートを切りましょう!
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