第66回 わからないことをそのままにせず、一つひとつ解決していくその姿勢が合格につながった

執筆者:齋藤篤志(Z会進学教室 葛西教室/理科科)
記事更新日:2022年07月29日

【シリーズ 合格体験記の表と裏】④「わからないことをそのままにせず、一つひとつ解決していくその姿勢が合格につながった」

こんにちは。Z会進学教室 前横浜教室長の齋藤です。今回はZ会横浜教室を卒業した生徒の合格体験記を皆様にご紹介します。合格体験記を書いてくれた生徒がどんな生徒だったのか、皆さんも知りたいですよね。この連載シリーズでは合格体験記の「表と裏」ということで、実際に書いてくれた生徒のZ会進学教室での様子など、当時を振り返ってのエピソードなどをあわせてお話ししたいと思います。

今回ご紹介する生徒は桐蔭学園高校、神奈川県立柏陽高校に合格し、県立柏陽高校に進学しました。まずは生徒の合格体験記を見てみましょう。


自分ができること

受験前、私なんかが柏陽高校に行けるんだろうかといつも不安になっていました。それでも、自分ができることは全てやって挑戦しようと思いました。私が一番やったことは、Z会のテキストで間違えたところを繰り返し解くことです。数学の問題はその場では先生の解説で納得していてもしばらく時間を置くとまったくわからないというものが多いということに気付けたのでよかったです。

また、七月頃まで理社の授業をとっていなかったので、授業をとりだしてから自分の理社のできなさに焦りました。自分の中でも理社は危ないと思っていましたが、こんなにできないのかとそこで気付きました。それからは、中学一、二年の復習をしっかりしました。わかっていると思っていたところでも知識が抜けていることに驚きました。

自分で解いてわからないところは、塾の先生や学校の先生をつかまえて、わかるまで説明してもらいました。そのおかげか少しずつ点数が伸びてとても安心しました。

受験当日は、苦手なものをまとめたノートをつくっていたので、それを読んでいました。理科では、直前にチェックしたものが出題されていて自信につながりました。

無事合格したことを知ったときは本当にうれしかったです。自分的に満足できる点数じゃない教科もありましたが、全力で取り組めたと思いました。高校生活も自分らしく楽しみたいです!

教室スタッフからの、エピソード

2年生のはじめから、まずは英数国の3科で、Kコース(公立・私立上位受験コース)に通いはじめました。お住まいが横浜教室から遠く、片道90分近くかけて熱心に通ってくれていました。さぞかし大変だったことと思います。

理社や特色検査の対策が遅れ気味だったので、入試までに仕上がるのか気にかけていました。苦手だった社会が伸びれば、理科がとれなかったりと苦労していました。

ご本人も体験記に書いていますが、秋以降はいろいろな教科の先生のところに質問に行っていたのが今でも印象に残っています。わからないことをそのままにせず、一つひとつ解決していくその姿勢が合格につながったのだと思います。

この記事の著者

齋藤篤志(さいとう・あつし)

Z会横浜教室前教室長、高校受験理科担当チーフ。現在はZ会葛西教室にて勤務。これまで千葉、東京、神奈川で高校受験・私立中学受験・公立一貫中受検の指導経験を持つ。教え込むのではなく、生徒に気づかせる指導を心掛けている

横浜市の学習塾・個別指導塾「Z会横浜教室」

 

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